犯人に告ぐ(下) の商品レビュー
完全に消化不良な終わり方。散々引っ張った犯人も、誰だ君は?的なやつ。意外性も何もない。内部情報リークの話もそれだけ?な対応。ネタは良いのに、もっと工夫が欲しかった。
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6年前の未解決事件を引きずりながらも、バッドマンに挑む主人公の心の揺らぎと、それを支える家族の過去からの絆...。正直、植草はもっとコテンパンにしてやってもよかったのでは。 ストーリーの流れはよかったが、犯人の動機やプロファイリングというまでには至らない捜査手法など、細部が気にな...
6年前の未解決事件を引きずりながらも、バッドマンに挑む主人公の心の揺らぎと、それを支える家族の過去からの絆...。正直、植草はもっとコテンパンにしてやってもよかったのでは。 ストーリーの流れはよかったが、犯人の動機やプロファイリングというまでには至らない捜査手法など、細部が気になってしょうがなかった。
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前から読みたいと思っていたが、ひょんな事から入手して読んでみた。とても面白かった。登場人物の造形が良くて、とても生き生きとしている。かなり異例な展開でありながら、不自然な感じがしない。主人公その他の思い通りにならないことも多いため、読者も主人公の感情を追体験できるので、満足度は高...
前から読みたいと思っていたが、ひょんな事から入手して読んでみた。とても面白かった。登場人物の造形が良くて、とても生き生きとしている。かなり異例な展開でありながら、不自然な感じがしない。主人公その他の思い通りにならないことも多いため、読者も主人公の感情を追体験できるので、満足度は高い。久しぶりに睡眠時間を削ってしまった。これは面白い。
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初読み作家さん。事件自体は、さほどビックリな展開もなく、上巻では又、出来る警察官が失態して堕ちていくような内容かな?て思ったんだけど……下巻に進み、植草のアホさ加減と巻島・本田が何やら企んでる所から一気に楽しみになり、最後はスッキリ!小川が笑えたし、髪の長いイケメン巻島にキュン
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続きが気になり一気読み。 劇場型捜査という前代未聞で斬新な、 メディアを使った公開捜査で犯人を追い詰めていく。 失態を謝罪する事が許されないまま自分を責め続け、被害者遺族と同じ時間だけ苦しみを背負いながら生きてきた巻島の心からの謝罪は泣けた。 警察上層部からの圧力やテレビ局の...
続きが気になり一気読み。 劇場型捜査という前代未聞で斬新な、 メディアを使った公開捜査で犯人を追い詰めていく。 失態を謝罪する事が許されないまま自分を責め続け、被害者遺族と同じ時間だけ苦しみを背負いながら生きてきた巻島の心からの謝罪は泣けた。 警察上層部からの圧力やテレビ局の視聴率争い、そして世論の容赦ない批判。 一番は年下上司からの妨害。 などなど面白い場面が沢山ある反面、二つの事件どちらも犯人の動機が見えてこなかったのが残念でならない。
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下巻も先が読めず気になってあっという間に読み終えました。巻島の実直さ、家族に支えられているということ、津田や本田の人の好さなども感じられて続編も読みたくなりました。小川かつおもよかった。最後、TVへの出演を行ったのか、どのように行ったのか知りたかったし、犯人の人物像をもう少し知り...
下巻も先が読めず気になってあっという間に読み終えました。巻島の実直さ、家族に支えられているということ、津田や本田の人の好さなども感じられて続編も読みたくなりました。小川かつおもよかった。最後、TVへの出演を行ったのか、どのように行ったのか知りたかったし、犯人の人物像をもう少し知りたかったですが、あえて書かなかったとも思えます。一昔前の作品ですが、映画も気になりました。
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犯人に告ぐの続編ということで またメディアを使う劇場型かな? と思ったら違った。特に繋がりがなく、巻島が出てくるシリーズものかと思いきや、事件の雰囲気?特に下巻の小川が続編感出してる。最後の方のスピード感好きだな。
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★2008年12月19日 104冊読了『犯人に告ぐ(下)』雫井脩介著 評価B+ テレビ公開捜査を利用して犯人とコンタクトする主人公とその周りに渦巻く思惑、追い込まれた主人公と急展開する事件の成り行きに読む手を止めることができずに夜中までかかって読み切ってしまいました。もう少し犯人...
★2008年12月19日 104冊読了『犯人に告ぐ(下)』雫井脩介著 評価B+ テレビ公開捜査を利用して犯人とコンタクトする主人公とその周りに渦巻く思惑、追い込まれた主人公と急展開する事件の成り行きに読む手を止めることができずに夜中までかかって読み切ってしまいました。もう少し犯人検挙に向けては一ひねり欲しかった気はするが、十分楽しめる一品でした。
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植草との対決に必要以上に頁を割いた所為で、本筋の犯人捜しがぼやけた印象。キャラ立ちした曾根本部長や津田長もあまり活かされていないし、手紙のやり取りに終始する劇場型捜査はやや味気ない。結末も尻すぼみで消化不良感が残る。一平の誘拐にしても伏線がきっちり張られていないから取って付けた印...
植草との対決に必要以上に頁を割いた所為で、本筋の犯人捜しがぼやけた印象。キャラ立ちした曾根本部長や津田長もあまり活かされていないし、手紙のやり取りに終始する劇場型捜査はやや味気ない。結末も尻すぼみで消化不良感が残る。一平の誘拐にしても伏線がきっちり張られていないから取って付けた印象が残る。巻島警視のハードボイルドさやメディア同士の攻防戦などは魅力的だが『こだわるべきポイントは本当にそこなのか?』という序盤の印象は最後まで拭い切れなかった。この作家さんのじれったい文章運びはテンポが悪くてやはり好みじゃない。
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犯人=“バットマン”を名乗る手紙が、捜査本部に届き始めた。巻島史彦は捜査責任者としてニュース番組に定期的に出演し、犯人に「もっと話を聞かせて欲しい」と呼びかけ続ける。その殺人犯寄りの姿勢に、世間および警察内部からも非難の声が上がり、いつしか巻島は孤独な戦いを強いられていたー。犯人...
犯人=“バットマン”を名乗る手紙が、捜査本部に届き始めた。巻島史彦は捜査責任者としてニュース番組に定期的に出演し、犯人に「もっと話を聞かせて欲しい」と呼びかけ続ける。その殺人犯寄りの姿勢に、世間および警察内部からも非難の声が上がり、いつしか巻島は孤独な戦いを強いられていたー。犯人に“勝利宣言”するクライマックスは圧巻。
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