十角館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー
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読んでいくうちに2、3回はっ!!?って思わせることがあってどんどん引き込まれていくような感じがした。 ただ、重要な1文だけ知ってしまうとネタバレになってしまう構造になっているところが斬新ですごいなと感じた。 その後の流れはどうせバレて捕まるんだろとかいつも通りの流れを想像して読んでしまっていたけど、それも全然ちがくて案外あっさり終わったなと言う感じだった。 たけど、最後のエピローグがどうもしっくり来なくてプロローグ読むとあっ!!!となった。こんな仕組みの本は初めて読んだ。 まさに、初心に帰ると言った感じかな。笑
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ミステリー作品は敬遠しがちだったがまずはこの作品がおすすめレビューが多く気になってはいたのでようやく読了 あの一文が知れて感動納得しました 多少強引な印象も所々ありましたがいい本に逢えて良かったです みなさんがおすすめしたい理由がよくわかります
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色々な人が紹介したり、 ミステリー小説でもタイトルが上がっていたりと ミステリー小説を代表する作品だと思っていたので やっと読めてよかった。 この作品からいろいろなミステリーが生まれたんだなと想うと わくわくしながら読めた。 孤島、密室、連続殺人、ミステリーの大定番が これでもかと詰め込まれていた。 誰が犯人だろうと思いながら、推理したり、 物語に出てきている推理と自分の推理を照らし合わせたりと するのは楽しかった。 まさかの結末は本でないとできないなあと ニヤニヤが止まりませんでした。
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もっと驚くと思っていた。作家等に明るくないから? でも早く読みたいと思うくらい面白かった。 文章もすごく読みやすかった。
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犯人には気づけず、強いて言うなら前乗りしているヴァンが犯行を進める上で有利な立場だよなぁ、くらいに思っていた。 江南=コナン・ドイル、守洲=モーリス・ルブランだろうという先入観を逆手に取られ、例の一言は頭を殴られたような衝撃だった。
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どんでん返しで、思わずこの人か!ってなるのを楽しみに読んでたけどあまりに人が居なくなるからそこまでどんでん返しに感じなかった( ᷄ᾥ ᷅ ) タイトルも帯からも、「あの一行に驚いた!」って謳い文句に期待しすぎたっていうのが一番かな。確かに犯人がわかった時はえ!って驚いたけど、まあそうだよな…って思っちゃった。 そして、なかなかミステリ小説を読む機会がないから登場人物の把握にかなり時間がかかってしまって、読みにくかった。私は教養がないから海外の有名探偵の名前なんて全然知らなくて、カー、ポウ、ルルウ、ヴァンは、名前と何となくの見た目、性格がずっとごちゃごちゃでよく分からないまま読んでた、、、あまりに分からなくて、漫画版のビジュアルを見ながら読んでいた。
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本格ミステリーの代表作として名高く、色々な方がオススメをしていたので初めて拝読。警戒はしていたが騙さた。だが、叙述トリックを他にも何作品も読んでたり「衝撃の一行!」て文言に期待を寄せて読むと少し物足りなさがあった。作品自体はおもしろかった。
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丁寧に思考の道を誘導される感じで、混乱なくすっきり読めた。噂の「1行」まで想定されてる通りに読まされたなぁ笑 無駄なく、丁寧で、読みやすい。 ミステリに興味を示す人に『十角館の殺人』が勧められる理由がよくわかった気がする。想像以上に読みやすいし、もしかしてこういう事なのでは?って...
丁寧に思考の道を誘導される感じで、混乱なくすっきり読めた。噂の「1行」まで想定されてる通りに読まされたなぁ笑 無駄なく、丁寧で、読みやすい。 ミステリに興味を示す人に『十角館の殺人』が勧められる理由がよくわかった気がする。想像以上に読みやすいし、もしかしてこういう事なのでは?っていうこっちの思考は登場人物がしっかり検証してくれる。それでいて「そうきたか!」というミステリらしい快感も得られる。
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※大きなネタバレ書いてますのでご注意下さい 半年前に悲惨な殺人事件が起こった十角形の館のある孤島へ、ミステリ研の7人が泊まりに行くが、 1人、また1人と殺されていき、最終的に孤島へ行った全員が殺されてしまい… という話。 自分は間違いなくミステリが好きであると自信があったが、やはりその直感は正しかった。 本格ミステリとはこんなにも面白いのかと、今まで読んで来なかったことを非常に悔やんだ。 また、本当に偶然だが、 先に「そして誰もいなくなった」を読んでいて、心底良かった。 ただ、一つ残念だったのは、 アガサ、ポー、コナンドイル、エラリイ、くらいしか海外作家の名前を知らなかった事から、 「ヴァンダインです。」に対して、「あ、そういう名前の作家さんもいるんだ。」次のページ「…あれ?…ヴァン?」と反応が遅れてしまい、 せっかく新装版でページを捲ったところに、最高の一言を配置してくれていたのに、大変つまらないことをしてしまい、衝撃度を自分で奪ってしまったことに、大変後悔しております…。 時を戻したい…。 とはいえ、 守須が最初は安楽椅子探偵としてノリノリだったのに、突然保守的になったこと。(これは守須の作戦だったが) バイクを飛ばして絵を描きに行ってること。(アリバイになりそうだが、長い時間誰も見ていないということでもある) から、少し怪しさを感じていたので、 もしかしたらとは思っていたが、まさかのヴァンだったとは。 完敗でございます。 大変面白かったです。
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秋の夜にミステリーは似合いますね。 面白かったです。 面白かったんですが、期待大で読み始めたんで、ちょっと物足りなさが。 期待に胸膨らませ過ぎたのかな。
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