まぼろしハワイ の商品レビュー
何とも、いとおしい気持ちになります
ハワイの風景が、頬に触れる風が感じられる本。そして、ハワイに行きたくなる本。家族との絆だったり、好きな人と過ごす時間だったり。儚いものをそっと抱きしめるような作品たち。何とも、いとおしい気持ちになります。
zxc
うーーん。 何冊かよしもとばななさんの本を読んだけども。あんまり私とは合わないなぁぁ。 凄い素敵なお話やなーとは思うけども、文体やら言い回しが好きではないなぁ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『銀の月の下で』より。 ~そして私の中から小樽の悲しみがすっかり消えていた。~ ハワイ島の大地の大きくておおらかで美しい場所で、風に導かれるようにそこにいきついた。 のだと思う。 ぎとぎとのどろどろの何ものでも、とかしてやわらかくして浄化する力をもつハワイ。 ずっとあこがれつづける場所。
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スピリチュアル・ハワイ。 これを読むとハワイに行きたくなりますね。 だけど、とても逆説的なようだけど、本当にハワイを知ったらハワイに行かなくても心はハワイ、なのだと思わせてくれる。 わたしを生みだしたのがどんな力かは知らないけれど、生みだしてくれた。 喜びを持って生きたいな、と。...
スピリチュアル・ハワイ。 これを読むとハワイに行きたくなりますね。 だけど、とても逆説的なようだけど、本当にハワイを知ったらハワイに行かなくても心はハワイ、なのだと思わせてくれる。 わたしを生みだしたのがどんな力かは知らないけれど、生みだしてくれた。 喜びを持って生きたいな、と。 で・も・やっぱり行きたいぞ~ハワイ!
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あたたかい。 ハワイにいってみたくなった。 この人は、生きることとか誰かを愛することとかをたくさん考えて生きてるんやなと思った。 その意味を考えていける人でありたいと思う。
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最近癒されたい願望が半端なくて、通ってる美容室の美容師さんがハワイはベタだけどいいと言っていたのもあって無性にハワイに行きたくて読んだ。 ハワイが主な舞台の三編入り。 「姉さんと僕」の僕みたいな価値観の人間を描いてくれてありがとうございますと言いたいです。 「白河夜船」に出て...
最近癒されたい願望が半端なくて、通ってる美容室の美容師さんがハワイはベタだけどいいと言っていたのもあって無性にハワイに行きたくて読んだ。 ハワイが主な舞台の三編入り。 「姉さんと僕」の僕みたいな価値観の人間を描いてくれてありがとうございますと言いたいです。 「白河夜船」に出てきた、「平日の昼間のデパートをうろついている何やって暮らしてるんだかわからない女の子」だった私はアップルちゃんにものすごく共感してしまった。
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父、そして夫、愛するその人を失ったオハナと若くして彼女の義母でありフラダンサーのあざみは三人が愛した生命力溢れる優しい島、ハワイへ向かう。そこは、自殺したオハナの母の記憶も一緒に残されているところだった。まぼろしのようにハワイの地に浮かび上がる母や父の思い出。若い義理の母娘は、そ...
父、そして夫、愛するその人を失ったオハナと若くして彼女の義母でありフラダンサーのあざみは三人が愛した生命力溢れる優しい島、ハワイへ向かう。そこは、自殺したオハナの母の記憶も一緒に残されているところだった。まぼろしのようにハワイの地に浮かび上がる母や父の思い出。若い義理の母娘は、そこで何を得るのか――表題作「まぼろしハワイ」の他「姉さんと僕」「銀の月の下」での二本を収録。筆者が愛するハワイを舞台に、フラダンスの修業も積んだ末に描きあげた入魂の短篇集。 ばななさんの作品はよく海や南国が舞台になるが、それはきっと彼女が水辺で過ごした幼少期があったからだと思うのだが、海や水辺の持つ善なる母性的な力を彼女はきっとうんと小さなころから自然とわかっていたのだろうと思う。私は、ハワイに行ったことはないし、というかばななさん作品によく登場する南国(沖縄とか)も他の海外の国も全然行ったことはないけど、でも、そこには生きることをいいものだと思わせてくれる強い何かがある。南国系のばなな作品を読むと他の作品よりそれを強く感じさせてくれるな、と振り返って思う。ばななさんが伝えたかったハワイの持つ魅力――それは観光雑誌とかで特集が組まれるようなものでなく、沖縄のそれに近いスピリチュアルなものがこの作品には頭から終わりまで凝縮されていると思いました。 特に好きなのは最後の「銀の月の下で」 でも「まぼろしハワイ」のあざみさんのダンス描写も好き。あざみさんを生かしてくれたハワイにある母なる力(これはとてもわかる!と思った)というのをじかに感じてみたくて、やっぱハワイもいつか行ってみたいな~…… ばななさんの作品を読むと海に行きたくなる、見たくなるのですが、この作品はきっとハワイに行きたくなる。さすが5年もかけて書いただけあるなあと思います。
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まぼろしハワイ、今回もすごく癒されました・・・。 少し欠けてしまった家族のお話だけど当たり前の幸せとか、強いからこそ人の弱さがわからない切なさとか、そういうことを考えました。二作目は特に。 ばななさんは押し付けない素直な話し口がすごく好きです。 でもいつもよりは少し難しかったかな...
まぼろしハワイ、今回もすごく癒されました・・・。 少し欠けてしまった家族のお話だけど当たり前の幸せとか、強いからこそ人の弱さがわからない切なさとか、そういうことを考えました。二作目は特に。 ばななさんは押し付けない素直な話し口がすごく好きです。 でもいつもよりは少し難しかったかな、、またふと読みたくなるであろうお話でした。 そしてハワイ!素敵なのかな~。 ただの観光地みたいな印象しかなかったのですが一度行ってみたい。フラダンスも。
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表題作が一番好きかも。題名が気になってずっと読んでみたかった。踊ること、愛すること…小説だから美化しててもいいんだと思う。楽しいことが終わっちゃう時のあの充実感と共にやってくる切なさを読んでても感じた。 ばななさんもフラをやってること知らなかったな~(あとがきより。)でもハワイに...
表題作が一番好きかも。題名が気になってずっと読んでみたかった。踊ること、愛すること…小説だから美化しててもいいんだと思う。楽しいことが終わっちゃう時のあの充実感と共にやってくる切なさを読んでても感じた。 ばななさんもフラをやってること知らなかったな~(あとがきより。)でもハワイに滞在していなくても生きていくことのいろんなことを感じれると私は思うので★-1。←ハワイに行けない強がりかな?(笑)
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ハワイにまつわる3っの物語。なかでも、『まぼろしハワイ』が一番好き。大切な人を亡くして、悲しみから抜け出せないあざみとオハナ。そんな中でもフラダンスを踊っているあざみの姿がなんだか力強く感じた。二人して泣いてばかりの日々だったけれど少しずつ止まっていた時計が進みだしている。『涙の...
ハワイにまつわる3っの物語。なかでも、『まぼろしハワイ』が一番好き。大切な人を亡くして、悲しみから抜け出せないあざみとオハナ。そんな中でもフラダンスを踊っているあざみの姿がなんだか力強く感じた。二人して泣いてばかりの日々だったけれど少しずつ止まっていた時計が進みだしている。『涙の中には悲しみが溶けていて、体の中で毒が固まるのをふせいでくれるのよね。』と、言うセリフに我慢しないで泣いてもいいんだなぁと思えた。読んでいて行ったことはないのにハワイにいる気分になった。あー、いつかハワイでフラダンスしてみたいなぁ。
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