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窓ぎわのトットちゃん の商品レビュー

4.5

44件のお客様レビュー

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2024/10/24

言わずと知れた黒柳徹子さんのロングセラー本。 手に取ったのは、1981年12月21日の第44刷。 ちなみに第1刷は1981年3月5日。 著者、黒柳徹子さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 黒柳 徹子(くろやなぎ てつこ、本名同じ、1933年〈昭...

言わずと知れた黒柳徹子さんのロングセラー本。 手に取ったのは、1981年12月21日の第44刷。 ちなみに第1刷は1981年3月5日。 著者、黒柳徹子さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 黒柳 徹子(くろやなぎ てつこ、本名同じ、1933年〈昭和8年〉8月9日 - )は、日本の女優、タレント、テレビ司会者、エッセイスト。日本史上最初のテレビ出演者のひとりで、ニュースショーのキャスターや、トーク番組の司会を女性では初めて務めた。愛称はトットちゃん、チャック。所属事務所は有限会社吉田名保美事務所。日本芸術院会員。1984年から現在までユニセフ親善大使。 ---引用終了 2024年10月23日現在、91歳になられています。 で、本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 「きみは、本当は、いい子なんだよ!」小林宗作先生は、トットちゃんを見かけると、いつもそういった。「そうです、私は、いい子です!」-トモエ学園の個性を伸ばすユニークな教育と、そこに学ぶ子供たちをいきいきと描いた感動の名作。 ---引用終了 そして、著者の恩師、小林宗作さん(1893~1963)は、ウィキペディアによると、日本のリトミック研究者・幼児教育研究家。

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2024/07/19

小学生の頃に養護老人ホームでボランティア朗読をしていました。 基本的に母が読んで、「」の中の台詞を私が読みました。 この本は特に人気で、悲しくないシーンでも懐かしさなのか涙を流している人がいました。 自分の小学校の校長先生もこの物語の校長先生と雰囲気が似ていて、卒業して何年経っ...

小学生の頃に養護老人ホームでボランティア朗読をしていました。 基本的に母が読んで、「」の中の台詞を私が読みました。 この本は特に人気で、悲しくないシーンでも懐かしさなのか涙を流している人がいました。 自分の小学校の校長先生もこの物語の校長先生と雰囲気が似ていて、卒業して何年経っていても新聞などで生徒の活躍を知ると喜んで手紙をくれるような愛に溢れた人でした。 たまたま苗字も似ていて、ずっとビジュアルは自分の校長先生で想像して読んでいました。 面白かったり、楽しそうだったり、ヒヤヒヤしたり、悲しかったり、怖かったり…でも温かい気持ちになるお話です。

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2024/01/31

教育とはかくあるべし。 子どもが減ってしまったのだから、教育機関ではみんなこんなふうに一人一人大切にすればいいのに。兵隊をつくる(余計なことは考えさせない)教育の時代は終わりだぜ。

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2024/10/25

先に続編を読んでから本書を読み始めた。と言うのは本書の内容はトットチャンの幼少期小学校一年生の頃から二、三年生の話なので後回しにしていたからだ。でも読んでみて驚いた。余りにもユニークな学校、全校の生徒数が50人程度、教室は電車を利用、教育方針もユニークであった。日米の戦争では東京...

先に続編を読んでから本書を読み始めた。と言うのは本書の内容はトットチャンの幼少期小学校一年生の頃から二、三年生の話なので後回しにしていたからだ。でも読んでみて驚いた。余りにもユニークな学校、全校の生徒数が50人程度、教室は電車を利用、教育方針もユニークであった。日米の戦争では東京は焼け野原でも悲惨な状況には触れずトットチャンはどう過ごしたかを現していてとてもリラックスして読めた

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2023/11/13

 今年80歳になった義母からの依頼で「続 窓ぎわのトットちゃん」を図書館予約しました。そしてこちらの作品は、義母は読んだことはあるようだったけど、復習のためにもいいかなって読んでみてもらいました。義母は、読めてよかったと大変喜んでくれました。なので、私も読んでみることにしました。...

 今年80歳になった義母からの依頼で「続 窓ぎわのトットちゃん」を図書館予約しました。そしてこちらの作品は、義母は読んだことはあるようだったけど、復習のためにもいいかなって読んでみてもらいました。義母は、読めてよかったと大変喜んでくれました。なので、私も読んでみることにしました。  主人公はもちろん、黒柳徹子さんで、トットちゃんの愛称で親しまれています。トットちゃん、小学1年生から2年生にかけてのお話、第二次世界大戦の直前から開戦後にかけてというところです。トットちゃんは、落ち着きがなく周りが予想だにしない行動をとることで授業の妨げになると、通学していた小学校を退学になりました。そして、新たに通学するようになった「トモエ学園」…。「トモエ学園」には、個性豊かな子供たちが通学し、ユニークな教育方針のもと、トットちゃんものびのび楽しく毎日通学できています。そんな楽しい学園生活ですが、戦争が始まってしまいます…。  いきいきと描かれるトットちゃんのあれこれ…時には悲しいことやつらいこともあったけれど、毎日毎日を一生懸命生きている、そんな様子が読みとれます。長年読み継がれ、沢山の国々の言葉で翻訳もされているこの作品は、ほんのりあったかく、ちょっと切なくも素敵な作品だと感じました。黒柳徹子さん、テレビでよくお見かけしますが、もう90歳なんですね…すごくお元気なので、そんなご高齢だとは思ってもなかったんだけれど…。もう、ね…頭が下がります!

