夢見る黄金地球儀 の商品レビュー
大の大人が市に騙されていると知り、意趣返しに、ふるさと創世金で作った黄金地球儀を盗み出そうとするお話。その姿はまるで子供のようで、"少年の夢"といった印象さえ与える。 かつて、バブル期に金塊を買って見世物にした村(盗まれてしまった記憶があるが)があったが、あれ...
大の大人が市に騙されていると知り、意趣返しに、ふるさと創世金で作った黄金地球儀を盗み出そうとするお話。その姿はまるで子供のようで、"少年の夢"といった印象さえ与える。 かつて、バブル期に金塊を買って見世物にした村(盗まれてしまった記憶があるが)があったが、あれは今の金が過去最高値をつけている現在(1g\5,000届きそう)、、、垂涎ものである。 『ナイチンゲールの沈黙』の小夜や、瑞人がちょっとした役で登場する。
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珍しく医療関係から離れたお話。 加工技術など専門的な部分は多少アバウトな部分もあるが、お話なので問題なし。 この作者の本にしてはサラッと読める所が、良い点でもあり悪い点でもある。 ここまで医療関係から離れた話しなら、”ナイチンゲール”を出す必要性があったのだろうか?
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正直イマイチ。後半は段々読みやすくなってくるけど、前半の単調な感じがつまらなくてなかなか読み進まなかった。残念。
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たぶん裏があるんだろーなーと思いながら読んだ。 思っていたよりも色々複雑な裏ではあったけれど、裏だらけだった。 面白かったんだけど、複雑すぎて、私の頭脳では一度では理解できなかった。 それぞれの登場人物と、それぞれの思惑を、何かに書きとめたら、もうちょっと理解出来るのかもしれない...
たぶん裏があるんだろーなーと思いながら読んだ。 思っていたよりも色々複雑な裏ではあったけれど、裏だらけだった。 面白かったんだけど、複雑すぎて、私の頭脳では一度では理解できなかった。 それぞれの登場人物と、それぞれの思惑を、何かに書きとめたら、もうちょっと理解出来るのかもしれない。 海堂尊さんの小説は、それぞれが別個の話でも、登場人物が絡み合っていたりするから、この小説に出てくる人物も、別のお話の中に脇役として登場しているのかな? そんな事を考えると、また別の海堂尊さんの小説を読みたくなってしまう。
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- ネタバレ
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軽く読める感じの海堂作品。 他作品で出てきたキャラも出てきます。 私的には、瑞人君と小夜さんとが元気そうで何より(笑)。 あと、アイちゃんのキャラが好きです。 他作品にも出てこないかな?
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2012/11/03 図書館で見かけたので借りてきましたが入り込めず断念。 バチスタの田口先生っぽいようで何か違う。 後半から盛り上がるのかもしれませんがそこまで乗り切れませんでした。 ちょっと期間をおいてみます。
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昨日買って、すぐに読んじゃいました。 今までの医療サスペンス的な風向きは一切出てきません。 なんか愉快な犯罪小説って感じですね。 でも、ところどころに今までのシリーズで出てきた人がいたり、話の流れが分かればニヤリ、とする部分あり。 たぶん、白鳥さんの影もチラホラ、、、(...
昨日買って、すぐに読んじゃいました。 今までの医療サスペンス的な風向きは一切出てきません。 なんか愉快な犯罪小説って感じですね。 でも、ところどころに今までのシリーズで出てきた人がいたり、話の流れが分かればニヤリ、とする部分あり。 たぶん、白鳥さんの影もチラホラ、、、(笑)。
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海堂 尊 『夢見る黄金地球儀』 (2007年10月・東京創元社) 首都圏の端っこに位置する桜宮市に突如舞い込んだ1億円。その名も「ふるさと創生基金」。 だがその金は黄金をはめ込んだ地球儀に姿を変え、今では寂れた水族館にひっそり置かれて いるだけとなった――はずだった。 が、...
