十角館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー
外界から断絶された無人島に訪れたサークル仲間に次々起こる連続殺人。 有名な新本格ミステリ。 久々にこの手のミステリを読むのでワクワクしました。初出から長年経ちますが、色褪せない名作ですね。 島と本土で同時に進む視点も面白い。 しかし映像化はかなり難しいと思うのですが…どうなんで...
外界から断絶された無人島に訪れたサークル仲間に次々起こる連続殺人。 有名な新本格ミステリ。 久々にこの手のミステリを読むのでワクワクしました。初出から長年経ちますが、色褪せない名作ですね。 島と本土で同時に進む視点も面白い。 しかし映像化はかなり難しいと思うのですが…どうなんでしょうか。
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映画化というので 綾辻さんかーいっとき流行ったよなあ 読んだような気もするし、読んでないような気もするし 離島、逃げ場のない中1人、また1人、と殺されていく 島のパートとその外での探偵パートもあって 読みやすかった けど外での探偵活動は結局なんの役にも立たず なんか、いるのかい...
映画化というので 綾辻さんかーいっとき流行ったよなあ 読んだような気もするし、読んでないような気もするし 離島、逃げ場のない中1人、また1人、と殺されていく 島のパートとその外での探偵パートもあって 読みやすかった けど外での探偵活動は結局なんの役にも立たず なんか、いるのかいらんのかよくわからん登場人物 やなあっと思っていたら犯人だった。 あれ、そっちかー 最後にしっかり種明かしがあってスッキリ しかし、これ映画化して面白いのかなあ?
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綾辻行人さんの初読は、ぜひ有名なこの本で。と、図書館で待ちに待って、やっと読めました。そして、いや~面白かった。一気に読んでしまいました。 いや~これは長く人気なはずですね。 島での次々と起こる殺人と疑心暗鬼。本土での過去の殺人事件の謎解きと現在に繋がる不穏な空気。それぞれに積み重ねていったものが、一文で一気に崩される。そして、ひとつの真実になる。 個性的な登場人物達の心の動きも、恐さと謎を増長させられました。 完全な犯行に対して、エピローグもなんかよかった。
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叙述トリックがあると知った上で読んだので、あまり驚きは少なかったが、設定も面白く、楽しく最後まで読めた。
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何年かぶりに読了。 肝心なところを忘れているポンコツ脳だったのでだんだんと思い出しつつも新鮮に楽しめた。 特に“あの1行”の衝撃たるや、、、 読み終わって1番の心情は、きっとこれ以上の体験を生きているうちに経験できない寂しさ。 きっとまた10年くらい経って忘れた頃に読み返すだろう...
何年かぶりに読了。 肝心なところを忘れているポンコツ脳だったのでだんだんと思い出しつつも新鮮に楽しめた。 特に“あの1行”の衝撃たるや、、、 読み終わって1番の心情は、きっとこれ以上の体験を生きているうちに経験できない寂しさ。 きっとまた10年くらい経って忘れた頃に読み返すだろうな。
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シャーロック・ホームズのような、殺人があって、探偵が出てきて、事件を解決する、というミステリーではない。 それぞれの視点で描かれ、最後まで真相を読者は知ることはできないが、名文と呼ばれている1文で全てを持っていかれる。 映画化ということもあり、家にあったので手に取る。 文体が読み...
シャーロック・ホームズのような、殺人があって、探偵が出てきて、事件を解決する、というミステリーではない。 それぞれの視点で描かれ、最後まで真相を読者は知ることはできないが、名文と呼ばれている1文で全てを持っていかれる。 映画化ということもあり、家にあったので手に取る。 文体が読みやすく、厚いがサクサク読める。登場人物の名前がカタカナで(私はカタカナに弱く)誰が誰だかわからなくなり途中でメモを取ったが、名前さえわかれば問題ないので心配いらない。 トリックを暴いていくというよりは、事件に振り回されているという感覚が近いので、とても怖く感じる。よく言えば、読んでいてスリルがある。どうなってしまうのかがわからなくて、恐ろしくて、先を早く読みたくなる。 この事件で一番迷い込んでしまっているのは読者なのかもしれない。 アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』のようなクローズド・サークル・ミステリー。(実際にオマージュとも言われているよう) 1文に息を飲まされる演出に★4。謎の解ける爽快感への期待を見据えると、一つ下げる評価となった。 注意として、当初の刊行年は1987年で、その時代背景を踏まえた方がいい。つまり、パソコンやケータイはなく、ワープロが貴重であった時代であるということ。特に序盤で疑問に感じるかもしれない。
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ゆっくり読みすぎたせいか、全く伏線や犯人に気づきませんでした。時間があればもう一回読んでみたいです。
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Hulu実写化に向けて読みました。 面白かった! キャラクターがみんな個性的で愛着がわきすぎて、「えっ本当に誰か死ぬの?本当に誰か犯人なの?」って信じたくない気持ちで読み進めた。 カーくらいしか死んでほしい人いない……w 犯人や動機には108ページで思い至った。 これより早い段階で気づくのは不可能なのでは? 洞察を楽しめて、いい感じに当てられて大満足です。 この人も喉の調子悪いんだ→同一人物なんじゃないの?→千織の家族にこの年齢の人はいない→恋人だ!(ほとんど妄想) そう思ってからは全部結びつけながら読んで矛盾がなく、人間性の面でも同一人物である裏付けが散りばめられていた。 犯人さえわかればトリックが難しいことはないのがほんのちょっと物足りなかったけど、このシンプルさだからこそのあの1行の衝撃なんだと思う(あの1行を読んだ時にまだ謎だらけでピンと来なかったら勢いが悪い)ので、これはこうじゃなきゃいけないのかも。 1行の衝撃もそうだけど、紅次郎の居留守とか、オルツィ死亡の朝アガサの起床から始まる描写とか、おどろおどろしいことを書いていないのに無性に怖くて感動。 死体の描写などは、人物に愛着があるからこそ余計に恐ろしい。が、死者を冒涜しないでおこうとする品性が一冊を通して伝わってきたので余計なところで傷ついたりせず読みやすかった。 エピローグでヴァンのアイデンティティがちゃんと元々あるべき形に収まったのも良かった。思えば、プロローグの時点からそうだったな。死刑確実だけど、幸せになってほしかった。 頼もしかったポウや、冗談めかしていてほしかったルルゥよりも、エラリィのことがやけに悲しい。疑わずに飲み干したエラリィのことを助けてあげてほしかった。 全ての中で唯一ピンと来ないのが、この人たちが千織を急性アルコール中毒にまで追いやったということ。信じたくない気持ちもある。けどアルハラ事件なんて、そんなもんなのかもなぁ。
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今まで読んだミステリーの中で1番 おや?と思わずにころっと騙された。 気持ちが良い伏線回収だった。 名作名作と言われてるのは 知っていていつか読もうと思っていたが これを実写化すると知り 見る前に読みたいと思い初読。 何度も読みたくなる作品。
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こういうのがゴリゴリのミステリなんかな。 いや、ホラーかw 普段、東野さん読んでるからか、あまりスルスル読み進められず。でも冒頭のとおりドンドン展開していく。 しかし、よくバレずに上手に殺していくなと感心。 でも最後らへん読んでて、やり口がめちゃくちゃ強引に思えたんやが。よう上手いこといったなと感心。 おおぉぉぉー って思えるところが2か所あったけど、それがあるから長年読まれ続ける作品なんやなと。 綾辻さん、他にもっと面白いのあるんやろか・・?
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