冷たい密室と博士たち の商品レビュー
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S&Mシリーズ2作目。Gシリーズでは院生の萌絵も、このシリーズでは学部の2年生。今回はトリックや動機がしっかりしていた。随所に散りばめられた森さん哲学が面白い。父の娘を守ろうとする思いが壮絶。
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事件より,それをめぐる人々の日常の言葉が興味深い.つまりは,森氏の考え方が興味深いということなのかな.
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S&Mシリーズの第2作目。 『すべてがFになる』ほどの衝撃とインパクトと爽快感は無いものの、王道のミステリーという感じ。 今作には、建物の見取り図や登場人物のリストが付いており、Fよりも親切だし、推理しやすい作りになっているように思える。 事件の真相よりも、犀川と萌絵のこ...
S&Mシリーズの第2作目。 『すべてがFになる』ほどの衝撃とインパクトと爽快感は無いものの、王道のミステリーという感じ。 今作には、建物の見取り図や登場人物のリストが付いており、Fよりも親切だし、推理しやすい作りになっているように思える。 事件の真相よりも、犀川と萌絵のこそばゆい関係が気になって仕方がない。この先もこんな感じで続くのかなぁと思った。
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前作、「全てがFになる」に魅了されて。 今作はFのような驚愕は感じなかったものの、実に本格的なミステリに仕上がっている。 前作に引き続き、犀川、萌絵のコンビが、今度は大学の低温度実験室で殺人事件に遭遇する。被害者自身も入ることができない完全密室の中で一体なぜ。 もちろん、今...
前作、「全てがFになる」に魅了されて。 今作はFのような驚愕は感じなかったものの、実に本格的なミステリに仕上がっている。 前作に引き続き、犀川、萌絵のコンビが、今度は大学の低温度実験室で殺人事件に遭遇する。被害者自身も入ることができない完全密室の中で一体なぜ。 もちろん、今作も十分に楽しめる作品なのだが、期待が大きかっただけに少し肩すかしを食らったよう。やはり、Fは超絶的な作品であったと改めて感じた。
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2015.09電子書籍で再読。 トリックがパズルみたいで楽しい。 過去に自殺した男性がどうにもヘタレだろ、と思ったけど、まあ一応、その自殺も今回の事件も、動機は怨恨というよりは、研究者としての志を傷つけられたという方が強いのかな、と解釈すればいいのかな。
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図書館より借。 トリックよりも犀川先生の人格のほうがとても気になって読んでしまいます。 トリックもじっくり読めばきっと面白いんだろうなぁ。
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1冊目ほどの衝撃はなかったかな。 しかし、発売当初に読んでたらパソコンの話がほとんどわからなかったであろうと思うと、この10年のパソコン普及(&まがりなりにもパソコン作業している私)ってすごいもんだなと思う。
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久しぶりに読んだミステリー。 文章が非常に読みやすく、人物にも共感しやすい。私は文系だが、サクッと読めた。 ただ、なんでわざわざこんな七面倒臭い殺し方するのかな?という疑問は残る。 ミステリーとして読むのは楽しい。
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二作目。一作目に比べてぐっとストレートになった感じがします。王道ミステリーとして読める。個人的には最後の動機の解説は無くてもいいかなと思いますがある方が解りよいし、その後やるせなさとか殺人者とそうでない人の溝とかが綺麗に表現はされると思う。気持ち悪さとか座りの悪さ(意図的な)は、...
二作目。一作目に比べてぐっとストレートになった感じがします。王道ミステリーとして読める。個人的には最後の動機の解説は無くてもいいかなと思いますがある方が解りよいし、その後やるせなさとか殺人者とそうでない人の溝とかが綺麗に表現はされると思う。気持ち悪さとか座りの悪さ(意図的な)は、前作に比べて少なめ。人によっては物足りないかも知れませんが、時間をかけず読める良作。
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シリーズ2作目で、ドラマでは最初のストーリ。萌絵ちゃんの鬱陶しさはシリーズの後半になるとマシになるような気がする。つまり、この作品ではかなり鬱陶しい。話としてはすごく古典的な密室ものですが、よく考えられてます。
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