十角館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー

綾辻行人【著】

2023/11/03

87年刊行の現代ミステリーの金字塔作品と聞いて読了。孤島、館、連続殺人とミステリーのエッセンスが豊富に散りばめられたミステリー好きにはたまらない良作でした。

2023/11/02

「1行で全てがひっくり返る」ときいて。
噂通りひっくり返っていました。
新装改訂版の改ページも憎い。

「本格ミステリ」の宣伝文句に気が引けてしまい、積読してたけど読み始めたら意外にサクッと読めてしまった。

ラストまでもが犯人の枠組みの中なのが痺れる

2023/11/01

初めての推理小説を読もうと思い、評価の高かったこちらを購入しました。
スラスラと進むお話に魅力的な登場人物が沢山いて面白かったです。個人的にはエラリイが好きです。
しかし、ストーリーは面白く飽きずに読めたのですが、守須は角島にいるヴァンにあだ名を引き継がせていて、角島にいるヴァンと同一人物だとは思わず名台詞「ヴァン・ダインです」のところサラッと読み飛ばしてしまい後悔が残っています。
また、急に守須が千織の恋人だという情報が出てきて読む側としては6人を殺したいほどの殺害動機だったのかなとモヤモヤしてしまいあまり感情移入できませんでした。恋人を殺されたことがないので当たり前かもしれませんが⋯

2023/10/31

叙述トリックが結構面白かった。サクサク読めて読みやすいけど、人物描写と動機がちょっと薄かった。謎解きとして読めば面白いかも

2023/11/13

ストレートに中村青司が犯人な分けがないな、紅二郎も違うだろう、島メンでもないんだろうな。千織を殺されて恨みを持つ人物と言えば…恋人の存在か？
そんな想像をしながら、どこでひっくり返るかハラハラしながら読み進め…
何気ない会話からページをまたぎ、
ここで衝撃の一行。

意表を突かれるとはこのことか…

その後、次々回収される伏線。

恋人予想は合っていて嬉しかった。

エピローグからの、そのままもう一度プロローグ。
全て読んだ後のプロローグの読みやすさ。

これがデビュー作？凄い…

たくさん楽しませてもらいました。

2023/10/31

人が死ぬ話苦手な人にはオススメできないけど、トリック含めてとても面白かった。犯人を予想しながら読んだけど、そう来たか、という結末だった。ミステリーとしても、普通のお話としても面白くて、ミステリーにたまにある、動機が弱いものやトリックに無理があるものとは違う、素敵な作品だった。

2023/10/30

どんでん返しといえば！的にどこでもおすすめされてて確実にランキングに入っているので、読まさせていただきました！
十角館の殺人といえば"一行でひっくり返る"が有名なので、
どこだーどこだー！と読み進めて、絶対騙されないぞという気持ちで色々疑いながら読みましたが、、
案の定、びっくりするくらい鮮やかに
一行でひっくり返されました笑
ミステリー好きな方にはオススメです！
ひっくり返されてほしい

2023/10/30

久しぶりにミステリー小説を読みました。
学生の喫煙や、スマホが無いことや、女性が調理担当など、時代を感じさせるのも逆に新鮮でした。
エピローグを読み終えた後、プロローグを読むと、あぁ〜なるほど！と納得。
他の作品も読んでみたくなりました。

2023/10/30

とても評価が高かったので、ものすごいどんでん返しを期待してしまったが、そこまでの驚きはなかったかな。

ただ、ミステリー小説としてはすごく面白かった！
続きが気になって、ハラハラドキドキしながら最後まで楽しめた。
２つの事件がうまく絡んでいるから、たくさんの推理をしながら少しずつ真相に近づいていくのが面白かったなぁ。
やっぱりミステリーはこうじゃなきゃ、と思わせてくれるし、全く古い感じもなく、いいミステリーは時代を超えて愛されるんだなとなんとなく嬉しくなる小説だった。

星4.5です！

2023/10/29

面白い。久しぶりの推理小説、面白くて1日で読み終わる。

ネタバレになるので詳細は書かないが、読み終わりの満足感がすごかった。もう一度読みたいと思える小説。