大奥(第三巻) の商品レビュー
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「それは戦のない平和な世の中です」 今まで非情に見えていた春日の願い。 そのためにいろんなものを犠牲にしてきた。 お楽の方、お夏の方、お玉の方と歴史通りの側室が現れる。 春日が亡くなって、ようやく「女将軍」が表舞台に出る。
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か弱く憐れな姫君から、堂々とした女性として、母として成長した家光がとても魅力的だった。有功と家光との壮絶な愛欲人生。春日局の死。 今まで読んだ「大奥」で一番読み応えのある巻だと思う。
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読了:2011/2/13 有功と千恵の純愛っぷりがかわいい。 一気に読み進められる。ただし内容は濃い。
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やっと3巻読んだ。二巻では有功に惹かれたけど…三巻でもやっぱり男前。家光は聡明で一途だなあ。続きもぜひ読みたい。
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なか睦まじい家光と有功でしたが、1年経っても子どもができなかったため、春日局の強引な手管で側室は交代、有功は退けられます。 子どもが出来なければ戦乱の世に戻ってしまうからと、家光の感情は無視する春日。世継ぎを生むという役目を果たさなければ、家光自身が生き延びられないと因果を含める...
なか睦まじい家光と有功でしたが、1年経っても子どもができなかったため、春日局の強引な手管で側室は交代、有功は退けられます。 子どもが出来なければ戦乱の世に戻ってしまうからと、家光の感情は無視する春日。世継ぎを生むという役目を果たさなければ、家光自身が生き延びられないと因果を含める有功。新しい側室を抱き、子をなしながら有功を思い続ける家光。 大奥の無用の用に徹しながら、家光を思い続ける有功の「私はあなた様を母にしてさし上げることができなかった」という台詞がどこまでも悲しい3巻です。 政治の道具として子作り子生みをさせられる家光ですが、自分の役割にともなう権力を自覚し、政治家として成長して行きます。赤面疱瘡の再流行で男女の人口比が1:5となった頃、武家が女子相続を正式に認めることとし、自分も女将軍として姿を現すラストシーンは見事、お見事です。
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家光と有巧の恋が切ない。 有巧の子だけを身籠れない家光、父親になれない有巧… それゆえ他の男の子を産まなければならない家光。 知らない人に簡単に男女逆転大奥なんて言って欲しくない 好きな作品です。 2010購入 / 2010.10.30読了
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なんちゅう悲恋じゃあ。 どちらかが不治の病だとか身分違いの恋だとか目じゃない。 しかしその恋のみを描いてない事がこの面白さなんだろうな。
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男女逆転大奥。・・・スゴイ。 いろんな要素を兼ね備えたマンガで、かなり楽しめます。 続き(図書館で借りている。人気コミックなので、予約待ちなのダ)が早く観たい~!
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よしながふみの描く男女逆転大奥第三巻! 私は、ここから本格的にハマりました。 千恵さん(女・家光)が好きです。美しくて、強くて、聡明で、私の好きな主人公の要素をすべて備えている。けれども、彼女は何度も苦界に落ち、女としての自分を踏み躙られていく。それが読んでいて辛いけれども、千恵...
よしながふみの描く男女逆転大奥第三巻! 私は、ここから本格的にハマりました。 千恵さん(女・家光)が好きです。美しくて、強くて、聡明で、私の好きな主人公の要素をすべて備えている。けれども、彼女は何度も苦界に落ち、女としての自分を踏み躙られていく。それが読んでいて辛いけれども、千恵さんの凛とした姿に見入ってしまう。 私は女なのでどうしても千恵さんの苦難にばかり目がいってしまうけれども、彼女の悲恋の相手・有功もまた男性として大変辛い思いをすることになる。 もう二人の関係が辛くて悲しくて、でも目が離せない。 また、現時点(五巻まで読了)から読み返すと、千恵さんと徳子(女・綱吉)の性格や生き方の対比が面白いです。
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やや泥なのにぜんぜん昼メロ的でなくN島的でもなくひたすら読める。 指数関数的に引き込まれるのは歴女だからですか?
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