花さき山 の商品レビュー
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自分より周りの人のことをおもう心が山奥に花を咲かせる。美しい自然、風景はすべて誰かのやさしさからできているのかもしれないと思えてくる。花を咲かせられるような生き方をしたい。ブータンに通じる考え方。自分のことばかり考えて苦しくなったり、人をうらやましく思ってしまったりしたときに読みたい。 切り絵に絵の具で色をつけているのだろうか。濃淡のある色合いが綺麗で、作者のメッセージを伝えている。
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≪県立図書館≫ 大好きなお話。 人を思うあたたかい心が花を咲かせている、なんて 素敵だと思う。 人間を信じられるような気分になる。 その花一面の景色を、見てみたいとおもう。
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創作民話。方言と標準語が混ざった文体。方言読みは得意なのでかなりネイティブな感じで読み始めたら、内容が上手く理解できないらしく、途中からすべてを標準語イントネーションへ(^^)
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――辛いのを辛抱して、自分のことより人のことを思って 涙をいっぱい溜めて辛抱すると、その優しさと、健気さが、こうして花になって、咲きだすのだ―― この気持ちを忘れずにいたいと思う。
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「枕草子」は角川ソフィア文庫のビギナーズクラッシクスでしか読んでいないので全段を読んだわけではない。本書を読んだことで、「枕草子」の全段をやはり読んでみたいと思った。今度はより深く作者の気持ちに沿って読めるような気がする。
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小学校のときに読んで、ずっと印象に残ってた絵本。 切ないのに、すごくいい話。 読み聞かせの担当学年が上なら読み聞かせたい絵本です。
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滝平二郎の木版画の色が花さき山のおはなしを深く心に刻んでくれる大きな力になっている。あのお花、今わたしのも花さき山に咲いたかしら、なんて、今の子どもたちが思って、誰かのために少しでもがまんして、優しい心を出してくれたらいいな、と思います。
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花さき山いちめんの花は、辛いのを辛抱して、自分のことより、人のことをおもって、涙をいっぱいためて辛抱すると、そのやさしさと、健気さが、花になって咲き出す。 私はこれまでの人生、花を咲かせてきただろうか。 これからも綺麗な花を咲かせられるだろうか。
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最近、斎藤×滝平コンビの絵本に魅了され、この絵本でいくつかの賞を受賞していると知り、図書館で借りた 十歳の「あや」が、山奥の花さき山へ入ってしまい、みたこともない花を目にして… はじめのつかみがすごくて、すうっとおはなしの中に引き込まれてしまった それ以降おはなしはたんたんと進む 『蜘蛛の糸』はこわかったけれど、こちらのお話は優しい気がする 「おらの花」という発想は、自己満足だけれどやっぱり必要だと思う 誰も見ていなくても、自分自身が見ている みんなが自分自身の花を咲かせられたなら、すてきなことだ
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色鮮やかな切り絵と、短く力強い言葉が強く心に残る絵本「花さき山」。1969年に出版されて以来、今なお読み継がれる児童書のロングセラーです。 村木厚子さんがこの絵本と出合ったのは4年前。無実の罪に問われ、長期にわたる勾留を余儀なくされていたときでした。 →続きはこちら ann...
色鮮やかな切り絵と、短く力強い言葉が強く心に残る絵本「花さき山」。1969年に出版されて以来、今なお読み継がれる児童書のロングセラーです。 村木厚子さんがこの絵本と出合ったのは4年前。無実の罪に問われ、長期にわたる勾留を余儀なくされていたときでした。 →続きはこちら annex ~村木厚子 ~:スミスの本棚:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/blog/smith/2013/07/post151209.html
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