私が語りはじめた彼は の商品レビュー
もしかすると、 2009年、面白いと思った本、第一位かもしれません。 三浦しをんの本を読むのはこれで三冊目だけど、読み終わるたびに、「あ、この本は前に読んだのよりよかったな」って思いました。 すごいです。半端ないです。三浦しをん。 変な人なのに。←失礼。笑
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う~ん。。。難しい。。。 今の、私の状態が本当に愛なのだろうか。。。 不安になるのは愛しているからじゃなくて、自信がないから・信頼していないから?? でも、私の望む愛の形と彼の愛の形が違うなら、うまくいかないよね。 それでも、愛していると思うのは二人とも同じ。。。 愛していると...
う~ん。。。難しい。。。 今の、私の状態が本当に愛なのだろうか。。。 不安になるのは愛しているからじゃなくて、自信がないから・信頼していないから?? でも、私の望む愛の形と彼の愛の形が違うなら、うまくいかないよね。 それでも、愛していると思うのは二人とも同じ。。。 愛していると思っていて、自分の考えを押し付けているだけ・・・? 難しいね。。。
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ずいぶん前にいろんなところでおすすめだった本。 読もうと思っているうちに何年も絶ってしまった。 文章は確かにうまい。 というかテクニックを使っているとは思う。 ただ、読んでて何も心に響かなかった。 男性の主人公が女性に対して抱くちょっとした感情とかが、 「女性作家が無理して書い...
ずいぶん前にいろんなところでおすすめだった本。 読もうと思っているうちに何年も絶ってしまった。 文章は確かにうまい。 というかテクニックを使っているとは思う。 ただ、読んでて何も心に響かなかった。 男性の主人公が女性に対して抱くちょっとした感情とかが、 「女性作家が無理して書いた男性像」でちょっと白けた。 この作家はエッセイ向きかなあと思った。
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「私は、私にとっての真実を話しました。 事実は一つですが、真実はきっと人の数だけあるでしょう」 内容はせつないです。誰かの心を手に入れようともがけばもがくほど なにも手に入れていないことに気づき不安になる 見ているようだけど、見えてはいない 聞いているようだけど、聞こ...
「私は、私にとっての真実を話しました。 事実は一つですが、真実はきっと人の数だけあるでしょう」 内容はせつないです。誰かの心を手に入れようともがけばもがくほど なにも手に入れていないことに気づき不安になる 見ているようだけど、見えてはいない 聞いているようだけど、聞こえてはいない 理解しているようだけど、理解してはいない だから・・・○○○○○って話です 一人の男性に関わった人達のそれぞれの生活を 更にその人達に関わった人達や本人が語る短編 それが一つの長編にまとまります 三浦しをんさんの文章いいです 「食べ終わった菓子の包みを、恋文のように結んでぽいと・・・」 「足元にティッシュペパーを広げ、パチンパチンと乾いた三日月を作り出す」
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080914(a 081005) 090111(s 090112) 090924(a 091022)
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なぜか女にもてる大学教授村上は離婚し、浮気相手と結婚し、後に病死する。 村上を直接は描かず、そのまわりの人間たちひとりひとりのエピソードを描く。 まとまった一つのストーリーではなく、それぞれの人がそれぞれに生きた物語。 うまいと思うが、イマイチ、タイトルの意味とかテーマとかが...
なぜか女にもてる大学教授村上は離婚し、浮気相手と結婚し、後に病死する。 村上を直接は描かず、そのまわりの人間たちひとりひとりのエピソードを描く。 まとまった一つのストーリーではなく、それぞれの人がそれぞれに生きた物語。 うまいと思うが、イマイチ、タイトルの意味とかテーマとかがぴんとこないというか…… 2005年本屋大賞9位。
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1人の男性を取り巻く・・・ というより、1人の男性がおこした不倫と再婚に関係する人々のお話。 純文学的でした。 嫉妬すること、愛すること、愛されるということ。 こうゆう本を読んで心に突き刺さるものがない今の私は、 心が枯れているのかなぁ・・・ なんて。 ...
1人の男性を取り巻く・・・ というより、1人の男性がおこした不倫と再婚に関係する人々のお話。 純文学的でした。 嫉妬すること、愛すること、愛されるということ。 こうゆう本を読んで心に突き刺さるものがない今の私は、 心が枯れているのかなぁ・・・ なんて。
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こういう、心理描写、風景描写のうまい小説は好き。 この物語の中で、村上教授は『愛』の象徴であり、『人が人に執着すること』の象徴である。自分の隣で息をする『愛』のあおりをくらい、『愛』に心酔しない人々は人生を少しずつ狂わす。 『愛』を中心に据えて描くのではなく、周辺から描いた物語。...
こういう、心理描写、風景描写のうまい小説は好き。 この物語の中で、村上教授は『愛』の象徴であり、『人が人に執着すること』の象徴である。自分の隣で息をする『愛』のあおりをくらい、『愛』に心酔しない人々は人生を少しずつ狂わす。 『愛』を中心に据えて描くのではなく、周辺から描いた物語。とても三浦しををさんらしいなあ、と思ってしまう。王道の恋愛小説とは違い、非常に新鮮な気持ちで読みました。 これという波乱がなくても、十分波乱万丈なのだろう、人生は。
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まず、タイトルがすてきです。 内容は村川融という1人のバカ男について、いろんな人々が語る、という話。 では村川とはいったいどんな男なのか。 「女好きな大学教授」 彼をとりまく 弟子や愛人、息子や娘そして妻。 それらの複雑極まりない関係を淡々と、描いている。 途中、狂気に走った...
まず、タイトルがすてきです。 内容は村川融という1人のバカ男について、いろんな人々が語る、という話。 では村川とはいったいどんな男なのか。 「女好きな大学教授」 彼をとりまく 弟子や愛人、息子や娘そして妻。 それらの複雑極まりない関係を淡々と、描いている。 途中、狂気に走ったりもしたけど、読んでいて苦痛ではない。 どんなにたくさんの人々と関わっていても、孤独なんだな、と思わせる。 ストーリーよりも、その時々の言葉や文章がハッとさせられることが多く しみじみと読めた。 やはり、彼女は巧いな、と感心しながら。
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冴え冴えした文章。絶妙なバランスでぎりぎりの冷静さを保ったまま最後まで読ませる筆力に感服。 温度と湿度をきっちり管理できるって凄いなあと思う。 単純に好みでいえば「まほろ駅前〜」の方が好きなんだけど、直木賞をとるならこっちじゃないのか?という気がしました。
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