王さまと九人のきょうだい の商品レビュー
中国民話。奇想天外な話。ちょっと無理がないでもないなあ。おばあさんに授けられた九人のこどもたちが、悪い王さまをやっつける。
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中国の民話の絵本。 9人兄弟の名前が面白い。 それぞれの特技?を生かして、王さまが仕掛けてくる意地悪を切り抜ける。
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子どもがいないおばあさんが悲しくて泣いていると、白い髪の老人が現れ、子どもができるという丸薬を9つくれました 1つ飲むと子どもが1人生まれるというのです おばあさんは1つ飲んでみましたが、1年経っても子どもは産まれません そこで全部薬を飲んでみると、なんと9人の赤ちゃんが産まれた...
子どもがいないおばあさんが悲しくて泣いていると、白い髪の老人が現れ、子どもができるという丸薬を9つくれました 1つ飲むと子どもが1人生まれるというのです おばあさんは1つ飲んでみましたが、1年経っても子どもは産まれません そこで全部薬を飲んでみると、なんと9人の赤ちゃんが産まれたのです 家が貧乏で育てられないと泣いていると、また老人が現れ世話をしなくても赤ん坊は育つと言います そして名前をつけていきました ちからもち・くいしんぼう・はらいっぱい・ぶってくれ・ながすね・さむがりや・あつがりや・きってくれ・みずくぐり あるとき王様の宮殿で柱が倒れるという事件が起きました ちからもちが直しに行ったのですが… 読み聞かせ時間は11分半位です
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不思議な9人きょうだいのお話。 出生はもちろんですが、「名」には深い意味があるのかも…と思いました。 ページの区切りと絵がマッチしています。カラフルで楽しい絵です。 お話としては長め(音読10分ほど)でした。 季節…なし 雪山は出てきますが、物語中の時間経過があると思うのであま...
不思議な9人きょうだいのお話。 出生はもちろんですが、「名」には深い意味があるのかも…と思いました。 ページの区切りと絵がマッチしています。カラフルで楽しい絵です。 お話としては長め(音読10分ほど)でした。 季節…なし 雪山は出てきますが、物語中の時間経過があると思うのであまり気になりませんでした 対象…中学年〜 内容…勧善懲悪 神様 不思議 知恵
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きょうだいの名前で先が読めなくもない笑 君主の無理難題に適材適所で応えていく展開がロシア民話の「空とぶ船と世界一のばか」に似ていて、もしかしたら同じ話からの派生したものなのかしら、と思いました。
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失敗は繰り返さないタイプの王さまなんだろうか。 同じ人だと思い込んじゃったのが敗因なのね。 根気が無いのかもしれない。 毎回諦めて解放するあたりが根の単純さを示しているような気がする。
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2023.7.8市立図書館 朝の新聞で君島久子さんの訃報を知り(亡くなってちょうど一ヶ月、七夕に合わせての公表だったのだろうか?)、追悼読書用にわがやの本棚にない本を図書館で見繕ってきた。 この本は、自分で持っていたことは一度もないが、何度か読んだことはある。折込の著者の言葉によ...
2023.7.8市立図書館 朝の新聞で君島久子さんの訃報を知り(亡くなってちょうど一ヶ月、七夕に合わせての公表だったのだろうか?)、追悼読書用にわがやの本棚にない本を図書館で見繕ってきた。 この本は、自分で持っていたことは一度もないが、何度か読んだことはある。折込の著者の言葉によると、中国各地に似たような話はあるがその中でもいちばんおもしろくまとまっている少数民族イ族に伝わる話を採用したとのこと。ふしぎな力を持ってうまれた九人のきょうだいが横暴な王さまの鼻を明かし、最後は王さまを追い払ってイ族の人々に平和をもたらすという展開で、どんな無理難題を出されても入れ替わり立ち替わりで涼しい顔をしている九人きょうだいがかっこいい。「はらいっぱい」「ぶってくれ」「あつがり」といったひとりひとりの個性を端的に表す名前も白雪姫の小人と同じように楽しい。 民間伝承の専門家の君島さんはともかく、ここで挿絵の赤羽末吉まで「イ族といえばすぐ女どれいの長歌「アモリゾ」を思いだしてりつ然とする」と語っていて(戦前から戦後まで十数年満州にいたおかげだと思うが)、戦前戦中は大陸の事情に通じていることがいまよりずっと当たり前だったのだなと実感する。
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面白くて図書館で何度か借りてます。息子と私のお気に入り。昔話をよく描かれてる赤羽末吉さんの絵で、とても魅力的です。
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5歳になったばかりの次男に読み聞かせしたら、よく聞いていて理解もしていたけど、長くて疲れた。 2日連続で最初から最後まで読まされた。 7歳は自分でサラッと読んでた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中国の民話。赤羽末吉・絵 小さい子も小学生も楽しめる絵本だと思う。 私も大好きな絵本。 「おはなし会」に来てくれた小学5年生の女の子は、「知ってる、読んだことがある」と言っていた。自分で読んだらしい。うれしいなあ。どうやって、この絵本と出会ったんだろう。この子を、この絵本に引き合わせてくれた人がいたとしたら、その人に「ありがとう」を言いたい。自分で、この絵本を手に取ったんだとしたら、たくさんの本の中から、面白そうだと思って、手に取って読んだんだとしたら、すばらしいと思う。そして、すごくすごく、私はうれしい。
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