中原の虹(第1巻) の商品レビュー
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満州の覇者 張作霖が馬賊の頭として台頭しはじめた時代。 貧しき百姓の飢餓の運命に逆らい出奔した李家の三男 春雷が今回は主人公のよう。 存在を忘れてすらいた人物だけど、やはり春雲の兄が無事生きていて嬉しく思った。 弟とは正反対の無頼の道を生きてきた彼が、張作霖との出会いをきっかけに迎えた黎明。 ばあさまから伝えられた勇ましくも不穏な予言は重く付きまとうけれど、飢渇する民を救うために抱いた度し難くも崇高な野望の脈動に胸躍る。 ばあさまが初っ端から予言を大盤振る舞いしているのは少し笑えた。 光緒帝の再登場の姿は、痛ましい。
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学生時代、友人よんちゃんから進められてハマッた 「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」の、続編。 やー・・・っと読めた!!!涙 四巻もある大作の壁は高く、心身ともに余裕がない・・・と いままで手がつけられませんでした。 期日のある積み本たちが落ち着いたから、一気に読むぜー! 前作の主人公...
学生時代、友人よんちゃんから進められてハマッた 「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」の、続編。 やー・・・っと読めた!!!涙 四巻もある大作の壁は高く、心身ともに余裕がない・・・と いままで手がつけられませんでした。 期日のある積み本たちが落ち着いたから、一気に読むぜー! 前作の主人公・李春雲の兄が主人公な時点で泣ける。 あと、張作霖がめちゃめちゃかっこいい。 キョウカショ的には正直存在の薄い彼が しょっぱなでいきなり龍玉を手にするときは驚いた。 やはりこの清末期の中国史は本当に面白い。 二巻以降どうなっていくのか。 わくわく。
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蒼穹の昴、珍妃の井戸に続く第三弾。張作霖が馬賊から重要人物に成り上がるまでの物語。 チュンルや占い婆が再登場して懐かしかった。 本物の張作霖がどのような人物か分からないが、本編では豪快な人物として活き活きと描かれている。
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『蒼穹の昴』からなる中国歴史シリーズの3作目となる本作品は清朝が滅亡する時代の物語。 主人公は張作林だが、1作目のメインだった清朝関係の人物も多く登場するので、ファンとしては続編らしさがとてもうれしい。この作品から読み始めても充分面白いだろうが、やはり1作目を読んでから読み始めて...
『蒼穹の昴』からなる中国歴史シリーズの3作目となる本作品は清朝が滅亡する時代の物語。 主人公は張作林だが、1作目のメインだった清朝関係の人物も多く登場するので、ファンとしては続編らしさがとてもうれしい。この作品から読み始めても充分面白いだろうが、やはり1作目を読んでから読み始めてほしい。 けっこうな長編であるがさすがの筆力で一気に読める。著者は人物描写が抜群に優れているので、各人物への感情移入が忙しい。いわゆる“泣かせ”が苦手な人にはわざとらしく感じる箇所も多いかもしれないが、壮大な物語の一部だと思えばそれほどでもない。 シリーズ全般の魅力は、基本は史実に基づいているが細部にリアリティが溢れておりどこまでが本当かわからないところにある。
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『蒼穹の昴』の登場人物や時代が重なり、視点や焦点が違うところにあたっている。 中国語のルビが、なかなかいい。 音で伝わるものってあるんだと、音のでない本から感じさせられた。 中国語を習っていたら、もっと味わい深いものがあっただろう。
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浅田さんお得意の中国清朝末期の時代小説。 今回のメインは張作霖さんみたいだね。 まだ一巻なので、時代背景や人物紹介的部分が多い。 これから面白くなっていくのかな。 浅田さんのお話はある意味とてもクサいので、大きな題材は日本を舞台にするよりも外国のほうがよいのかもしれません。 らじは浅田さんのお話けっこう好きだけどね(笑)
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浅田次郎さんの近代中国(清朝末期~張作霖爆殺事件あたり)もの。『蒼穹の昴』、『珍妃の井戸』、本作、『マンチュリアン・レポート』と続くが、ばらばらに読んでしまった。が、それぞれの作品単独でも面白さは十分に味わえる。 学校の歴史の授業での張作霖と言えば、たった一言『1928年張作霖...
浅田次郎さんの近代中国(清朝末期~張作霖爆殺事件あたり)もの。『蒼穹の昴』、『珍妃の井戸』、本作、『マンチュリアン・レポート』と続くが、ばらばらに読んでしまった。が、それぞれの作品単独でも面白さは十分に味わえる。 学校の歴史の授業での張作霖と言えば、たった一言『1928年張作霖爆殺事件』で終わるが、歴史の背後には、人をめぐる熱いドラマがあるということを感じさせてくれる。 もちろん、これはノンフィクションではないが、若き満州馬賊の総攬把(ツォランパ:大親分)張作霖を軸とする清朝末期のロマンが溢れている。 浅田さんの文章は、読んでいて心地よい。リズムがいいのだと思う。 全4巻のうち、まだ1冊を読了したばかり。じっくりと読み進めたい。
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ドラマ「蒼穹の昴」が始まってから少しづつ読んでいました 小説としては「蒼穹の昴」、「珍姫の井戸」の続編 全2作を読んでいないと面白さ半減でしょうね このシリーズは実在の人物が半分くらい登場するし 架空の人物もモデルがいたりするし、歴史の流れが良くわかって 日本の幕末から明治にかけての時代、となりの中国では こんなことがおこっていたんだなぁとすごく勉強になりました 今からたった150年位しか前じゃないんですよね 今作では春児(チュンル)と春雷(チュンレイ)、玲玲(リンリン)の 3人の貧しい健気な兄弟が再会できたことが嬉しかった 西太后、光緒帝の悲しい親子の死は辛かった 張作霖(チャンヅオリン)たち馬賊の男らしさに胸が痛かった 革命をめざす人、亡命をした人、歴史を記憶する人 小説に出てくるすべての人たちが生き生きと心の中でまだ生きています 浅田次郎さんは、この小説を書く為に小説家になったとのことです わたしは、この小説を読む事が出来て本当に良かったと思います
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『蒼穹の昴』の続編。前作の主人公・春雲のお兄ちゃんと張作霖が活躍するお話です。ついに中華の運命を握る『龍玉』が新たな持ち主の手に渡る。果たして中華の覇者となるのは誰か?人々の欲望が絡み合い、新たな緊張の局面を迎えます。浅田さんはすごいですね~。ハラハラ・ドキドキ、しかも感動しちゃ...
『蒼穹の昴』の続編。前作の主人公・春雲のお兄ちゃんと張作霖が活躍するお話です。ついに中華の運命を握る『龍玉』が新たな持ち主の手に渡る。果たして中華の覇者となるのは誰か?人々の欲望が絡み合い、新たな緊張の局面を迎えます。浅田さんはすごいですね~。ハラハラ・ドキドキ、しかも感動しちゃって、号泣です。面白かった!
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今回は張作霖を中心に物語は構成されていくのか。 ヌルハチの歴史紹介。 袁世凱の台頭。 春児の兄たる春雷が登場。
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