君のためなら千回でも(下) の商品レビュー
久しぶりの感動巨編。アフガンという地域、子供から大人になるまでの時間、アフガン紛争という背景で、物語は進行する、ある意味、大河ドラマ。だが、これは、アフガンということでなく、どこのだれにでも通じる内容だ。
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贖罪の物語。下巻から一気に話が展開する。罰されない苦しみ、家族に対する愛情、がイスラムという舞台で、過去と現在の対比という形で描かれている。真実が明らかにされる事により、自分を苦しめた過去の理由を知る。その環境の中で、子供ゆえの罪を犯し、その罪を直接的な形で償う事が出来ないと知る...
贖罪の物語。下巻から一気に話が展開する。罰されない苦しみ、家族に対する愛情、がイスラムという舞台で、過去と現在の対比という形で描かれている。真実が明らかにされる事により、自分を苦しめた過去の理由を知る。その環境の中で、子供ゆえの罪を犯し、その罪を直接的な形で償う事が出来ないと知る。イスラムという厳格な文化であるがゆえに、一つ一つの行動の意味が深まっていると感じる。 凧揚げの風景、「君のためなら千回でも」という言葉が頭に残っている。
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海外の小説はあまり読みませんが友人に進められ、映像化された作品という事もあり中古で購入。 最初はなかなか進まなかったんですが後編はもう一気読みに近かったです。 読み終わってから静かに泣きました。
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「上巻」読み終わったらすぐ「下巻」読まなきゃという衝動に。 続きが気になる!! うーん、何とも切ない。考えさせられる本です。 「ゼンダギ・ミグザラ それでも人生は進む」 なんとなく心に残る言葉☆
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映画化もされた、アフガニスタン小説の下巻。 とうとうアフガニスタン入りしたアミールを待ち受ける、今まで知らされていなかった真実の数々と新たな試練。 上巻に続き、面白くもあり、つらくもある。 「それでも人生は続く」という言葉が小説に出てくるけれど、現に、今もアフガンでは多くの人が...
映画化もされた、アフガニスタン小説の下巻。 とうとうアフガニスタン入りしたアミールを待ち受ける、今まで知らされていなかった真実の数々と新たな試練。 上巻に続き、面白くもあり、つらくもある。 「それでも人生は続く」という言葉が小説に出てくるけれど、現に、今もアフガンでは多くの人が不条理に命を落としているという事実を生々しさを持って認識できたのはこの作品のおかげです。 アフガン情勢に興味を持てるという意味では本当に価値のある小説だと思います。 作者のカーレド・ホッセイニ自身がアフガニスタン出身であり、国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使だそうです。
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知り合いの方に進められて読んだ本。上下巻ともに一心に読みました。皆さんにも読んでほしい。本当にいろいろと考えさせられます。 読んでいても辛く切ないシーンがあるので、映画を観るのが辛そうで手が出ません。
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上巻半日で読んで、すぐさま下巻を買いに行った。そして映画の試写会も当てた♪ 一生、思い出深い小説となるだろうなぁ。
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