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お金は銀行に預けるな の商品レビュー

3.9

318件のお客様レビュー

  1. 5つ

    73

  2. 4つ

    128

  3. 3つ

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2009/10/04

・株式は統計的に、素人(個人投資家)からプロへ利益が移っている。調査によると個人投資家が売却した株は1年後に平均11.6%上昇しており、その反面保有している株は5%しか上がらない。 ・負ける理由としては、「資金力」と「情報力」の格差によるところが大きい。 ・が、世界中に膨大の...

・株式は統計的に、素人(個人投資家)からプロへ利益が移っている。調査によると個人投資家が売却した株は1年後に平均11.6%上昇しており、その反面保有している株は5%しか上がらない。 ・負ける理由としては、「資金力」と「情報力」の格差によるところが大きい。 ・が、世界中に膨大の数のプロがいるため株価は常に適正価格に調整され続けるため、例え、プロでも勝ち続けることは至難の技。これを「効率的市場仮説」と言う。(実際アメリカでは、サルに銘柄が記載されたダーツを投げさせて、その結果を元にポートフォリオに組んだところ、プロのファンドマネージャーが組んだポートフォリオの結果よりよかったという実例がある。) ・よって、個人が株式に参加する際は株式のインデックスに連動したノーロド投資信託購入することが賢明。 ・その際には、日本と海外、債権と株式の4パターンで分散投資することでリスク回避を行う。 ・年間リターンとして5%ぐらい得られればよくて、10%は上出来。 ・年率5%でも10年後には資産は1.6倍に膨らむ。 ・個人がたまたま成功した事例を元に、あたかも誰にでも簡単に資産が2倍3倍にできると宣伝しているノウハウには手を出さない。理論的には資産が数倍する方法は立証されていない。

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2009/10/04

金融初心者には相当わかりやすいし、ためになる。覚えることが多すぎてここにはまとめきれない。社会人になって資金が貯まったらもっかい読むべし。

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2009/10/04

【目次】 1.金融リテラシーの必要性 2.金融商品の視点(定期預金・株式・為替・不動産住宅/リート・投資信託・生命保険・コモディティ・デリバティブ 3.実践 4.金融を通じた社会責任の遂行 彼女の経験及び、論文等からそれぞれの金融商品への評価本。 投資信託の運用の仕方が書かれて...

【目次】 1.金融リテラシーの必要性 2.金融商品の視点(定期預金・株式・為替・不動産住宅/リート・投資信託・生命保険・コモディティ・デリバティブ 3.実践 4.金融を通じた社会責任の遂行 彼女の経験及び、論文等からそれぞれの金融商品への評価本。 投資信託の運用の仕方が書かれています。 金融初心にはわかりやすいのではないかと思います。 【気になったところまとめ】 ・分散投資 ・ノーロード、インデックス ?日本株式へのインデックス・ファンド ?日本債権へのインデックス・ファンド ?海外株式へのインデックス・ファンド ?海外債権へのインデックス・ファンド

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2009/10/07

「ウォール街のランダムウォーカー」を読んだことのある人には不要。彼女は金融が本業ですが、勉強法の書籍の方がパワーがありますね。

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2009/10/07

堅実な投資のススメ。銀行がいかにあこぎな商売か良く分かります。ただ,著者の言う通りに皆が幸せになれるのかなぁ。

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2009/10/04

お金に関する知識=金融リテラシーについての基本的な考え方と実践方法が書かれてある。元々、金融知識に関しては、疎いほうではないと思っていたが、いざ自身の資産内容を見つめなおしたときに、利巧と思われる資産運用は出来ておらず、使えない知識に終わってしまっていることに気付かされた。また、...

お金に関する知識=金融リテラシーについての基本的な考え方と実践方法が書かれてある。元々、金融知識に関しては、疎いほうではないと思っていたが、いざ自身の資産内容を見つめなおしたときに、利巧と思われる資産運用は出来ておらず、使えない知識に終わってしまっていることに気付かされた。また、本書では、我が国の労働環境、年金問題、少子高齢化等、日本人の金融リテラシーの観点からこれらの諸問題について論じている。具体的には、日本人の金融リテラシーの「希薄」が、これら諸問題を発生させているということ。日本人は、金融リテラシーがないことから資産形成を勤労所得に依存してしまっており、それが必然的に長時間労働を引き起こしている。そして、長時間労働のために、育児・家事等の時間が確保できないため、少子化などの問題に繋がっており、金融リテラシーを知らないがために悪循環の体系が出来上がってしまっているのだ。これを改善するためには、勤労所得に依存するのではなく、自身の資産を運用することで、資産を増やしていく(=投資)ことが重要なポイントと考えられる。日本が今現在抱えている問題を将来に向かい解決していくためには、金融という観点から施策(金融に関する教育体制)を打っていく必要性があると切に感じた。

