世界屠畜紀行 の商品レビュー
こんなに面白いノンフィクションは久しぶりに読んだ!!! この本はもっと読まれるべき!!! 肉を食べることについて、世界の飢餓問題うんたらなんてキレイごとではなく、どのように作られて売られているのかを知ることができる。 私には珍しく衝動的に読んだ一冊だったけど、大当たり。
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最近の読書は、ライティング技術やマーケティングなどに関する本ばかりです。 時々興味のある本を見つけて買っては見ても、部屋の片隅に積まれた状態で放置されてしまいます。 そんな状態だから面白そうな本を書店や書評で見つけても、「あれ読んでから」と買うのをやめてしまうケースもしばしば。 ...
最近の読書は、ライティング技術やマーケティングなどに関する本ばかりです。 時々興味のある本を見つけて買っては見ても、部屋の片隅に積まれた状態で放置されてしまいます。 そんな状態だから面白そうな本を書店や書評で見つけても、「あれ読んでから」と買うのをやめてしまうケースもしばしば。 内澤旬子さんの『世界屠畜紀行』という本もその中の一冊です。 いつか読みたいと思っていますが、最近になって『世界』という雑誌で、『飼い喰い』という連載が始まりました。書いているのは、『世界屠畜紀行』の内澤さん。 『世界』という雑誌は、何年かに1回くらい私が興味を持つ連載をやっているので、買い続けております。そんな買い方だから、毎号確実に目を通すというわけでもなく気がついたら、今月号で連載3回目となっておりました。 内容は、著者自身が豚を飼育して屠畜場へ出荷し、そして食べるという一連の行程を追うというもの。 昨日、夜中に部屋の整理をはじめたところ見つけてしまい、連載2回目まで読んではまりつつあります。今日、時間が作れたら3回目を読もうと思います。
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イラストなので読みやすい(怖くない)。命をいただいているってことがストレートに伝わってくる。ちゃんとご飯を残さず食べようと思う。
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購入した本。 ん~、いろんな意味で中途半端。 まず、である調にですます調が混じってるのがちょっと嫌。 それから、屠畜と差別の問題が表面を撫でるだけのような 扱いも、ちょっと不満。 なりよりも、肝心な屠畜シーンがちょっとわかりにくいぞ。 これが、一番の不満点。 そんでもって、あん...
購入した本。 ん~、いろんな意味で中途半端。 まず、である調にですます調が混じってるのがちょっと嫌。 それから、屠畜と差別の問題が表面を撫でるだけのような 扱いも、ちょっと不満。 なりよりも、肝心な屠畜シーンがちょっとわかりにくいぞ。 これが、一番の不満点。 そんでもって、あんまり「世界」じゃないし。 もっとこう、私たちがスーパーで買ってる肉はどう捌かれているのか、アジア・アフリカ・ヨーロッパできればもっと多くの国での 様子が知りたかったんだけれど。スケッチも、もっと欲しいなぁ。
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世界の食文化、宗教、民族習慣、差別の問題が綿密に描かれた屠畜状況のレポート 生きるとは他の生きもののいのちをいただくこと
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すっきりした線のイラストに、さばけた文章。 屠畜というテーマを重すぎず軽すぎずルポ。 食に対して考えさせられた、というどっしりした感想よりも おもしろい!(funnyじゃなくてinteresting)と素直に思える。
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世界の様々な屠畜文化が知れて非常に面白かった。 世の中色んな文化が存在するんだから、食肉のために牛・豚などを屠殺することを「動物愛護に反する」とステレオタイプに抗議するのは如何なものかしら、ホント。
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イラストルポライターが世界の屠畜場を興味深々前のめりレポート。 豚・牛・羊・ヤギ・ラクダ・犬!まで屠畜を観て・体験してそして食べる。 現地コーディネーターも凝視出来ない様な現場を著者は常に前のめり。 更に深く、屠畜という職業差別・宗教との係わり、更にはそもそも食肉とは?...
イラストルポライターが世界の屠畜場を興味深々前のめりレポート。 豚・牛・羊・ヤギ・ラクダ・犬!まで屠畜を観て・体験してそして食べる。 現地コーディネーターも凝視出来ない様な現場を著者は常に前のめり。 更に深く、屠畜という職業差別・宗教との係わり、更にはそもそも食肉とは?と思考の根は深まっていく。 <第12章 動物の立場から>が深い。考えさせられます。 逆に大笑いは最終章<屠畜紀行その後>にある”獲物と死体”。 あれだけの体験を全くヒクことなくレポートして来た著者であるのに!!・・・・ネタばれっぽいので、言えない。
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2008/07/20 どこかのサイトで紹介されていたのが気になって購入。 スーパーに行けばパックにつめられて並んでいるお肉ですが、もとは動物です・・・ 著者は屠殺とは表現せずに屠畜と表現しています。 日本はもとより韓国、モンゴル、インドなどなど各国の屠畜事情がイラスト入りで表現...
2008/07/20 どこかのサイトで紹介されていたのが気になって購入。 スーパーに行けばパックにつめられて並んでいるお肉ですが、もとは動物です・・・ 著者は屠殺とは表現せずに屠畜と表現しています。 日本はもとより韓国、モンゴル、インドなどなど各国の屠畜事情がイラスト入りで表現されています。
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飯を喰う、調理する、楽器を奏でる、音楽を聴く、絵を描く、靴を履く、日々の生活は屠畜の延長線上にある行為の連続と言ってよいのだが、なんでかどうやって行うのか知らずに居る。足許を見ないまま歩くようで酷く不自然で野蛮なことだ。 その形容し難い不安をある程度解消……してくれるわけではない...
飯を喰う、調理する、楽器を奏でる、音楽を聴く、絵を描く、靴を履く、日々の生活は屠畜の延長線上にある行為の連続と言ってよいのだが、なんでかどうやって行うのか知らずに居る。足許を見ないまま歩くようで酷く不自然で野蛮なことだ。 その形容し難い不安をある程度解消……してくれるわけではないが、とにもかくにも第一歩になるだろう本。 作者はその好奇心とパワーとでもって、世界の屠畜の現場を歩きに歩き、見た聞いた感じたことをそのままに、ひたすらにひたすらにレポートする。無論彼女自身の感じたそのままを描いているので、「ああこれは違うなあ。血と汗と恐怖、読むと大体わかるよ」とか「いやゲルマン文化圏だしね」などと注釈したくなるところは多々あるのだが、それを敢えて行わないところがこの本の潔さでもあると思う。 ごく普通の日本女性のコモンセンスでもって、我々の日々の暮らしの根っこのところをしっかりと捉えようとした、本当によい本。さり気なく装丁がとてもお洒落なのも、作者の趣味のよさを感じさせる。かならずカヴァー下もチェックすべし。 実はこれ単純に紀行文としても一級品。イラストルポとか軽いエッセイとか、そういうのが好きなひとにもお薦めです。面白いから!
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