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まぼろしハワイ の商品レビュー

3.8

78件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    30

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2009/10/04

読んでくれと訴えてきたので自分の中ではめずらしく、発売からあまり寝かさず購入。 ホノルルマラソンに行けない悔しさからでしょうかね。

Posted byブクログ

2010/05/03

買うか買わないか迷って、結局購入。以前の母、母、した感覚がなくって、すっと物語の海の中に潜水しました。癒しの本ですね、自然に腑に落ちるところばかりで、私は普通に癒しの本を読むより癒されます。ばななさんはそういうパワーを持った人だと思う。最近はそれを隠すことなくあえて自然体で書いて...

買うか買わないか迷って、結局購入。以前の母、母、した感覚がなくって、すっと物語の海の中に潜水しました。癒しの本ですね、自然に腑に落ちるところばかりで、私は普通に癒しの本を読むより癒されます。ばななさんはそういうパワーを持った人だと思う。最近はそれを隠すことなくあえて自然体で書いていると思います。若い頃のオカルトな話、母になった時は母のお話。そして家族のお話。どれも家族がない家族なんだけど、卑屈になっていない。寂しい思いを受け止め昇華させていく。こころが暖かくなりました。

Posted byブクログ

2009/10/04

あとがきに 『取材を含め、これだけ書くのに5年かかった。入魂の小説集です。(中略)この本の中にはなにかがあります。このなにかを体得するためだけに、五年かけたのだと思う。』 と書いてあった。 その何かを間違いなく私も感じ取る事ができたと思う。 言葉では表せない何か。 私は読んでいる...

あとがきに 『取材を含め、これだけ書くのに5年かかった。入魂の小説集です。(中略)この本の中にはなにかがあります。このなにかを体得するためだけに、五年かけたのだと思う。』 と書いてあった。 その何かを間違いなく私も感じ取る事ができたと思う。 言葉では表せない何か。 私は読んでいる間ずっと光に包まれている感覚があった。 穏やかな優しい淡い色合いの光。 温かさに包まれて周囲に優しく漂う光。 ハワイが舞台だからその光が現れるのだとしたら、 是非一度実際にハワイを訪れてみたいものだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

ばななさん最新作。 1話目に号泣。 「ホンモノ」とは何かって考えてた時期に、その答えを書いてくれてたような感じ。 2話目はびみょうな感じだったけど・・・。

Posted byブクログ

2009/10/04

南国ハワイを舞台に描かれる3つの小説集。いわゆる、お父さんがいて、お母さんがいて、子供がいて・・・という一般的な家族を描いているのではなく、離婚していたり死別していたりして、それで今の家族になりました・・・というような家族たちのお話。 表題作は、「私」と義理の母親である「あざみ...

南国ハワイを舞台に描かれる3つの小説集。いわゆる、お父さんがいて、お母さんがいて、子供がいて・・・という一般的な家族を描いているのではなく、離婚していたり死別していたりして、それで今の家族になりました・・・というような家族たちのお話。 表題作は、「私」と義理の母親である「あざみさん」が父親に先立たれて、悲しみにくれながらも二人でハワイで少しずつ癒されていくような話。 よしもとばななの「ハワイ・ラブ!」という強い意識が伝わってくるのがなんとも・・・と思いながらも、南国の圧倒的な日差しと海にさらされて、気持ちが登場人物たちの好転していく感じは、読んでいて気持ち良いものであった。

Posted byブクログ

2009/10/04

『なんで時間は過ぎてしまうんだろう。どうして愛する人はみな逝ってしまうんだろう。私はどうしてそれに対して何も出来ないのだろう…』 ばななさん入魂の小説は、大きな悲しみや怒りや複雑な感情を、これまた大きな愛や慈しみで溢れたハワイで少しずつ癒していくような物語でした。 個人的...

『なんで時間は過ぎてしまうんだろう。どうして愛する人はみな逝ってしまうんだろう。私はどうしてそれに対して何も出来ないのだろう…』 ばななさん入魂の小説は、大きな悲しみや怒りや複雑な感情を、これまた大きな愛や慈しみで溢れたハワイで少しずつ癒していくような物語でした。 個人的には『銀の月の下で』が3つの中で1番好きな終わり方だったかな。 恋が始まったばかりのワクワクした感じ、エネルギーが満ちてくるような…愛の魔法がかけられたような…

Posted byブクログ

2009/10/04

07.9 ハワイ島の話はひとつだけだったけれど。 ずっと同じことを言い続けているけど、すこしずつバージョンアップもし続けている。 やっぱり読んじゃうな。

Posted byブクログ

2011/09/18

ここのところのいつものよしもとばななの雰囲気。スピリチュアルな感じというか。うーん、嫌いじゃないけど、どうも小説っていうより、エッセイとかセルフヘルプ本とかそういう感じがしてしまうような。言いたいことをはっきり伝えすぎみたいな。いつもよりもさらにそういう傾向なのか、ちょびっと説明...

ここのところのいつものよしもとばななの雰囲気。スピリチュアルな感じというか。うーん、嫌いじゃないけど、どうも小説っていうより、エッセイとかセルフヘルプ本とかそういう感じがしてしまうような。言いたいことをはっきり伝えすぎみたいな。いつもよりもさらにそういう傾向なのか、ちょびっと説明っぽいのかくどい気がしたり。 でも、その言いたいことについてはもっともだなあと思うし。やっぱり文体は好きだし、どうにもできないせつなさみたいなものには共感して泣かされるし。 死、を扱うのがうまいっていうか。いや、うまいっていう言葉は違うと思うけど。 ハワイ、行ってみたいな。

Posted byブクログ