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2023/03/02

長女が青い鳥文庫版を図書室で借りてきて、この本欲しいと言うので、せっかくだからハードカバーをと購入。実家の母の本棚にもあったな。子どもの頃すこし読んでみたけど、その時はあまり興味を持てず途中まで。まさかこの本を楽しく読む日がくるとは。 自由が丘に住んでいたのに、そこにそんな素晴ら...

長女が青い鳥文庫版を図書室で借りてきて、この本欲しいと言うので、せっかくだからハードカバーをと購入。実家の母の本棚にもあったな。子どもの頃すこし読んでみたけど、その時はあまり興味を持てず途中まで。まさかこの本を楽しく読む日がくるとは。 自由が丘に住んでいたのに、そこにそんな素晴らしい学校があったなんて知らなかった。ピーコックにも何度も行ったのに、碑なんて気づかなかった。もったいないことした。 校長先生がほんとうにいい先生。素敵だなあと嬉しい気持になって読んだ。群馬県吾妻郡出身というのにも驚いた。ドラマでは竹中直人さんが演じていたなあ。お父さんは山本耕史さんだった。あれもよかったなあ。

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2021/05/16

戦後最大のベストセラー。「校長先生の肩に、お昼の光が、やわらかく止まっていた」というフレーズが昔からすごく好き 第二次世界大戦直前のすごい奇跡みたいに思える優しい時間がぎゅっとある 「同じ電車で旅をする仲間」っていうのもいいなぁ

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2020/08/18

トットちゃんこと、黒柳徹子。 平日の昼間、自らの部屋に多くの芸能人を招き入れる、あの黒柳徹子の幼少期を綴った作品である。 言葉を選ばずに言ってしまえば、変わった子だ。みなさんの近くにも1人は居たはず、とは簡単に言えないほどに。しかし、変わっていることがダメだということではない。 ...

トットちゃんこと、黒柳徹子。 平日の昼間、自らの部屋に多くの芸能人を招き入れる、あの黒柳徹子の幼少期を綴った作品である。 言葉を選ばずに言ってしまえば、変わった子だ。みなさんの近くにも1人は居たはず、とは簡単に言えないほどに。しかし、変わっていることがダメだということではない。 彼女は、トットちゃんは、小さな体で多くの風を受けながらも、颯爽と歩いている。その姿は、黒柳徹子の背中が微かに見えるものである。

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2018/04/05

黒柳徹子さんは小さな頃からあのキャラクターそのまんまだったとは、笑っちゃうようなエピソード満載。子どもの個性をゆがめることなく大切に伸ばすトモエ学園に通っていたからこそ、自分自身を卑下することなく楽しい子供時代過ごせたのだろう。ついつい親目線で読んでしまったが教育環境は特に小さな...

黒柳徹子さんは小さな頃からあのキャラクターそのまんまだったとは、笑っちゃうようなエピソード満載。子どもの個性をゆがめることなく大切に伸ばすトモエ学園に通っていたからこそ、自分自身を卑下することなく楽しい子供時代過ごせたのだろう。ついつい親目線で読んでしまったが教育環境は特に小さな頃は大事なのかと。徹子さんの様々な社会活動を彷彿させる下地はこの頃から形成されていたのかな。古い本だったけれど今読んでも感銘を受ける。

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2017/03/13

こんなにいい本、ここまで読まずに来たなんて!と思う反面、今だからこの教育の素晴らしさが理解できるんだとも思う。ちょうどいいタイミングだったんだろう。 黒柳さんの子供時代、自分の子供時代をこんなに客観的に描けるものかと、徹子さんの文才に感銘。 そして、こんなに自分を尊重され、人...

こんなにいい本、ここまで読まずに来たなんて!と思う反面、今だからこの教育の素晴らしさが理解できるんだとも思う。ちょうどいいタイミングだったんだろう。 黒柳さんの子供時代、自分の子供時代をこんなに客観的に描けるものかと、徹子さんの文才に感銘。 そして、こんなに自分を尊重され、人に手を差し伸べ合うことを実践しながら子供時代を過ごしてきた方なら、黒柳さんがやってこられている国際支援の活動も腑に落ちる。 徹子さんの個性を受け入れたお母様も素晴らしいなぁと我が身を振り返りながら思う。

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