上と外 新装版(上) の商品レビュー
恩田陸さんの作品は読みやすくて好き。 実際には起こり得ない、だけど容易に想像つく書き方、表情まで自分の中で作り上げられる。 2人がお互いを信じ合っているのが、それぞれの描写からよく伝わって来て、ハラハラしながらも絶対助かるよね、と安心できる作品。
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少し冗長かな、と思った。離婚した両親と、別れて暮らす兄・練と妹・千華子。元家族が一堂に会したG国(グアテマラと表現できないのは何故?)でクーデターに巻き込まれ、両親は決起グループに監禁され、兄妹はマヤ遺跡が点在するジャングルに振り落とされた。失われた文明と思われているマヤに息づく...
少し冗長かな、と思った。離婚した両親と、別れて暮らす兄・練と妹・千華子。元家族が一堂に会したG国(グアテマラと表現できないのは何故?)でクーデターに巻き込まれ、両親は決起グループに監禁され、兄妹はマヤ遺跡が点在するジャングルに振り落とされた。失われた文明と思われているマヤに息づく成人の儀式。複雑な家族関係に輪をかけて、複雑な政治体制の国、そして謎の文明と盛り沢山。巻末に「書き下ろし文庫全6巻を、単行本に合本し二分冊」とは、これまた複雑。
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恩田陸、やはり読みやすくすらすら読めた。クーデターにより、家族(離婚しているが、年1で旅行はしている)が二手に分かれてしまい、子供組はジャングルに、親組は市街地に…。子供ふたりが賢く、なんとか生き延び、ジャングルの中で不思議な少年と遺跡?を見つける。 単純に最後は家族が再会し、ま...
恩田陸、やはり読みやすくすらすら読めた。クーデターにより、家族(離婚しているが、年1で旅行はしている)が二手に分かれてしまい、子供組はジャングルに、親組は市街地に…。子供ふたりが賢く、なんとか生き延び、ジャングルの中で不思議な少年と遺跡?を見つける。 単純に最後は家族が再会し、また元通りの家族に戻れることを私は期待して読んでいます。
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初版のもので読んでいるため3までを上とした。 前半の現実でのゴタゴタがあるから、余計にその後の展開が面白くなってる。続きが楽しみ!
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内容はともかく ものすごい既視感 ドラマ、映画、2度目 ヤバい 映画もドラマもないから2度目ってこと? いやーさすがにそれはない と思いたい 内容はまずまず
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秋にマヤ文明の展覧会を観に行こうと思って、マヤ文明の本とググったら出てきた。想定した予習本とは違うけどまあいいかーと読み始める。 ちょっと間延びして読むのに時間がかかった。 下巻へ!
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作品紹介に息もつかせぬ面白さと書いてあったが、まさにそんな感じ。どうなるんだと気になり、読み続けてしまう。
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とても面白いけど、なんか、年齢設定がおかしくない? 読んでいてどうしてももっと大きな子(高校生くらい?)な感じがしてしかたなかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
離婚の末にバラバラになって暮らす家族の年に一回の行事である再会旅行。父親の勤務先であるG国で過ごす休暇中に家族でクーデターに巻き込まれる。クーデター発生時彼らはヘリで遺跡に向かう途中であったが、クーデター側と思しきパイロットに子供たちはヘリから密林へと落とされてしまう。 上巻ではローティーンの兄妹たちが知恵を絞ってジャングルを生き抜く描写が中心。 但しそこは恩田氏。生死がかかっているとはいえ、青春テイストがかおるのは「夜のピクニック」の作者ゆえか。訳あって異母兄妹である二人は、頼りがいがある爽やかなアウトドア系の兄と、新体操に打ち込む美しい妹として、わずかにお互いを異性として見ている雰囲気があります。仄かな恋の雰囲気を匂わすもキレイなままで終わるのがいかにも恩田流といってもよいのかもしれません。 そのほか、上巻では残された大人たちがクーデターによる軟禁下から脱出し子供たちを創作に行くのがもう一つのシーンとして描かれます。 ただ、より印象的でキャラ立ちしているのは日本の家族であり、主人公である錬の従兄、また彼らの祖父などが色々な伝手を使ってこの四人の安否を確認しようとする様は非常にエキサイティングでした。 下巻ではまた流れが変わりますが、両編通じてまずまずの面白さだと思います。
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クーデーターに巻き込まれて離れ離れになった家族。というあらすじからは、どんなストーリーか全然わからなかったけど、とにかく訳もわからないけど読み進んでいくと「王の息に触れるな」あたりからどんどん面白くなってきた!心配でずっとハラハラしてる。14歳にしては賢いな!と思ったり。回想によ...
クーデーターに巻き込まれて離れ離れになった家族。というあらすじからは、どんなストーリーか全然わからなかったけど、とにかく訳もわからないけど読み進んでいくと「王の息に触れるな」あたりからどんどん面白くなってきた!心配でずっとハラハラしてる。14歳にしては賢いな!と思ったり。回想による、おじいちゃんの言葉がすごく刺さる言葉が多くて恩田さんの言葉選びすきです。あと恩田さんの少年少女が主人公のお話しいいですよね。
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