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窓ぎわのトットちゃん の商品レビュー

4.5

42件のお客様レビュー

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2024/01/31

教育とはかくあるべし。 子どもが減ってしまったのだから、教育機関ではみんなこんなふうに一人一人大切にすればいいのに。兵隊をつくる(余計なことは考えさせない)教育の時代は終わりだぜ。

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2024/01/28

先に続編を読んでから本書を読み始めた。と言うのは本書の内容はトットチャンの幼少期小学校一年生の頃から二、三年性の話なので後回しにしていたからだ。でも読んでみて驚いた。余りにもユニークな学校、全校の生徒数が50人程度、教室は電車を利用、教育方針もユニークであった。日米の戦争では東京...

先に続編を読んでから本書を読み始めた。と言うのは本書の内容はトットチャンの幼少期小学校一年生の頃から二、三年性の話なので後回しにしていたからだ。でも読んでみて驚いた。余りにもユニークな学校、全校の生徒数が50人程度、教室は電車を利用、教育方針もユニークであった。日米の戦争では東京は焼け野原でも悲惨な状況には触れずトットチャンはどう過ごしたかを現していてとてもリラックスして読めた

Posted byブクログ

2023/11/13

 今年80歳になった義母からの依頼で「続 窓ぎわのトットちゃん」を図書館予約しました。そしてこちらの作品は、義母は読んだことはあるようだったけど、復習のためにもいいかなって読んでみてもらいました。義母は、読めてよかったと大変喜んでくれました。なので、私も読んでみることにしました。...

 今年80歳になった義母からの依頼で「続 窓ぎわのトットちゃん」を図書館予約しました。そしてこちらの作品は、義母は読んだことはあるようだったけど、復習のためにもいいかなって読んでみてもらいました。義母は、読めてよかったと大変喜んでくれました。なので、私も読んでみることにしました。  主人公はもちろん、黒柳徹子さんで、トットちゃんの愛称で親しまれています。トットちゃん、小学1年生から2年生にかけてのお話、第二次世界大戦の直前から開戦後にかけてというところです。トットちゃんは、落ち着きがなく周りが予想だにしない行動をとることで授業の妨げになると、通学していた小学校を退学になりました。そして、新たに通学するようになった「トモエ学園」…。「トモエ学園」には、個性豊かな子供たちが通学し、ユニークな教育方針のもと、トットちゃんものびのび楽しく毎日通学できています。そんな楽しい学園生活ですが、戦争が始まってしまいます…。  いきいきと描かれるトットちゃんのあれこれ…時には悲しいことやつらいこともあったけれど、毎日毎日を一生懸命生きている、そんな様子が読みとれます。長年読み継がれ、沢山の国々の言葉で翻訳もされているこの作品は、ほんのりあったかく、ちょっと切なくも素敵な作品だと感じました。黒柳徹子さん、テレビでよくお見かけしますが、もう90歳なんですね…すごくお元気なので、そんなご高齢だとは思ってもなかったんだけれど…。もう、ね…頭が下がります!

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2023/03/02

長女が青い鳥文庫版を図書室で借りてきて、この本欲しいと言うので、せっかくだからハードカバーをと購入。実家の母の本棚にもあったな。子どもの頃すこし読んでみたけど、その時はあまり興味を持てず途中まで。まさかこの本を楽しく読む日がくるとは。 自由が丘に住んでいたのに、そこにそんな素晴ら...

長女が青い鳥文庫版を図書室で借りてきて、この本欲しいと言うので、せっかくだからハードカバーをと購入。実家の母の本棚にもあったな。子どもの頃すこし読んでみたけど、その時はあまり興味を持てず途中まで。まさかこの本を楽しく読む日がくるとは。 自由が丘に住んでいたのに、そこにそんな素晴らしい学校があったなんて知らなかった。ピーコックにも何度も行ったのに、碑なんて気づかなかった。もったいないことした。 校長先生がほんとうにいい先生。素敵だなあと嬉しい気持になって読んだ。群馬県吾妻郡出身というのにも驚いた。ドラマでは竹中直人さんが演じていたなあ。お父さんは山本耕史さんだった。あれもよかったなあ。

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2021/05/16

戦後最大のベストセラー。「校長先生の肩に、お昼の光が、やわらかく止まっていた」というフレーズが昔からすごく好き 第二次世界大戦直前のすごい奇跡みたいに思える優しい時間がぎゅっとある 「同じ電車で旅をする仲間」っていうのもいいなぁ

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2020/08/18

トットちゃんこと、黒柳徹子。 平日の昼間、自らの部屋に多くの芸能人を招き入れる、あの黒柳徹子の幼少期を綴った作品である。 言葉を選ばずに言ってしまえば、変わった子だ。みなさんの近くにも1人は居たはず、とは簡単に言えないほどに。しかし、変わっていることがダメだということではない。 ...

