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間宮兄弟 の商品レビュー

3.7

269件のお客様レビュー

  1. 5つ

    51

  2. 4つ

    96

  3. 3つ

    83

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    3

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2009/10/04

07/12 最高。映画が先だったが、忠実に作られていたのがわかる。人物設定がより詳細で「そうだったのか」と改めて知る部分も。

Posted byブクログ

2009/10/04

「世間ずれしている」と言えばそうなってしまう間宮兄弟。だけど、私たちが忘れている大切なものを、彼らは持っている。

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2009/10/04

最近は研究が忙しく、重い文章を読む気になれない… 江國香織を読むと癒されます。 これは珍しく男性が話の主人公。 しかもオタクの兄弟。 毎日を楽しく生きている彼らがうらやましくもあるけれど、実際身近にいたら…ちょっと怖いかも。

Posted byブクログ

2009/10/04

映画の「間宮兄妹」を観て、面白かったので原作も読んでみたくなり、購入。独身30代のオタクな兄弟の話。ドラマチックな展開のない穏やかなゆる〜い小説です。

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2009/10/07

楽しく暮らせるのであれば多少世間から変と思われてもいいではないか、というようなことが本人による解説に書かれている(裏表紙に抜粋もされている)通り、世の中の平均からすると変わっていて他者や社会とうまくやっていくことがちょっと困難な、でも純粋で気の良いふたりの兄弟をとりまくお話。ある...

楽しく暮らせるのであれば多少世間から変と思われてもいいではないか、というようなことが本人による解説に書かれている(裏表紙に抜粋もされている)通り、世の中の平均からすると変わっていて他者や社会とうまくやっていくことがちょっと困難な、でも純粋で気の良いふたりの兄弟をとりまくお話。ある小説に<あらゆることは程度の問題>、という会話が出てきたときは!!!っと思ったのですが、変わっていることも程度の問題で、ひとりひとりを見てみれば、変わってない人は世の中には居ないのかもしれません。あとは<どこらへんがどう変わっているのか>を自分でも良くわかっていて、<世間>に対してそれをうまく隠したりお化粧したり面白くプレゼンしたりという技術が優れているか、ということかも。

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2009/10/04

酔っ払って弟に「たしけてくれー」とお願いしちゃう兄。 コーヒー牛乳を愛飲する弟。 ジグソーパズルを「おもしろ地獄」と呼ぶ兄弟。 友達にはなれないけどちょっとのぞいていたい。

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2009/10/04

ディティールはとても江國文体だと思う。 パーツは一文が紡ぐ空気とか、ちょっとしたものの描写とか、すごく今までの江國さんなのに。 でもなんか、やっぱりすごく全体の空気がいつもとどこか違う印象。 男性ふたりの兄弟を描くからというそれだけでこんなに違うものなんだろうか? それでもやっぱ...

ディティールはとても江國文体だと思う。 パーツは一文が紡ぐ空気とか、ちょっとしたものの描写とか、すごく今までの江國さんなのに。 でもなんか、やっぱりすごく全体の空気がいつもとどこか違う印象。 男性ふたりの兄弟を描くからというそれだけでこんなに違うものなんだろうか? それでもやっぱりすきなんだけどこの空気。 個人的には、最初はまったく思わなかったのに、夕美ちゃんが好き。 「これはアイじゃないよ」このシーンが好き。 いい意味で、一番自由に呼吸が出来ている子だなあ。

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2023/07/15

今週も淀へ出撃。 先週はスカーレット、今週はメジャー。スカブの子どもが2週連続GⅠ制覇で、世間にはこんな立派な兄妹もあって、という訳でもないですが昨日の晩から今日にかけて「間宮兄弟」読了。 私、江國香織って読んだことなくって、読んだことないのにこう言うのは変なのだけど何となく好き...

今週も淀へ出撃。 先週はスカーレット、今週はメジャー。スカブの子どもが2週連続GⅠ制覇で、世間にはこんな立派な兄妹もあって、という訳でもないですが昨日の晩から今日にかけて「間宮兄弟」読了。 私、江國香織って読んだことなくって、読んだことないのにこう言うのは変なのだけど何となく好きでなく、だけどこの本買ったのは、間宮兄弟ってやつらにちょっと興味があった訳ね。映画で塚地とかやってたし。 読んでみて、細部もしっかりしていて、話としても悪くはないと思った。 …のだけど、“全然恋愛の対象にならないけれどほのぼのとしていい人たちよね”ってところに導かれるのがミエミエで、やっぱし、あんま好きになれなかったですねぇ。

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2009/10/04

 ぱっとしない30代の兄弟「会社員・痩せ体型の兄、明信」「小学校用務員・デブ体型の弟、徹信」の独特な二人暮し模様と、彼らの女性に対する奮闘の日常を描く。江國香織の作品なのに主人公が少し気持ち悪い男性二人……。読み始めてしばらくは落ち着かなかったが、読み進めるにつれて彼ら二人に親近...

 ぱっとしない30代の兄弟「会社員・痩せ体型の兄、明信」「小学校用務員・デブ体型の弟、徹信」の独特な二人暮し模様と、彼らの女性に対する奮闘の日常を描く。江國香織の作品なのに主人公が少し気持ち悪い男性二人……。読み始めてしばらくは落ち着かなかったが、読み進めるにつれて彼ら二人に親近感が湧いてきた。「家」という彼らのシェルターがとても居心地よく感じられる。そういえば、それぞれの家庭の風変わりな家族ルールによって構成される「家の持つ安心感」というのは、同著者の「流しのしたの骨」を読んだときにも共感したことだ。(2007.11)

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