ダイイング・アイ の商品レビュー
不気味で怖いストーリー
登場人物の誰にも感情移入できないというのも、すごい。交通事故で人を殺めてしまった男性が主人公。過去の事故を何故か忘れてしまっている彼の周りで、次々に人が動きはじめる……。不気味で怖いストーリー。
yui
おすすめ度 ★★★☆☆ オカルト度 ★★★★☆ タイトルの伏線回収が最後に詰まってた。 ちょっとオカルトじみた話で読みやすくて一気読み。
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東野圭吾さんの1998年から1999年の作品。携帯は普及していたが、カメラ付ではないし、ネットもそこまで普及していない年代の作品。 催眠術が賛否両論分かれるところだと思うが、この作品の主題はそこでは無く、瑠璃子(岸中美菜絵)の復讐がメインだと思う。 主人公の雨村慎介への復讐がイマイチ分かりにくいが、罪の意識が薄いため、罪の意識を植え付ける行動をしてたはず。それが何かと言われたら…瑠璃子を妊娠させて…その子を殺すとか?…… 瑠璃子は加害者全員への復讐がおわったので、居なくなったのかな。死んだのか、霊的なもので消えたのか具体的な表記がなかったので、想像にしかならないが。 下手なホラー作品より怖かった。
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人が死んでいく描写がひどく生々しい 交通事故で亡くなる人はとても多いが、無念だし怒り恨みをもって当然 でもその思いを正面から受け止める人がどれだけいるのか 最後は因果応報だが、人の思いの強さがどれだけのものを生むのか考えさせられる作品だった
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再読。ところどころ、読みながら思い出した。 どう復讐をしたいのか、よくわからんかったけど、最高におもしろかった。
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記憶を一部喪失した槇介は、自分が過去に死亡事故を起こしてたことを知らされる。事故の真相を調べ始めるが過去の自分の行動などが思い出せない。いろいろと伏線がきれいに回収されていく。
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少し読み進めて、ああWOWOWで春馬くんが演ったやつだ。。と思い出した。でもどんな結末かは記憶になく、もちろん東野作品、再読であるのだが。。 恋に溺れていく主人公、同時に彼が起こした自動車事故の真相があきらかに。。。 瑠璃子の正体が、マネキン?ロボット??からの結末に恐怖した。。...
少し読み進めて、ああWOWOWで春馬くんが演ったやつだ。。と思い出した。でもどんな結末かは記憶になく、もちろん東野作品、再読であるのだが。。 恋に溺れていく主人公、同時に彼が起こした自動車事故の真相があきらかに。。。 瑠璃子の正体が、マネキン?ロボット??からの結末に恐怖した。。。 にしても、主人公がいい人なのか、そうでもないのか、最後になってもイロイロわからなかった。そういう歪んだ(?)人間らしさ(もう一人の加害者もそうだが)が、東野作品には多かったなあ。 暗い作品。
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最後の方になって、それでこういうタイトルなんだなぁと思った。 東野先生の作品には、いつもあっと驚くところがあって、今回もありました。
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20年以上前の作品とは思えないクオリティだった。 時代を感じたのは、電話番号を番号案内で調べたところぐらい! オカルト要素もあったが、交通事故という身近に起こりうることを発端にしたところが良かった。 主人公が記憶喪失となったため謎が深まり、どんどん読みハマった。 ラストはスピード...
20年以上前の作品とは思えないクオリティだった。 時代を感じたのは、電話番号を番号案内で調べたところぐらい! オカルト要素もあったが、交通事故という身近に起こりうることを発端にしたところが良かった。 主人公が記憶喪失となったため謎が深まり、どんどん読みハマった。 ラストはスピード感もあり、痛快だった。
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何気ない日常で十分に起こり得る交通事故の先にある被害者の無念、遺族の思い。少し現実離れしている設定がありますが話に引き込まれて一気読みしてしまいました。
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