冷たい密室と博士たち の商品レビュー

森博嗣(著者)

2015/01/06

二作目。一作目に比べてぐっとストレートになった感じがします。王道ミステリーとして読める。個人的には最後の動機の解説は無くてもいいかなと思いますがある方が解りよいし、その後やるせなさとか殺人者とそうでない人の溝とかが綺麗に表現はされると思う。気持ち悪さとか座りの悪さ(意図的な)は、前作に比べて少なめ。人によっては物足りないかも知れませんが、時間をかけず読める良作。

2014/12/20

シリーズ2作目で、ドラマでは最初のストーリ。萌絵ちゃんの鬱陶しさはシリーズの後半になるとマシになるような気がする。つまり、この作品ではかなり鬱陶しい。話としてはすごく古典的な密室ものですが、よく考えられてます。

2014/12/07

同作者の「すべてがFになる」とくらべると動機もトリックも極めて納得いくものだった。が、つまらない。繰り返し図面を見ながら読まないとわかりにくい部分もあった。残念。

2014/11/14

ドラマ観てから読んだので、ドキドキ感やや⤵︎。
でも、国枝さんの結婚話は面白かったし、ビール一杯で赤くなる犀川先生を想像するのも楽しかった。

2014/11/12

S&Mシリーズ２作目。

一作目のFはとても無機質な感じがして読むのに時間がかかったのだけれど、今回はそう思ってたのより、人間味があった気がする。
ドラマでこの話の２話分をみたあとだったので、ドラマの映像化と比較しながら再生されてしまったのがとても口惜しい。

ドラマ版のほうは見ているけれど、どうして、あんなに原作に沿わずに映像化したのか不思議でならない。

2014/11/02

2014/11/2読了。
ドラマで見た内容であったが所々差異があった。これはどっちの狙いで差異をつけたのだろうか。
期待していた描写がなく、Fのクライマックス感と比較するといささか地味な印象あり。

2014/10/29

被害者の台詞は1回もなく、動機の供述も最後の数ページだけで一気に書かれている。人が人を殺すに至った背景よりも、どんなトリックで密室殺人が起きたのかについて重きが置かれていると思った。
前作よりも人間臭いエピソードで、こちらの方が好みだった。
専門知識は今回も流し読み程度で大丈夫。事件現場の間取りが少し複雑なので、最初のページの地図を見ながら読むとわかりやすい。
萌絵と犀川教授の掛け合いが可愛い。

2014/10/15

すべてがFになる はサイコな感じだったけど、こちらは動機が人間的。
謎解きにも理系的要素は薄く、ハラハラするシーンもあり、Fより一般受けしそうな感じ。
面白かったけど、Fみたいなのを期待してたのでちょっと残念。

2014/09/23

結局のところ、本当は途中でバレていたはずのトリックが、犯人があまりにもマヌケだったため、警察おろか主人公たちすら見破れなかったという認識でおk？

2014/08/19

犀川のキャラクター、と言うか話し方がこの上なく好き。

密室のトリックもなるほどなるほど…。
動機は少し悲しい…。
切なくなった。

次も早く読みたい。