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米原万里の「愛の法則」 の商品レビュー

4.1

71件のお客様レビュー

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2010/11/19

生物学的男女問題と国際的な話題。全然毛色の違う公演内容が載っている。通訳になりたい人にも読ませたい本。米原節初体験だがハマった。

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2010/08/16

『旅行者の朝食』が好みだったので、この本を手にとってみた。 読む前と読んだ後だと、ジェンダーや外国語の考え方が変わると思う。

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2010/06/08

同時通訳のプロである著者の講演集です。 グローバル化やコミュニケーションの重要性を強く主張されています。 お勧めの一冊です。

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2010/05/12

真面目かつくだけた、高校生向けの講演集。 各章ごとに彼女のポリシーがはっきりと見える。 http://lily-book.seesaa.net/article/149670327.html

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2014/10/26

[ 内容 ] 稀有の語り手でもあった米原万里、最初で最後の爆笑講演集。 世の中に男と女は半々。 相手はたくさんいるはずなのに、なぜ「この人」でなくてはダメなのか? “愛の法則”では、生物学、遺伝学をふまえ、「女が本流、男はサンプル」という衝撃の学説!?を縦横無尽に分析・考察する。...

[ 内容 ] 稀有の語り手でもあった米原万里、最初で最後の爆笑講演集。 世の中に男と女は半々。 相手はたくさんいるはずなのに、なぜ「この人」でなくてはダメなのか? “愛の法則”では、生物学、遺伝学をふまえ、「女が本流、男はサンプル」という衝撃の学説!?を縦横無尽に分析・考察する。 また“国際化とグローバリゼーション”では、この二つの言葉はけっして同義語ではなく、後者は強国の基準を押しつける、むしろ対義語である実態を鋭く指摘する。 四つの講演は、「人はコミュニケーションを求めてやまない生き物である」という信念に貫かれている。 [ 目次 ] 第1章 愛の法則(世界的名作の主人公はけしからん! もてるタイプは時代や地域で異なる ほか) 第2章 国際化とグローバリゼーションのあいだ(「国際」は国と国とのあいだ 国を成立させる要素 ほか) 第3章 理解と誤解のあいだ?通訳の限界と可能性(同時通訳は神様か悪魔か魔法使い?! 濡れ場の多いベストセラー小説『失楽園』 ほか) 第4章 通訳と翻訳の違い(言葉を相手にする通訳と翻訳 小説を楽しめる語学力があれば通訳になれる ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/01/08

以前上海で「校際」という言葉をみて 意味がわからなかったことがあった。 「国際」が国と国の間のことだと知っていれば、 これが学校と学校の間のことだとすぐにわかったはず。 「国際」あるいは「国際化」という言葉を理解しないまま使ってきたことを知った瞬間だった。 日本語の「国...

以前上海で「校際」という言葉をみて 意味がわからなかったことがあった。 「国際」が国と国の間のことだと知っていれば、 これが学校と学校の間のことだとすぐにわかったはず。 「国際」あるいは「国際化」という言葉を理解しないまま使ってきたことを知った瞬間だった。 日本語の「国際化」と「グローバリゼーション」 のちがい。 そういうことをどうして学校では教えてくれないのだろう。どうして今までなんとなく感じているだけで 言葉にしてこなかったのだろうと思う。 彼女の本を読んでいるといつもそう。 なんとなく感じていたことが明確に文字になって 表現されている。 だから心地いいし、くやしい。 本当のことを言うと、 私は米原万里が大好きだけれど、 すべてが同じ意見だと言うわけではない。 高校生向けへの講演でシモネタが多かったりするし… だけれど、やはり読んでしまうのは あまりにもあっけらかんとした潔さと 説得力だとおもう。 私は多分通訳を目指している間は著者の本を読み続ける。 私のモチベーションをあげる大切なツール。

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2009/10/07

ロシア語の同時通訳者だそうである。 2つの異なる文化を、 同じ ”ことば ”に置き換えるには、やはり相当ご苦労があるらしい。 幼いころ、言葉の通じない異国で、 『いちばん悔しいというか寂しいのは、みんなが笑っているときに一緒に笑えないことです。 これが寂しくてせつないんですね。 ...

ロシア語の同時通訳者だそうである。 2つの異なる文化を、 同じ ”ことば ”に置き換えるには、やはり相当ご苦労があるらしい。 幼いころ、言葉の通じない異国で、 『いちばん悔しいというか寂しいのは、みんなが笑っているときに一緒に笑えないことです。 これが寂しくてせつないんですね。 つまり人間というものは他者とのコミュニケーションを 求めてやまない動物なんです。 みんなが同時に笑えて、一緒に感動できる。いつもそれを目指しています』 私が これからの人生で、もし第二言語の獲得を目指すときがあれば、肝に銘じておきたい言葉です。 『単語ごとに拾って暗記したり、あるいは文法という骸骨の部分だけを頭に入れるということを 生きた言葉と無関係にいくらしてもほとんど意味は無いですね、魅力もありません』 魅力のあることばを獲得しなければいけません。

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2009/10/04

書名はこれにしないほうがいいのになぁと思った。 米原さんは好きだけど、これを最初に読んでいたら、多分好きになってはいなかったと思う。 第一章は論拠がなさすぎて、あまり真剣に読む気になれなくて、 その後もそれにつられてあまり本気では読めなかった。 一度に三カ国語勉強したほうがいい...

書名はこれにしないほうがいいのになぁと思った。 米原さんは好きだけど、これを最初に読んでいたら、多分好きになってはいなかったと思う。 第一章は論拠がなさすぎて、あまり真剣に読む気になれなくて、 その後もそれにつられてあまり本気では読めなかった。 一度に三カ国語勉強したほうがいいという行だけは、都合良くきちんと覚えておこうと思った。 よし、スペイン語もやるぞ。

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2009/10/07

最初で最後の爆笑講演集。なんて凄い人なのだろう。本道を見つめる眼の鋭いこと、ユーモアと諧謔。聴衆はきっとお腹を抱えて笑い、そして説かれていく問題への分析力洞察力そして構築力にぞっとし、感動と興奮を覚えたことだろう。オトナの女としてのセンスも抜群だ。「女が人類の本流、男はサンプルな...

最初で最後の爆笑講演集。なんて凄い人なのだろう。本道を見つめる眼の鋭いこと、ユーモアと諧謔。聴衆はきっとお腹を抱えて笑い、そして説かれていく問題への分析力洞察力そして構築力にぞっとし、感動と興奮を覚えたことだろう。オトナの女としてのセンスも抜群だ。「女が人類の本流、男はサンプルなのだよ」ってか!また同時通訳者・翻訳者として英語だけに偏りかけている国際化とグローバリゼーションを指摘する。 彼女は読書の大切さを語る。チェコでの子ども時代、まず図書館の司書の先生が生徒に読んだ本の要約を読後かならず聞く。内容を自分の感想ではなく要約を言わせるのだ。いわば攻撃的で立体的な読書。作文の授業では読んだ本の要旨と骨格を書かせられる。分析して理解する方法、ただ漫然と読んでお手軽な感想では許されない。ああ・・自分の読み散らかしを恥じる。

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2009/10/04

Kさん 前半は講演会の内容をまとめたもの。後半は生い立ちなど。 生前彼女の姿をテレビで観てはいたのだが、あまり意識していなかった。 講演会部分の文章で口調などを思い出したような気持ちになる。

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