死者のための音楽 の商品レビュー
今回の作品はどれもわかりやすく自分の肌に合った話ばかりだった。 違う作品を読んだ時は意味が分からず次元が違うと思っていただけに構えて読んだから受け入れやすかったのかも知れないが鳥を助けて鶴の恩返しみたい??な恩返しをする話は鳥は善悪が分からず全て願いを叶えるためだけに行動する。鳥...
今回の作品はどれもわかりやすく自分の肌に合った話ばかりだった。 違う作品を読んだ時は意味が分からず次元が違うと思っていただけに構えて読んだから受け入れやすかったのかも知れないが鳥を助けて鶴の恩返しみたい??な恩返しをする話は鳥は善悪が分からず全て願いを叶えるためだけに行動する。鳥肌もののストーリーだった。 分かりやすい異次元の冷えた世界と美しい世界と雰囲気のそんな作品だと思った。
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山白朝子さん単独の本を読むのは初でした。 白髪の上品なおばあさんが優しく語りかけているような不思議な本でした。 中身はホラーなのに。昔話を聞いているような。 ホラーなのに優雅な時が流れているような不思議な感覚でした。 どれも良かったけど、黄金工場がなんとも言えない冷やっと薄寒い、...
山白朝子さん単独の本を読むのは初でした。 白髪の上品なおばあさんが優しく語りかけているような不思議な本でした。 中身はホラーなのに。昔話を聞いているような。 ホラーなのに優雅な時が流れているような不思議な感覚でした。 どれも良かったけど、黄金工場がなんとも言えない冷やっと薄寒い、残暑の今ごろにぴったりな話でした。女って怖っ!
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山白朝子さんの本は美しいです(^^) 今作も白&黒、スピンが黒!死のイメージ… 短編七作で一作が程よい長さですね♪ 静かで独特な文章 まるで子供に読み聞かせするような静かな語り口 ちょっと残酷なお話もありますが(^^;) どれも「死」にまつわる話 ラスト二作はホロっと...
山白朝子さんの本は美しいです(^^) 今作も白&黒、スピンが黒!死のイメージ… 短編七作で一作が程よい長さですね♪ 静かで独特な文章 まるで子供に読み聞かせするような静かな語り口 ちょっと残酷なお話もありますが(^^;) どれも「死」にまつわる話 ラスト二作はホロっときましたね(u_u) 母親と過ごす事が後何年あるのだろうか… できる限りの事をしてやりたいと思う今日この頃 そして娘との時間も大切にしたいな(^ ^) 息子夫婦もまだまだ気になるし… まだまだ死ねぬ…頑張るぞ( ̄▽ ̄)
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グロさや恐ろしさはなかった。 少し怖くて ほんのり悲しい7つの「別れ」の物語。 特に好きだった話。雪との愛を選び、産まれてきた子どもたちの未来を案じる『井戸を下りる』 いつも気丈に振る舞い 決して泣くことのなかった少女が 桜の天井の下で弟を想い涙を流す『鬼物語』 今際の母と娘の往復書簡の形式で語られる『死者のための音楽』 3作とも、悲しみの中で相手の幸せを祈る余韻の残る終わり方がよかった。 なかでも『死者の~』は、ここ数年で急に老いて小さくなってしまった自分の母を重ねてしまったり、また母親目線で自分の娘の成長と重ねてしまったり…。美沙の誕生日にデパートへプレゼントを買いに行くシーンはたまらなかった( ¯꒳¯̥̥ )︎ ✍︎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「ぎゅっと心がつかまれるような、泣きたくなるような、そういう音楽」 読後感もまさにそういう感じだった 山白朝子作品は4冊目かな? どれもカバー、見返し遊び、とびらが凝っていて綺麗!
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なかなか良かった、初めての山白朝子さん。 七話の短編、少し怖い不思議な“日本昔ばなし”に“芥川龍之介”を漂わせたような雰囲気のお話も。 最後の二話、「鳥とファフロッキーズ現象について」と「死者のための音楽」では、涙がポロリ…でした。 「死者のための音楽」は、母と娘の往復書簡のよう...
なかなか良かった、初めての山白朝子さん。 七話の短編、少し怖い不思議な“日本昔ばなし”に“芥川龍之介”を漂わせたような雰囲気のお話も。 最後の二話、「鳥とファフロッキーズ現象について」と「死者のための音楽」では、涙がポロリ…でした。 「死者のための音楽」は、母と娘の往復書簡のような、本心を互いに語りかけるのですが、迂闊にもジ~ンときてしまいました。 私は自分の母親とは折り合いが悪く、もし親子でなかったら知り合いにすらなりたくないと思っています。 なので勝手に、自分と娘とで重ね合わせてジ~ンとしました。 もちろんフィクションでですが、人間が死んでしまう話は平気なのに、動物に攻撃したり虐待する描写は、読むのが辛く苦しいです。 動物が息を引き取るシーンなど読んでしまうと、数時間は心を持っていかれてます。 次の山白朝子さんは、「エムブリヲ〜」です。
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さまざまな時代の人々が体験する生と死。 主に死者の世界や異界のものについてが軸となり、詳細に描写されている。またそれぞれに悲しみや悔しさ、切なさなどのマイナスの感情、救いを求めたり、憧れを持ったり、人とふれあったりするプラスの感情が複雑に絡み合っており、なんとも言えない気持ちに...
さまざまな時代の人々が体験する生と死。 主に死者の世界や異界のものについてが軸となり、詳細に描写されている。またそれぞれに悲しみや悔しさ、切なさなどのマイナスの感情、救いを求めたり、憧れを持ったり、人とふれあったりするプラスの感情が複雑に絡み合っており、なんとも言えない気持ちにさせられる。
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弱い人たちの、ささやかな愛の勝利の物語集でした。 特に表題作は、自分の音楽観とも合い、素晴らしかったです。
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中田名義が『幸せは子猫のかたち』的だとしたら 山白名義は『天帝妖狐』とか『石ノ目』的だろうか。。 何となく逆だと思っていたので驚き。。 オチがどれも、忘れがたい結末になるのだろうなぁ。。。 黄金、が強烈で 鳥、が印象的だった。 長い旅のはじまり 井戸を下りる 黄金工場 未完の像 鬼物語 鳥とファフロッキーズ現象について 死者のための音楽
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乙一のむかし変名で出していた書籍。ホラーということで、怖い話が中心だが、いまいち。最後の二編は乙一さんらしさが出ていて、よかった。
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…おばあちゃん、まるで後を追うみたいだったね。病院で、返事をしないおばあちゃんにむかって、話しかけてたよね。「ねえ、音楽は聞こえてる?」(「死者のための音楽」より)。怪談専門誌『幽』の連載で話題騒然の作家、待望の初単行本。
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