十角館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー
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長いよー、長い どんでん返しがp402 長いって もっとキュッとしていたらめちゃくちゃいい本。 エラリイのマジックとか、いらないって! (島の中での殺人。内部犯か、外部犯か。内部犯だったが、その犯人は本土にも戻ってアリバイを作っていた。)
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▼配架・貸出状況 https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00554230
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他の人の評価を見て少し期待しすぎたかもしれない。少し前の本であるのに読みやすく、中村青司が生きているかもしれないと考えていた時はどきどきしてあっという間だった。 もっと動機がサイコパスじみたものかと思っていたので少し残念だったけど、あの一文には驚かされた。どうやって実写化したのかな、そこだけ知りたい。 エラリイやヴァンなど登場人物のニックネームとなった人たちの本を読んだことがないので、おすすめがあれば教えてください。
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だいぶ昔の作品なのに読みやすかったし、面白かった。 個人的には、最後の謎解きの章がない方がどんでん返しでスッキリ終われた気がする。
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本当にたった1行で全てがひっくり返った。 一瞬脳内が???となったあと、衝撃のあまり声が出た。なかなか鳥肌がおまさらなかった。 スマホはおろか携帯電話などもない時代だから成り立つトリックだった。
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ミステリーの金字塔、綾辻行人さんのデビュー作にして代表作の「十角館の殺人」 驚愕の1987年刊行、というと自分が小学生高学年、昭和の終期の作品で約35年前に執筆されたことになる。 今尚、多くの読者に支持され続けクローズドサークル系ミステリーの不動の名声を浴びるこの作品。 宮部...
ミステリーの金字塔、綾辻行人さんのデビュー作にして代表作の「十角館の殺人」 驚愕の1987年刊行、というと自分が小学生高学年、昭和の終期の作品で約35年前に執筆されたことになる。 今尚、多くの読者に支持され続けクローズドサークル系ミステリーの不動の名声を浴びるこの作品。 宮部みゆきさんの「火車」と並び、この先ミステリーを読んでいく為にはいつかは必ず読まなければならない、一般的に名作中の名作の基準として格付けられているような作品。 気構えすぎて後回しにしすぎていたが、やっと読むことができた。 作品はクローズドサークルミステリー、自分が好みとして好まないジャンルのミステリー。 このジャンルの作品は狭い密な空間で仲間が殺される事、その仲間の死に対しても感情が何故か自分には薄く感じられる事が多く、犯人が身近にいるにも関わらずただ淡々と時間の推移が行われていく印象を持っている。 自分以外の人に対して生まれる猜疑心。その絶対的な強烈な猜疑心を読み取ることができない事が多いからあまり好きじゃなくなっていた。 しかし今作品は初めて面白いと感じられた。 物語はミステリー研究会に所属する大学生達が曰く付きの未解決殺人事件のあった孤島に興味本位から出向き、外部と連絡手段のない状況下で数日間滞在、そのうちに次々と仲間が殺されていくというミステリー。 まず構成力が素晴らしい。 日付毎に各章が「島内」と「本土」で順番に物語展開されていくのだが、そこに大きなトリックが仕掛けられている。 そしてこの島に向かった大学生サークルの面々は通名のようなアダ名で呼び会い、最初は馴染めないのだがそこも作品のキーになっている。 この作品を形容する「衝撃の一行」の破壊力はその2つのトリックの融合の賜物。 素晴らしかった。これは名作中の名作といわれるだけある。 そして作品はやはり年代を感じさせる、ワープロでタイピングされた郵送物が新しいとされていた時代。 当然携帯電話やGPSやSNSもない時代、だからこそのトリックでありミステリーだと感じる。現代ではそれらを駆使してしまえばただのつまらない物語だと思う。 その一昔前の時代背景だからこその魅力が存分にあった。 絶対に映像化できない作品とも言われている。確かに難しいと思う。 仮に映像化されたとしても見たくない。 先程も書いたがその当時の生活スタイルがあればこその作品だからだし、今回のトリック、ミスリードは本でしか出せない魅力だとどうしても感じる。 名作中の名作、流石だった。 改めて読めてよかった。
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私が生まれた年でもある1987年の作品。 そしてデビュー作と聞いて、驚きでした。 映像化されると話題になっていたので 先にHuluでみていたんですが、 やっぱりあの例の場面で、 『ぅえぇー?!?!』 叫んでいた自分がいて本当に衝撃的でした。 久しぶりに前のめりになって...
私が生まれた年でもある1987年の作品。 そしてデビュー作と聞いて、驚きでした。 映像化されると話題になっていたので 先にHuluでみていたんですが、 やっぱりあの例の場面で、 『ぅえぇー?!?!』 叫んでいた自分がいて本当に衝撃的でした。 久しぶりに前のめりになって見た作品。 だれが犯人なのか、あの場面までわからなかった。 それから、まもなく夫が本を購入してくれて、 スルスル読んで行ったんですが、 “あの一行”の使い方が、最高だった。 それにしても犯人の想いや それをやり遂げるまでの執念。 わかる気持ちもあるけど、 一人の人を想ってここまでできる才能があるなら 違う道はなかったのかなと 考えさせられるものでした。 (私には到底できない。 そういう考えにも至らない話ですが、、、笑) ミステリ研究会の大学生たちが謎解きをしていくので そんなやりとりもおもしろかった。 全体的にトレンディな感じがして、 その時代背景を想像しながら読んでいました。 本が苦手な私でもスルスル読めてしまう本です。
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綾辻行人 十角館の殺人 何年か前に読みました。 その時は感想は書かなかったみたいで 今現在の思いを書いておきます。 なんか誰もがこの作品が良い良いと言い過ぎな気がします。 正直、私の選ぶ館シリーズ1番は暗黒館です。 綾辻行人さんは運が良い人だと思います。 新本格派の祖みた...
綾辻行人 十角館の殺人 何年か前に読みました。 その時は感想は書かなかったみたいで 今現在の思いを書いておきます。 なんか誰もがこの作品が良い良いと言い過ぎな気がします。 正直、私の選ぶ館シリーズ1番は暗黒館です。 綾辻行人さんは運が良い人だと思います。 新本格派の祖みたいな看板を、一手にして他の作家の方からも慕われているなと感じます。 まとめ 新しい作品を早く読みたい 綾辻行人おすすめ作品を塗り替えるもの これが代表作みたいな物をよろしくお願いします。 余談 良い作品探しの旅の途中なのですが、次から次へと気になる未読作品が増えていきます。 それは読了本の数より多いのです。 その為か、最近はミステリーばかりになっています。集中して旅にでるために、TVや映画も少なくなっています。 ゆっくり焦らず気の向くまま自分の意思で次に読む本を選びたいし、多く読みたい。
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期待を裏切らない。一気読みした。 1行に仰天、映像化不可、という前評判を聞いた上で、どんな1行があるのか想像しながら読み進めた。 なるほどー!そういうことか。気づけなかった悔しさとすっきり感。名作と言われる理由をちゃんと感じられた。 映像化作品は見たいけど、がっかりしたくないから...
期待を裏切らない。一気読みした。 1行に仰天、映像化不可、という前評判を聞いた上で、どんな1行があるのか想像しながら読み進めた。 なるほどー!そういうことか。気づけなかった悔しさとすっきり感。名作と言われる理由をちゃんと感じられた。 映像化作品は見たいけど、がっかりしたくないから見たくない。
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