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2009/10/04

読了。全体的に金融、投資といったことについて書いてある。どれかひとつを深掘りというよりはどういう商品があるかといったことをつかめる感じ。問題はこれを実践できるかどうか。毎月の積み立ては始めたいなぁ。[2008/1/14]

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2009/10/04

なんで金利ってこんなに安いのか? 確定拠出型年金に変わったが、 それって何やねん? お金の生かし方を学ぶ教科書。

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2009/10/04

著者の勝間さんは、3人のお子さんを育てながら、マッキンゼーやJPモルガンを経て投資顧問として独立され活躍されている、ワーキングマザーのお手本のような方。 この本には、そんな勝間さんからの強いメッセージが込められていました。 それは、 「日本の課題である少子高齢化の解...

著者の勝間さんは、3人のお子さんを育てながら、マッキンゼーやJPモルガンを経て投資顧問として独立され活躍されている、ワーキングマザーのお手本のような方。 この本には、そんな勝間さんからの強いメッセージが込められていました。 それは、 「日本の課題である少子高齢化の解消のために、金融資産の運用方法を覚えて、労働収入以外の収入を得、ワークライフバランスを整えよう(長時間労働を減らそう)」 というもの。 「仕事を要領よくこなし、上手に転職して、高年収を稼ごう」 「BRICsなど新興国向け投資信託で資産額を30%増やそう」 というような短絡的で下心だらけの本が数多く出版される中、まっとうなメッセージだと思います。 内容として特徴的なところは、株式や投資信託以外の各種金融商品を理解するのに必要な知識が丁寧に解説してあるところ。 全230ページ中90ページと、全体の40%がこの金融商品知識の解説に割かれています。 「国債って何?」 「為替ってどうして変動するの?」 「デリバティブってたまに聞くけどどういう意味?」 「生命保険って金融商品なの?」 というような、「株式投資はしたことあるけど、それ以外の金融商品やその投資方法についてはよく分からない」方、投資歴2年未満ぐらいの方に、ちょうどよいレベル感・ボリューム感になっていると思います。 一方で、あまりに 何もせずに銀行にお金を預けているのは、機会損失になる 投資信託で積立てしましょう 住宅のために銀行ローンを組むのはやめましょう と、行動部分をかなり具体的に指南しているのは気になりました。 404 blog not foundで小飼さんが批判されているように、この本で解説されているような知識が上っ面だけでなく自分のものになり、選択肢について情報を自ら集め、その中からどれを選ぶべきか自分で判断できるようになることが本当の「リテラシー」が身に付くということであって、おすすめされたまま投資に手を出すことではないのは、言うまでもありません。

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2009/10/04

当時最年少の19歳で会計士補の資格を獲得、その後外資の金融関連企業を渡り歩きその実力はウォールストリートジャーナルでも取り上げられた勝間女史。 ファイナンシャル関連の書物を読むと通常難解な語句が障害となり読む速度が遅くなりがちなのだが、何故か本書はその様な感触を受けなかった。...

当時最年少の19歳で会計士補の資格を獲得、その後外資の金融関連企業を渡り歩きその実力はウォールストリートジャーナルでも取り上げられた勝間女史。 ファイナンシャル関連の書物を読むと通常難解な語句が障害となり読む速度が遅くなりがちなのだが、何故か本書はその様な感触を受けなかった。 初心者をターゲットとした本にありがちな絵などをふんだんに使っている訳でもなく、内容が非常に平易な訳でもないが、何故かスルスルと読めてしまった。 本書では銀行に預けっぱなしでは無くリスク資産(いわゆる投資)を持ち運用することを薦めている。 著者の目指すところは「ワークライフバランス(仕事と生活の調和)」の整備である。つまり労働による収入と金融からの収入が入るような仕組みづくりを推奨しているのである。 その為に、金融に関する勉強をして知識をつけ自分でリスクを管理出来るようになることが肝要で有ると説いている。 金融商品の特質に関しての説明もあり、また投資実践のための道標もつけてあり、将来的に投資を始める人(特に若者)にとっては良書だと思う。

Posted byブクログ