十角館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー
島編と本土編があって、最後の最後でそれぞれの場面が繋がって、事件の真実が判明したとき鳥肌が立ちました。島編の登場人物、本土編の登場人物ともに推理が非常に面白かったです。結局誰が犯人なのか最後の最後まで分かりませんでした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
新本格ミステリを牽引する本らしい。 30年以上前に刊行され、今だに売れ続けているというのはこの出版不況のご時世、すごいことだと思う。 今は、何でも、すごく洗練されていて、「昔の名作」も「今なら普通」と言うことがよく起こると思うので。 感想。 孤島の殺人シリーズって、「そして誰もいなくなった」とかもそうで、「島の中で完結」してると思っていた。 この本も最初は、ミステリ同好会の7人が島に渡るところから始まる。 ところが、第2章かな?急に本土に話が移る。「娘はお前たちに殺された」と言う内容の手紙が、同じミステリ同好会のメンバーのもとに届く。それを調査するうちに、十角館のメンバーと殺された娘、またその父親の関係が明らかになっていき…。 そして十角館では1人また1人と同好会のメンバーたちが殺されていき… 「え!?どういうこと?」と、思わず声に出してツッコんでしまった。 いやー、確かにそうかー、と、大変納得の行く騙され感。
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あだ名が覚えにくく、最初の方は理解するのに必死だった。 よく考えられて作られたお話なんだろうなと思った。 結末にはびっくりした。
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書店でずっと平積みにされているのを何度も見かけて、ついに買ってしまった。母が好きな作家だなとも思って。 久しぶりの推理小説。推理小説?ミステリ?ジャンル分けの正式名称は分からないが。 87年の刊行と言うことで、女性の扱いに少し気になる点はあったが、今まで読んでこなかったことを...
書店でずっと平積みにされているのを何度も見かけて、ついに買ってしまった。母が好きな作家だなとも思って。 久しぶりの推理小説。推理小説?ミステリ?ジャンル分けの正式名称は分からないが。 87年の刊行と言うことで、女性の扱いに少し気になる点はあったが、今まで読んでこなかったことを後悔した。こんなに面白かったんだ! 母がこの作家の本が好きなのは、余計なラブシーンがないのが良いからだ、と言ってたような記憶があるが、ホント謎解きメインで良かった。 最初の1冊がデビュー作でラッキー。これから順に読んで行こう。
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そして誰もいなくなったを踏襲 新本格を切り開いた綾辻行人先生に頭が上がらん オリジナル性も含めて全部面白かった
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硝子の塔の殺人という小説を読むなかであまりにも絶賛されていた十角館の殺人。最初はこんなものかという少し盛り上がりにかけたスタートだと思ったが、中盤からの展開でしっかり盛り返された。しっかり途中途中で展開を予想しながら読んではいたけど気持ちよく裏切られた。守須のニックネームがヴァンであるという衝撃の展開がちょうどページのめくりと同時に現れたことで興奮がより高まった。これは日本のミステリーの代表作と言われるのも納得。
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叙述トリック一時期ハマりすぎて想像はついてしまったが、きっと当時は衝撃だったはず。15年以上前の本なのね
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図書室。名作なので。 今となってはトリックに予想もつくものだけれど、当時はセンセーショナルだったんだろうな。ミステリー読むのは下手だけど、読み切れてよかった。
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初めて感動したミステリー小説!あの一言で体に鳥肌が!まーとにかくおもちろー! 私この本読んだ時小説初心者だったけど読みやすかったニョ( ˙꒳ ˙ )-ン
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ミステリーの金字塔と言われ、上がりに上がったハードルを軽々と越えてきた! たったの一行で度肝を抜かれた。もう一度記憶を消して読みたい作品。 小説のトリックもさることながら、最初の独白がラストに繋がる展開も痺れた!
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