海堂 尊 『夢見る黄金地球儀』 (2007年10月・東京創元社) 首都圏の端っこに位置する桜宮市に突如舞い込んだ1億円。その名も「ふるさと創生基金」。 だがその金は黄金をはめ込んだ地球儀に姿を変え、今では寂れた水族館にひっそり置かれて いるだけとなった――はずだった。 が、ある日を境にトラブル招聘体質の男・平沼平介の日常を一変させる厄介の種へと変貌する。 8年ぶりに現れた悪友が言い放つ。「久しぶり。ところでお前、1億円欲しくない?」 かくして黄金地球儀奪取作戦が始動する。二転三転四転する計画、知らぬ間に迫りくる危機。 平介は相次ぐ難局を乗り越え、黄金を手にすることが出来るのか。 『チーム・バチスタの栄光』の俊英が放つ、驚愕のジェットコースター・ノベル! (東京創元社HPより) プロローグを読んで挫折しかけた小説ってあまり記憶にない・・・。 まず感じたのは文章から漂ってくる読みにくさ。粘着性をもっている「何か」であった。 ほどなくしてその「何か」の正体は判明する。 この小説は主人公、平沼平介の一人称で書かれているのだが、その物言いが正直しんどい。 慣れというのは恐ろしいもので、その生理的嫌悪感も中盤以降は薄れていくのだが、そのハードルを越えるまでが非常に苦痛であった。 腐っても海堂尊、相変わらずキャラの立ち具合は素晴らしいし、プロットも一筋縄ではいかない。 がしかし、海堂さんの小説を読んでいると、どこか根本的なズレを感じるのは私だけだろうか? 小説の面白さをどこに感じるのか? 人間としての魅力をどこに感じるのか? その他ファッションや流行、笑いのセンスまで、海堂さん風に言えば「マリアナ海溝級の溝」を感じてしまうのである。 その如何ともし難い溝がありながらも『チームバチスタの栄光』が傑作たるのは、 海堂さんの良いところが突出して前面に出た作品だからであろう。 魅力的なキャラ作り、構成力が欠点を包み隠していた。 しかし本作に限っては長所<短所となってしまい、センスの無さを露呈してしまっている。 でてくる小道具も、いくらなんでも、という時代錯誤なものもあった。 海堂さんならではの洒落かも知れないが、2013年にポケベルやファミコンはあまりに酷い。 あとは『螺鈿』を読んだときにも感じた「謎をキチンと解決せずにぶん投げる」癖も目についた。 読み込みが浅薄だからかも知れないが、ミステリ好きとしては不満が残る点が多くあった。 さらに言うなら、主人公がピエロっぽい役回りなのはもはや伝統なんだろうか。 ああ、こんなことばかり書いていると気が滅入ってきたのでもう止めにしよう。 そういえば、4Sエージェンシーが登場したときはやはり嬉しかった。 なんだかんだ言ってもバチスタシリーズは読んでしまうのだろうなぁ。 50点(100点満点)。
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☆$$面白く無い。一応桜ノ宮だし、キャラも別設定らしいがどうも・・・。$$著者の良さが生かされていない。無理クリの仕事っぽい(出版社があやしい)。
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いつもの海堂作品とは異なり、医療系のお話は一切なし。 ただし、舞台はチームバチスタシリーズでおなじみの桜宮市、前作「ブラックペアン1988」に、少しだけ話題になった、街の支援金1億円で作られた、黄金地球儀を盗むという話。 「ナイチンゲールの沈黙」に登場した小夜や、両目の手術で視...
いつもの海堂作品とは異なり、医療系のお話は一切なし。 ただし、舞台はチームバチスタシリーズでおなじみの桜宮市、前作「ブラックペアン1988」に、少しだけ話題になった、街の支援金1億円で作られた、黄金地球儀を盗むという話。 「ナイチンゲールの沈黙」に登場した小夜や、両目の手術で視力を失った牧村瑞人が結構重要なキャラとして登場。 物語自体はハチャメチャな感じ、ちょっと無理矢理作りすぎじゃない??っていう感じ。 いつもの海堂作品の方が好きだな。
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