1,800円以上の注文で送料無料

大奥(第三巻) の商品レビュー

4.4

65件のお客様レビュー

  1. 5つ

    35

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2026/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2巻では少女だと思っていた家光が、3巻では頼もしくなっており、ますます格好良い。 有功が家光にとって良い支えになっているのかな。もうずっとこの2人を見ていたい。 しかし家光が有功以外の男と子を作らなければならない状況になる。 有功が嫉妬に苦悩し自室を滅茶苦茶にしてしまうシーンは忘れられない。普段は冷静で胆力がある人物だからこそ、衝撃だった。有功よ...!(涙) 家光が「他の男の子を産んでも、私が愛するのは有功だけだ。」と切実に想いを伝えても、有功は悲しみに耐えられず身を引くことになったシーンは悲しくて、様々な試練に耐えた家光が不憫でならなかった。家光よ...(涙) 家光が、子づくりのために用意された男に対して言った、「勘違いするな。私は抱かれるのではない。私がお前を抱くのだ。」というセリフが何故か印象に残った。なんでこんなに格好良く響くのかな?

Posted byブクログ

2024/04/12

大奥第3巻、ついに春日の局が亡くなり、女将軍家光が誕生する。 家光は有功と相思相愛ながら、二人の間には子ができない故に、他の男性と引き合わされる。 徳川家を絶やさないためと割り切っているとはいえ、あまりに切ない。

Posted byブクログ

2023/11/14

この出島へのオランダ商館移転をもって日本の鎖国は完成する その日から有功は家光の寝室に侍る事を禁じられた 所謂一夫多妻の「ハレム」化を進めて大名家の統合を進めれば必然的に残った少数の大名家が所有する領地は広大なものとなり徳川家の脅威となってしまう_そして「家」を存続させる事が士農...

この出島へのオランダ商館移転をもって日本の鎖国は完成する その日から有功は家光の寝室に侍る事を禁じられた 所謂一夫多妻の「ハレム」化を進めて大名家の統合を進めれば必然的に残った少数の大名家が所有する領地は広大なものとなり徳川家の脅威となってしまう_そして「家」を存続させる事が士農工商どの身分に於いても最重要課題であるこの国特有の事情故に_世帯数が極端に減少する(つまり多くの「家」が潰れる)事を意味する一夫多妻化は進まなかったのである その日の夜家光と長子稲葉正勝に見守られながら春日局は六十五歳の生涯を閉じた

Posted byブクログ

2023/05/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ここまでの物語を読んで もう一度一巻から読み直したい気持ちと もっと先を読みたい、これからこの物語が どんな展開を迎えるのかを楽しみたいの気持ちに襲われる どっちも楽しい 少しずつ少しずつ読むからこそ なんどもいきつ戻りつ そして自分の中に生き始めた物語のキャラクタたちが 生き始める面白さ こんな時代はなかったのに どこかでみたことある時間が どこかでみたことある時代が よりこの世界へ突入していきたくなります

Posted byブクログ

2023/02/26

家光との間に子どもができない有功…家光と心中することだけを望んで生きてたのに、家光が母になったことで「自分はもういらないのでは?」ってなっちゃうの辛過ぎる… 家光には有功が不可欠なのに… お楽の方も悪い人じゃなかったのに、姫が生まれてすぐにあんなことになっちゃうとは… 有功と似...

家光との間に子どもができない有功…家光と心中することだけを望んで生きてたのに、家光が母になったことで「自分はもういらないのでは?」ってなっちゃうの辛過ぎる… 家光には有功が不可欠なのに… お楽の方も悪い人じゃなかったのに、姫が生まれてすぐにあんなことになっちゃうとは… 有功と似てる、って理由だけで連れてこられて閉じこめられて、あの最期なのしんどい 有功もお楽の方も家光も、そして春日局でさえもそれぞれの立場や容姿に振り回されて、周りを振り回してきたんだなあ… ラスト、上様が"家光"になることを宣言した時めちゃくちゃ鳥肌立った…!

Posted byブクログ

2023/02/08

春日局は徳川存続ファーストの考え方が頭の中を占め、自民党存続ファーストのアベと同じ古い考えに凝り固まっていたが、最後は自分の間違いに気がついてあの世に旅立って行ったのには何か救われた気分だ。春日局の家臣も家光の意見に賛同し、春日局に意見具申するなど、まだこの頃の政治家は良心を失っ...

