夜叉桜 の商品レビュー
へぇ!あさのあつこが時代物?!って思ってこの5月に買って来た。 けどさぁ…、なんか変。 会話がなんだか時代考証がメチャクチャな気がしてしかたない。 しっくり来ない。 どうして池波正太郎並にとは言わないけれど、じゃぁ、どうして宮部みゆきの時代物には物語にすんなり入っていけるんだろう...
へぇ!あさのあつこが時代物?!って思ってこの5月に買って来た。 けどさぁ…、なんか変。 会話がなんだか時代考証がメチャクチャな気がしてしかたない。 しっくり来ない。 どうして池波正太郎並にとは言わないけれど、じゃぁ、どうして宮部みゆきの時代物には物語にすんなり入っていけるんだろうなぁ。 話し口調が気になるので、そこがポイントなんじゃぁないだろうか。
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あさのあつこの本を読むのは、初めて。バッテリイを読みたいと思ったがまだ読んでない。時代劇は、苦手だが表紙の絵が、目をひいて手にした。小暮信次郎、伊佐治、東野家の魅力が面白く、第2段に続くのかな?
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信次郎と清之介の関係性にどきどきしました。お互いにすごくこだわっていて、意識して執着し合ってる感じがもう…!正直に云うと腐的に萌えます、はい(爆)…でも純粋に見ても、非常に興味深い。お互いについてどう感じるのかなぁ、と思うのです。 これを読む際、前作の「弥勒の月」も再読したんで...
信次郎と清之介の関係性にどきどきしました。お互いにすごくこだわっていて、意識して執着し合ってる感じがもう…!正直に云うと腐的に萌えます、はい(爆)…でも純粋に見ても、非常に興味深い。お互いについてどう感じるのかなぁ、と思うのです。 これを読む際、前作の「弥勒の月」も再読したんですが、なんだか前読んだ時よりかなり面白く感じました!なんでだろ…バイオリズムの問題かなぁ(笑)
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人は何かを背負って生きている。 それでも人は生きている。 過去を背負いつつ自分を変えた者、 過去に飲まれて夜叉になる者。 また、その人間模様を楽しむ者もいる。 私は何を背負って生きているのか。 これから何を背負うことになるのか。 私は何になるのか。何を求めて、何のために生きて...
人は何かを背負って生きている。 それでも人は生きている。 過去を背負いつつ自分を変えた者、 過去に飲まれて夜叉になる者。 また、その人間模様を楽しむ者もいる。 私は何を背負って生きているのか。 これから何を背負うことになるのか。 私は何になるのか。何を求めて、何のために生きて行くのか。 そんなことを考えさせてくれる小説でした。 「弱えほうが、ようござんすよ」
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「生きるという、ただそれだけのことが何故にこうも不自由なのかと、思うことがございます」江戸の町で、女郎が次々と殺されていく。誰が、何のために?切れ者ゆえに世にいらだつ若き同心・信次郎は、被害者の一人が挿していた簪が、元暗殺者の小間物問屋主人・清之介の店『遠野屋』で売られていたこと...
「生きるという、ただそれだけのことが何故にこうも不自由なのかと、思うことがございます」江戸の町で、女郎が次々と殺されていく。誰が、何のために?切れ者ゆえに世にいらだつ若き同心・信次郎は、被害者の一人が挿していた簪が、元暗殺者の小間物問屋主人・清之介の店『遠野屋』で売られていたことを知る。因縁ある二人が交差したとき、市井の人々が各々隠し抱えていた過去が徐々に明かされていく。生き抜く哀しさを、人は歓びに変えることが出来るのか。
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「弥勒の月」の続編のようです。 弥勒と夜叉は正反対の存在です。 こちらの作品の方が怖かったです。
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シリーズの続編だということを途中で気づきました。しかし、それでも十分面白かった。主要な登場人物(信次郎・清之介・伊佐治)それぞれの生き方、視点がしっかり描かれています。
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弥勒の月の続巻。 何かと繋がってくる1人+2人。 内容的にはそれほど哲学などと違い難しくはないので事件の真相が気になりさきへさきへと読み込んでしまった。
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心に闇を抱く者達が、自然に集まってしまうというのは、よく判る。誘蛾灯のように、互いに引き寄せられるのだ。只、闇を抱え、真っ当に生きようと必死になっている者に引き寄せられた場合、何かのきっかけで、闇に引きずり込まれるだろうか。むしろ踏み留まろうしないだろうか。引き寄せられた者には、...
心に闇を抱く者達が、自然に集まってしまうというのは、よく判る。誘蛾灯のように、互いに引き寄せられるのだ。只、闇を抱え、真っ当に生きようと必死になっている者に引き寄せられた場合、何かのきっかけで、闇に引きずり込まれるだろうか。むしろ踏み留まろうしないだろうか。引き寄せられた者には、決してなれないと思わない限り。
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この方の小説といえば、「バッテリー」なんでしょうなぁ。…読んでません、まだw 何冊もある小説は読みきれるか不安になってしまうのでなかなか手に取らないです。 そのイメージが強すぎて、すっかり児童小説作家だと思っていました(苦笑) 私が苦手な時代物。ちょっと抵抗があったものの評判も...
この方の小説といえば、「バッテリー」なんでしょうなぁ。…読んでません、まだw 何冊もある小説は読みきれるか不安になってしまうのでなかなか手に取らないです。 そのイメージが強すぎて、すっかり児童小説作家だと思っていました(苦笑) 私が苦手な時代物。ちょっと抵抗があったものの評判も上々でしたし 先日読んだ「吉原手引草」の自信を思い込みで倍増させて読み始めました。 とにかく、勉学ではない意味で「頭のよい」、でも立場の違う3人の絡むいわば推理物。 おぉ、苦手要素がもう一個増えている・・・と警戒したのもつかの間 描写のおもしろさに手伝ってもらってけっこうすばやくいっき読みしました。 この小説のキーワードは「機微」なんでしょう。いいですねー、こういうの。 人を書いているってかんじがびしびし伝わってきます。おもしろかったです。 そうかー。最近のミステリー系は文明の利器が絡んだりしててめんどくさいけど それこそ江戸の町の事件を岡っ引きが解決するタイプなら読めるのかもしれないな。 我ながらちょっとした発見でした。
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