中原の虹(第1巻) の商品レビュー
図書館で数ヶ月、順番待ちして、やっと読めたが・・・。2巻3巻が読めるのはいつだろう。それまで内容を覚えていられるだろうか。 今までの中国モノと比べて、著者の「中国好き」っぷりがくどい気がした。 2007/8/11読了
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「蒼穹の昴」続編です。蒼穹のラストがいたたまれなかったので、今回は何か救われるといい・・・な(無理だろうか)。 そして張作霖かっこいいです。
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「蒼穹の昴」は今でも私の中では上位ランクに入っていて、 あの感動をもう一度味わいたくて浅田次郎をちょこちょこつまみ食いしてきました。 (彼の作品では「シェラザード」も上位。) ずっこけ作品もいっぱいあるけれど、男のロマンを描いたものはピカイチです。 なもんで、「中原の...
「蒼穹の昴」は今でも私の中では上位ランクに入っていて、 あの感動をもう一度味わいたくて浅田次郎をちょこちょこつまみ食いしてきました。 (彼の作品では「シェラザード」も上位。) ずっこけ作品もいっぱいあるけれど、男のロマンを描いたものはピカイチです。 なもんで、「中原の虹」が店頭に出たときには小躍りしたい気分でした。 中国清王朝の時代、「蒼穹〜」は西太后に仕える宦官春児の物語でしたが、 「中原〜」はその続編、戊戌の変以降のお話です。 歴史の教科書にも出てくる馬賊の張作霖や袁世凱、徐世昌がいきいきと活躍し、 春児の兄、春雲が張作霖一派として登場したり、 西太后と光緒帝の関係や、ラストエンペラー愛新覚羅溥儀が幼い頃の 心理描写もきめ細やかに書かれている。 浅田作品はとにかく言葉が美しい。 馬が駆ける場面、雪がちらちら降る場面、奉天駅の美しい姿までもが 目の前にあるかのように鮮やかに見えてくる。 まさに「言葉のイリュージョンや〜」by彦摩呂 宦官や科挙制度のすさまじさにおののいた「蒼穹〜」ほどのインパクトはなく 少し話を広げすぎてる感はあるけれど、やっぱり読まずにおれない魅力がある。 第四巻は11月刊行予定。 待ちきれましぇ〜ん。 ・・・・・後記・・・・・・ 待ちきれましぇ〜ん、なんて言って飛びついた第四巻。 あれあれあれ〜な感じでした。結局最後まで読破せず、めずらしく途中リタイヤしました。 なんだろう、感動モノは間をおかず一気に読んだほうがいいのかも。
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清朝末期、光緒帝の変法運動が失敗し、西太后が権力を掌握している。 満州でのちに満州国最初となる人物が張作霖の下で活躍していく。 この時代の小説をはじめて見つけたような気がする。
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浅田次郎はやはり歴史小説の巧い人だなぁとつくづく実感させられました。 歴史上の人物をこんなにリアルに、魅力的に描ける作家ってそうそういないんじゃないかと思います。 この作品の前の「蒼穹の昴」も素晴らしかったけれど、今回の「中原の虹」も素晴らしい作品になるのでは‥‥と予感がします。...
浅田次郎はやはり歴史小説の巧い人だなぁとつくづく実感させられました。 歴史上の人物をこんなにリアルに、魅力的に描ける作家ってそうそういないんじゃないかと思います。 この作品の前の「蒼穹の昴」も素晴らしかったけれど、今回の「中原の虹」も素晴らしい作品になるのでは‥‥と予感がします。 文庫が出たら買おうと思います。
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蒼穹の昴の続編シリーズ。 長城の中が揺れるなか、その外では・・・という話。 新たな話がつむぎだされる。
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私は完結してから読むのが好きだったのに、待ちきれずに手にしちゃいました。蒼穹の昴で完結したと思ってたけれど、あの時の登場人物たちが再び出てきて、もぅそれだけで感動!! 幽閉された光緒帝と西太后、龍玉と馬賊・・・ あぁ早く次々に出ないかなぁー。 (借り)
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蒼穹の昴から続く清末を描いた長編大河。 蒼穹の昴を読んでいればなお楽しめるでしょう。 浅田氏の文章は平易で読みやすく引き込まれますね。 お得意の二つの時元で話が進みます(主人公張作霖と清太祖ヌルハチ、視点は李春雷とダイシャンがメイン) ただ中国の名前や地名にカタカナで北京読みのル...
蒼穹の昴から続く清末を描いた長編大河。 蒼穹の昴を読んでいればなお楽しめるでしょう。 浅田氏の文章は平易で読みやすく引き込まれますね。 お得意の二つの時元で話が進みます(主人公張作霖と清太祖ヌルハチ、視点は李春雷とダイシャンがメイン) ただ中国の名前や地名にカタカナで北京読みのルビふるのは読みにくいからやめたほうがいいと思う。
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蒼穹の昴を読んでからもう10年以上? 続編・・といか珍妃の井戸と同じでリンクするストーリー。 清朝末期は本当にいろんなことがあったんだと分かりますね。 久々の春児が懐かしい。 お兄ちゃんの春雷は馬族になって、張作霖の配下になっているというのも・・さすが浅田次郎。 4巻で完結らしい...
蒼穹の昴を読んでからもう10年以上? 続編・・といか珍妃の井戸と同じでリンクするストーリー。 清朝末期は本当にいろんなことがあったんだと分かりますね。 久々の春児が懐かしい。 お兄ちゃんの春雷は馬族になって、張作霖の配下になっているというのも・・さすが浅田次郎。 4巻で完結らしいので、まだあるね楽しみです。
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続き物。続刊に期待中。なんでこの人の話が好きなのかな、って思ったら、その理由はいっぱいあるけど、 やっぱり食べ物の描写が抜群に上手いからだ。 饅頭たべたい。
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