春日局は徳川存続ファーストの考え方が頭の中を占め、自民党存続ファーストのアベと同じ古い考えに凝り固まっていたが、最後は自分の間違いに気がついてあの世に旅立って行ったのには何か救われた気分だ。春日局の家臣も家光の意見に賛同し、春日局に意見具申するなど、まだこの頃の政治家は良心を失っていなかったとも言える。有功と家光は歪んだ時代の犠牲者であるが、いずれの世の中でも悲劇の犠牲者は少なからず存在している。これをとても悲しいお話として捉えるよりも、悲しさを乗り越えていく人達の生き様をじっと噛みしめて読んでいきたいと思う。一方、現在では今までアベに歪められてきた10年間を一気に挽回するチャンスが何とか巡ってきた。これまで耐えてきた野党は結束して世論を味方に付け、気弱で行き当たりばったりのウソツキキシダをうまく操作して、国民主権の立場に立った様々な仕組みができればベスト。 <家光をみならえ!最新の政治関連情報> 巷ではLGBT発言・法制化、非正規雇用の問題、少子化問題が一気に噴出しているが、これに対してバラマキで対応するのではなく、社会のシステムを時代に合わせて変えれば解決するものを、未だに自民党の一部の議員が堂々と妨害している。特にLGBTについては自民党の西田だけではなく、アベの子飼い議員や、高市みたいな極右議員らが地下で工作している可能性が高い。また、特に旧統一教会はLGBTを目の敵にしているので、完全に脱会していない議員も影で動いているのは間違いない。ただ、アベが二世に抹殺された今、後ろ盾を失った議員は右往左往し、次の組閣・選挙を目指して改心したものもいれば、未だにアベから脱却できない奴もいる。まあ、こいつらは次の選挙で確実に淘汰されるだろう、国民が忘れなければ。

Posted byブクログ

2022/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ラブラブ上様と成功 だが二人の間には子供は出来ず… 春日局が拾ってきた街のチャラ男、捨蔵と子をなすことに だが捨蔵は頭を打って半身不随、のちに赤面疱瘡で死亡 世の中も赤面疱瘡のせいで女だらけに 春日局の死亡も重なり いよいよ上様が女と明かすことに

Posted byブクログ

2021/11/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

史実をうまく織り交ぜてあり、境目が判然としない作りが面白い。 家光がただ良い人、か弱い人ではなく 強く、ある意味人間らしく、偏ったところもあり 有功もまたひとりの人間という描写が 読んでいて苦しいほどだ。 還俗する前の有功であれば、家光に「我儘」と言うことも なかっただろうし、 彼女の「我儘」を許すこともなかっただろう。 春日局を許す気持ちにはなれないが、 彼女なりの信念があり守りたいものがあったことは理解できる。

Posted byブクログ

2021/03/15

なるほど、なるほど。1巻から2巻で時が戻り、「日没録」の中に入ることになると。この「日没録」という名前も、この世が滅びてしまう危機感があり、それならそれを見ていこうではないかという決意でもあるのだな。1巻1巻刊行時に読んでいたが、こうやって改めて通して読むと改めて作品の凄さに身震...

なるほど、なるほど。1巻から2巻で時が戻り、「日没録」の中に入ることになると。この「日没録」という名前も、この世が滅びてしまう危機感があり、それならそれを見ていこうではないかという決意でもあるのだな。1巻1巻刊行時に読んでいたが、こうやって改めて通して読むと改めて作品の凄さに身震いする。 折角脅して還俗させてまで大奥に入れさせた有功との間に子を生せない家光は、春日局の差し金で別の男をあてがわれる。その、一国の主でさえも生んで次の世継ぎを残す乗り物として存在するのだなあと嘆息するが、そのおかげで江戸時代が安定したのも確か。当時の幕府の決断が面白いようにこの世界の因果にはまってしまうのはどうしたことか。有功はその哀しみを背負いつつ、春日局のあとを受け継ぐことになるのだなあ。ああ、どこまでも悲しいひと。そして家光も、重大な決意をする。腹を決める、ことになるんだな。 そして、

Posted byブクログ

2020/02/17

本巻の読後感を、どう文字にすればいいのか分からない。 あえて言うならば、初めて読んだ手塚治虫「火の鳥」に似た感覚かもしれない。ただ、あんなに「鳥瞰」できる立場にはいられず、まさに目の前で、女と男が、母と父が、その生の感情をぶつけて(閉ざして)生きている。しかし、またそれが「歴史」...

本巻の読後感を、どう文字にすればいいのか分からない。 あえて言うならば、初めて読んだ手塚治虫「火の鳥」に似た感覚かもしれない。ただ、あんなに「鳥瞰」できる立場にはいられず、まさに目の前で、女と男が、母と父が、その生の感情をぶつけて(閉ざして)生きている。しかし、またそれが「歴史」になっているのだ。 1巻で男女逆転世界をいきなり見せられて、2巻でその成り立ちが、そして本巻で実際にそのパラダイムシフトを乗り切った当事者たち(加害者でもあり被害者でもある)が語られる。 世紀に遺る大傑作を、ぼくはいま読んでいる。

Posted byブクログ