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君のためなら千回でも(下) ハヤカワepi文庫

カーレドホッセイニ【著】, 佐藤耕士【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2007/12/25
JAN 9784151200441

君のためなら千回でも(下)

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商品レビュー

4.4

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2024/01/11

普段読んだり観たりする世界とかけ離れた物語でインパクトが大きかった、のでまけて?4星 アフガニスタンがメインの場所、という小説は初めて あのあたりは多民族国家のようだけど、支配階級民族と被支配階級民族に大きく分かれる。1989年までソ連による侵略戦争が続いていたらしい、そしてその...

普段読んだり観たりする世界とかけ離れた物語でインパクトが大きかった、のでまけて?4星 アフガニスタンがメインの場所、という小説は初めて あのあたりは多民族国家のようだけど、支配階級民族と被支配階級民族に大きく分かれる。1989年までソ連による侵略戦争が続いていたらしい、そしてそのあとはタリバンによる蹂躙 そのような激動の中で、子供の頃のある行為に決着を、、、という内容 とても印象的でかつ感動的

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2022/09/18

少年時代の葛藤と罪を誠実に描き、読者を物語に勢いよく引き込んだ上巻。そこから間をあけず、私はすぐさまこの下巻を読み始めた。 タリバンや同時多発テロといった、ニュースでよく見た歴史的な出来事が、私自身の血管に流れ込んできて、最後のページまで駆け抜けた。読み終わったときには、私は完全...

少年時代の葛藤と罪を誠実に描き、読者を物語に勢いよく引き込んだ上巻。そこから間をあけず、私はすぐさまこの下巻を読み始めた。 タリバンや同時多発テロといった、ニュースでよく見た歴史的な出来事が、私自身の血管に流れ込んできて、最後のページまで駆け抜けた。読み終わったときには、私は完全にアミールに、ハッサンの友であるアミールになっていた。 現在、2022年9月。 約一年前に、タリバンがアフガニスタンの実権を再び

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2021/09/15

上巻はこちら。 https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4151200436 中東情勢が全くわかっていないので、こちらの小説を読んでいる。 アフガニスタン人により、彼らの価値観と当時の情勢が小説として書かれていると、全体の流れは...

上巻はこちら。 https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4151200436 中東情勢が全くわかっていないので、こちらの小説を読んでいる。 アフガニスタン人により、彼らの価値観と当時の情勢が小説として書かれていると、全体の流れはわかりやすい。 上巻後半でアミールと父のババはアフガニスタンからアメリカに亡命した。その後偉大な父ババは亡くなり、アミールはアフガニスタンから一家で亡命してきた将軍の娘ソラヤと結婚して、作家になっている。 下巻は、1979年のソ連のアフガニスタン侵攻で国を脱出したアミールが、年上の友人ラヒム・ハーンからの電話によりアフガニスタンに戻ったところから始まる。 再会したラヒム・ハーンから、その後のアフガニスタンの様子を聞く。 そしてずっと心に引っかかっていたハッサンのその後を聞く。 ラヒム・ハーンはアミールに告げる。「もう一度やり直す道がある」 アミールはある決意とともに危険極まりないカブールに戻る。 1989年ソ連撤退のあとの、北部同盟やタリバンによる支配、そして年月は流れ2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件とアメリカによるアフガニスタン空爆ごろの時代が書かれる。 1989年にソ連は撤退したが、カブールは北部同盟とタリバンとの勢力争いに巻き込まれる。結局カブールを制圧したのはタリバンだが、最初はカブールでは解放者として喝采を浴びて迎えられたんだそうだ。 カブールに入ったアミールは、タリバンによる暴力支配、公開処刑、子供の人身売買を目撃する。 これは小説なので、極めて危険なカブール侵入も、過去の因縁と再度向き合う形で、アミールの目的は一応は果たされる。 しかし再度アフガニスタンから出たといっても辛酸を嘗め尽くされたアフガニスタン人の心の救いはすぐには果たせない様子も書かれる。 因縁の決着の物語であり、どんなに辛くても未来へ向かおうというもの。 小説のためかなり出来すぎのこともあるし、現実なら死んでるよ…という場面もところどころ。 本書は2003年にアメリカで発行されたが、これを書いている2021年現在はまたしてもタリバンがアフガニスタンに政権樹立した。またアフガニスタン情勢が変わってゆくんですよね。

Posted by ブクログ

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