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さかなはさかな の商品レビュー

3.9

45件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

    16

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2016/04/22

私は、小学生の頃読んだスイミー以外ではレオ・レオーニ初体験作品。 想像力の豊かさと、色彩の鮮やかさに心を打たれました。 タイトルにもなっていますが、ラストの「さかなはさかなさ」という言葉がとても意味深い。 読んで楽しく、観て楽しく、道徳深い、秀逸な作品。大好きです。

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2016/03/07

さかなの友達は おたまじゃくし。 しかし、友達のおたまじゃくしは 足がはえ、尾が短くなり、前足もはえた。 さかなは うらやましがった。 そして、おたまじゃくしは かえるとなって 水の中から 陸に行ってしまった。 カエルは、寂しかった。 ある時、かえるがもどってきて さかなに ...

さかなの友達は おたまじゃくし。 しかし、友達のおたまじゃくしは 足がはえ、尾が短くなり、前足もはえた。 さかなは うらやましがった。 そして、おたまじゃくしは かえるとなって 水の中から 陸に行ってしまった。 カエルは、寂しかった。 ある時、かえるがもどってきて さかなに 陸のいろいろなことを話した。 空を飛ぶとりの話や 雌牛の話やニンゲンの話を。 さかなも そんないろいろなものを見たいと思って 陸にむけて飛んだ。 しかし、息苦しく、結局 かえるに助けられた。 さかなはさかな。 と言って、水の中の美しさに 目を見張るのだった。 自分にあった世界と言うことがある。 そこで、美しさを探すことだよ。 かえるの話を聞きながら さかなは さかなのなかで 羽根をはやしたり つのと乳房をつけたり、歩いたり、 さかなのイメージでしかない というのがスゴイ。

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2020/03/03

2014/06/09 中休み 2016/01/13 中休み 2019/11/26 1年生(2019年度)

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2014/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小さなお池で仲良しの小さな魚と小さなオタマジャクシ。 オタマジャクシはカエルになって、外の世界に出かけて見聞を広めて、お池に帰ってくる。 小さな魚は、大きい魚になってもお池の中の世界しか知らない。だから、外に出られるカエルが羨ましい。 ある日、思い切って、魚も池の外に出てみると、、、。 「さかなはさかな」とは、努力しても運命は変えられない、と言い聞かされているようで切ない。 4分弱

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2013/11/15

レオ=レオニ大好き。 かえるさんからいろんな話を聞いて、外の世界に強い憧れを持ったさかなくん。思いきって飛び出しましたが… やっぱり「さかなはさかな」であることが一番なのです。 さかなくんの想像した鳥や牛や人間の姿がとってもユーモラス。かわいいなあ。

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2013/10/23

娘4歳4ヶ月、息子1歳8ヶ月時、図書館にて借り。 「かえる、帰ってこないね」 「うし!へん〜」 と、2人でさみしがったり笑ったり 「死んじゃうよ!」 と心配したり。 楽しかったみたい。

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2013/06/07

レオ・レオニさんの作品。 魚の想像がすごくかわいらしい。 こんな感じで想像を膨らませているなんて幼い子どもみたいでとても愛らしいし、ほほえましいと思う。 そしてなによりレオ・レオニさんの作品の水の中の世界が本当に不思議できれいでいい。 ついつい魅せられてしまう。

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2013/03/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

魚がカエルの話をきいてうらやましいと思い、自分もカエルになろうとして失敗してしまい、さかなはさかなだなって実感するお話。 重いテーマがコミカルに描かれています。

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2013/02/05

かえる じゃなくて とり じゃなくて めうし じゃなくて ひと じゃなくて。 「さかなは、さかなさ」 *** レオ・レオニさんの絵本。この人の絵本はとても好きです 読み手の想像力にまかせる小説とはまた違う、絵本ならではの魅力溢れる1冊。 さかなの想像する地上...

かえる じゃなくて とり じゃなくて めうし じゃなくて ひと じゃなくて。 「さかなは、さかなさ」 *** レオ・レオニさんの絵本。この人の絵本はとても好きです 読み手の想像力にまかせる小説とはまた違う、絵本ならではの魅力溢れる1冊。 さかなの想像する地上は面白いくらいに偏っていて、奇妙に色鮮やかで可愛いくて。とても素敵です。

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2012/10/28

早いうちに家を出て上京した若い頃と魚が重なって、このお話があんまり好きじゃなかった。「かえるのこはかえる」身の程を知らずに飛び出して、地面であわあわなっている自分にみえた。水があわない…どころか水がないと魚は暮らせないものね。 けれどレオニさんの絵が好きで本棚に。特に魚の想像する...

早いうちに家を出て上京した若い頃と魚が重なって、このお話があんまり好きじゃなかった。「かえるのこはかえる」身の程を知らずに飛び出して、地面であわあわなっている自分にみえた。水があわない…どころか水がないと魚は暮らせないものね。 けれどレオニさんの絵が好きで本棚に。特に魚の想像する人や牛や魚の見開きが美しくておかしくて可愛くて。夢みる頃のワクワクを感じられるワンシーン。 さみしくて帰る場所が欲しくなった今は、お話ごと受け入れられるようになったかも。

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