ホルモー六景 の商品レビュー
鴨川ホルモーの後日談。 というか、一部は、鴨川ホルモーの時と時期がかぶってもいる。 鴨川ホルモーを読んだ流れで、偶然、借りていた本だが、ホルモー読破からすぐに、これを読んだのは大当たり。 「おお!」「あれか!」「うそー!」など、私の頭は忙しかった(笑) その後がかなり気になるもの...
鴨川ホルモーの後日談。 というか、一部は、鴨川ホルモーの時と時期がかぶってもいる。 鴨川ホルモーを読んだ流れで、偶然、借りていた本だが、ホルモー読破からすぐに、これを読んだのは大当たり。 「おお!」「あれか!」「うそー!」など、私の頭は忙しかった(笑) その後がかなり気になるものもある。 黄色はどうした? 東京はどうした? 青龍、白狐があそこなら、玄武、朱雀はどこだ? その後を想像するのもかなり楽しい。
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鴨川ホルモーの続編で恋愛短編もの。「長持の恋」が好きかな。時空を超えた恋愛って素敵。ほっこりして読めてけっこう良かった。
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競技自体からは少し外れた話が多かったですが、この世界で繰り広げられる恋模様にニヤニヤしながら読みました。 といっても全然甘くないしホルモーの雰囲気ですから恋がテーマだということをすっかり忘れて読んでしまう瞬間が多々ありました。 本当に面白かった。
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ホルモーに関連する若者たちの短編。万城目さんの文章によって、何だか不思議に応援したくなった。とても楽しめた。
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「『きゅるる』と鳴く。『きゃあきゃあきゃあ』と囃し立てる。『ぴゅろお』と消える。これがオニである」など、『鴨川ホルモー』にあった秘密(?)が次々に明かされる。一方で「違うの」「違うって何が」「ずるぅうぎぃ、がっちゃあっ…」「は?」「ぼごき、ぐぇぼっ、ぼっ…」という、とても悲しい人...
「『きゅるる』と鳴く。『きゃあきゃあきゃあ』と囃し立てる。『ぴゅろお』と消える。これがオニである」など、『鴨川ホルモー』にあった秘密(?)が次々に明かされる。一方で「違うの」「違うって何が」「ずるぅうぎぃ、がっちゃあっ…」「は?」「ぼごき、ぐぇぼっ、ぼっ…」という、とても悲しい人間模様の描写も心を揺さぶる。そして舞台は東京大手町へ…
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おもしろかった!! でも、楠木さんと阿部のそれからを期待していたんだけど、、、(・_・、) そこは残念だったけど、高村の彼女との出会い「長持の恋」はよかった♡ 高村がすっごくいい人で、二人が付き合うことになったのは、ホルモーの神様のイキなはからいだったのか?とか思って笑 「ロ...
おもしろかった!! でも、楠木さんと阿部のそれからを期待していたんだけど、、、(・_・、) そこは残念だったけど、高村の彼女との出会い「長持の恋」はよかった♡ 高村がすっごくいい人で、二人が付き合うことになったのは、ホルモーの神様のイキなはからいだったのか?とか思って笑 「ローマ風の休日」では、楠木さんのかわいさが×2で伝わってきた♡ 不器用な楠木さんを応援したくなるような話だった。 1番面白かったのは「鴨川(小)ホルモー」 だった笑 あの二人の女の子のインパクトはすごい。最強だと思う。笑
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『鴨川ホルモー』の続編、のようなもの。 相変わらずのくだらなさが、肩の力をふっと抜いてくれる。ばかばかしくて、でもほんのちょっぴり教養も散りばめられていて、なんだか楽しくなってくる。 定子と彰子なんて、古典を思い出して「ぬはっ!」っとなってしまいました。 二人静、上手い...
『鴨川ホルモー』の続編、のようなもの。 相変わらずのくだらなさが、肩の力をふっと抜いてくれる。ばかばかしくて、でもほんのちょっぴり教養も散りばめられていて、なんだか楽しくなってくる。 定子と彰子なんて、古典を思い出して「ぬはっ!」っとなってしまいました。 二人静、上手いなあ。 紫式部、清少納言…平安を代表する二人の女流作家に仕えた、女中の名前。 定子と彰子を「さだこ」と「しょうこ」で使ってくるなんて、となんだか嬉しくなっちゃいました。 梶井基次郎の『檸檬』なんかも、ごく最初の方に「あれれ…?これって梶井基次郎?」「ん?『鼻』なら芥川龍之介だよな」など気づきながら読んでいたので、一層面白かった。 気づいた瞬間の、「あれ、もしかして」っていう淡い期待感って、なんだかすき。 そしてやっぱり、京都の大学に通ってる方々ほんとに羨ましい!!! 名古屋にもホルモーあればいいのに、と思っていたら、今回東京にもホルモーがあったことがこの作品内で判明。 万城目さん、やりよる。おもしろです。 短編集で、時間軸もばらばら。 読後にふわーんと余韻だけ残して終わるこの本。 頭の中で想像だけがふわっと広がって、でも全然嫌な感じじゃなくて、むしろ心地よくて、 つまり、この本も『鴨川ホルモー』同様好きでした。 好きです。だって、くだらないんだもん。 くだらないって、素敵だよ。
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鴨川ホルモーのSpin Off的小説。 梶井基次郎がでてきたり、織田信長の家来や本能寺がでてきたりと京都所縁の人物が時を超えて登場し、面白い。いつか黄龍陣が復活することを期待したい。。。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本編には敵わなかった。 筆者らしい、ばからしい青春エピソードが心地良いが、意外に長持の恋が一番良かった。最後にあるわずかな感動と肩すかし感がたまらない。こんな体験ができるなら、ホルモーに負けてもいいな。。 各大学の面々も、普通に学生やっているんだなぁと思った。 何より、東京にもホルモーがあるとは・・・ 『ありがとう、私を見つけてくれて』
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本編に匹敵する、もしかしたらそれ以上に面白い傑作! サイドストーリーものは大抵ハズレという偏見を持っているので、「本編が面白かったし惰性で読むかー」程度で手に取りましたが、こんなに面白いとは……。 梶井基次郎、新島襄、信長など、歴史ネタを交えつつ更に広がるホラ話に、ドキドキさせら...
本編に匹敵する、もしかしたらそれ以上に面白い傑作! サイドストーリーものは大抵ハズレという偏見を持っているので、「本編が面白かったし惰性で読むかー」程度で手に取りましたが、こんなに面白いとは……。 梶井基次郎、新島襄、信長など、歴史ネタを交えつつ更に広がるホラ話に、ドキドキさせられっぱなし。 梶井基次郎に至っては、思わずwikiで生涯を読んでしまいました(笑) いやー面白かった! ぜひ「鴨川ホルモー」とセット買いを!!
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