トットちゃんこと、黒柳徹子。 平日の昼間、自らの部屋に多くの芸能人を招き入れる、あの黒柳徹子の幼少期を綴った作品である。 言葉を選ばずに言ってしまえば、変わった子だ。みなさんの近くにも1人は居たはず、とは簡単に言えないほどに。しかし、変わっていることがダメだということではない。 彼女は、トットちゃんは、小さな体で多くの風を受けながらも、颯爽と歩いている。その姿は、黒柳徹子の背中が微かに見えるものである。

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2018/04/05

黒柳徹子さんは小さな頃からあのキャラクターそのまんまだったとは、笑っちゃうようなエピソード満載。子どもの個性をゆがめることなく大切に伸ばすトモエ学園に通っていたからこそ、自分自身を卑下することなく楽しい子供時代過ごせたのだろう。ついつい親目線で読んでしまったが教育環境は特に小さな...

黒柳徹子さんは小さな頃からあのキャラクターそのまんまだったとは、笑っちゃうようなエピソード満載。子どもの個性をゆがめることなく大切に伸ばすトモエ学園に通っていたからこそ、自分自身を卑下することなく楽しい子供時代過ごせたのだろう。ついつい親目線で読んでしまったが教育環境は特に小さな頃は大事なのかと。徹子さんの様々な社会活動を彷彿させる下地はこの頃から形成されていたのかな。古い本だったけれど今読んでも感銘を受ける。

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2017/03/13

こんなにいい本、ここまで読まずに来たなんて!と思う反面、今だからこの教育の素晴らしさが理解できるんだとも思う。ちょうどいいタイミングだったんだろう。 黒柳さんの子供時代、自分の子供時代をこんなに客観的に描けるものかと、徹子さんの文才に感銘。 そして、こんなに自分を尊重され、人...

こんなにいい本、ここまで読まずに来たなんて!と思う反面、今だからこの教育の素晴らしさが理解できるんだとも思う。ちょうどいいタイミングだったんだろう。 黒柳さんの子供時代、自分の子供時代をこんなに客観的に描けるものかと、徹子さんの文才に感銘。 そして、こんなに自分を尊重され、人に手を差し伸べ合うことを実践しながら子供時代を過ごしてきた方なら、黒柳さんがやってこられている国際支援の活動も腑に落ちる。 徹子さんの個性を受け入れたお母様も素晴らしいなぁと我が身を振り返りながら思う。

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2017/02/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

愛のある知恵が本ぜんたいに散りばめられています。お弁当には「山のものと、海のもの」を必ずいれるように、という校長先生の教え。なんでもすきなものから勉強してよくって、早くに勉強が終わったら散歩に行ける。プールには裸ではいり、運動会の商品は野菜にする。きっと、うんうん唸って、子どもたちのことを想いながら閃いたんだろうなという、キラキラしたアイデアでいっぱいですね。黒柳徹子さんの、あののびやかなキャラクターは小学校のころ、こうやって育まれたのだな、と思って読むと、おもしろさもひとしおです。笑 自分のなかの子どもがケラケラ笑ってるような気がしました。

Posted byブクログ

2016/03/26

きれい。純粋なこどもの心、それを見守る大人たちの姿に、気付かされることが沢山あった。 大人の価値観じゃなくて、もっと自由にもっと思うままいられたら、こどもって何も言わなくても自然に成長できるんだなあ。 ただ、トットちゃんが関わる人が「実は◯◯で有名な××さんだったのです」みた...

きれい。純粋なこどもの心、それを見守る大人たちの姿に、気付かされることが沢山あった。 大人の価値観じゃなくて、もっと自由にもっと思うままいられたら、こどもって何も言わなくても自然に成長できるんだなあ。 ただ、トットちゃんが関わる人が「実は◯◯で有名な××さんだったのです」みたいなんが多いのはちょっとなあ。いやいいんだけど、人物が魅力的だった分、「結局金持ちの話」みたいなのがちらっと見えるのが嫌だ…。そんなつもり微塵もないやろけど。寧ろそう見る私の心が擦れてるのか?

Posted byブクログ