私が語りはじめた彼は の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
初、三浦しをん。 最初はどんどんひきこまれたんだけど 結局真相分からず・・・ いや、それでいいんだな。 そういうものなんだ。 誰かから見た誰かなんて その誰かが作った「誰か像」でしかないんだし。 「愛ではなく、理解してくれ」
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人間関係の描き方がうまい。 前から思ってはいたけど、改めて実感。 全体の構成もすごいなーと。 なかなか頭使う気がする。 そして、読了後、もう一回おさらいをしたくなる。 あと、人物の人間味が私は好き。 どの人も心から憎めないなぁと思う。 この人はほんと表現力もすごいんだよなー。...
人間関係の描き方がうまい。 前から思ってはいたけど、改めて実感。 全体の構成もすごいなーと。 なかなか頭使う気がする。 そして、読了後、もう一回おさらいをしたくなる。 あと、人物の人間味が私は好き。 どの人も心から憎めないなぁと思う。 この人はほんと表現力もすごいんだよなー。 心をグッとつかむ文があちこちに散らばっている。 引き続き三浦さん作品は読んでいきます。
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三浦さん怖い・・・と半ば本気で思いました。 今までに読んだものとは違う印象を受けました。 特に、最後のシーンが、想像しただけで・・・ ホラーじゃないんですが、なんか、ブラックな感じ。 だからこそ、ストーリーにものすごく引き込まれちゃって目が離せなかったです。 こういう一面もあるん...
三浦さん怖い・・・と半ば本気で思いました。 今までに読んだものとは違う印象を受けました。 特に、最後のシーンが、想像しただけで・・・ ホラーじゃないんですが、なんか、ブラックな感じ。 だからこそ、ストーリーにものすごく引き込まれちゃって目が離せなかったです。 こういう一面もあるんですね。 こういうタイプのももっとたくさん書いてほしいですね。
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一人の男と、それを取り巻く女たちと弟子の愛憎の物語。 死にたくなった娘に共感はできないが、渋谷と五反田は面白い立ち位置だなと思った。 個人的には「冷血」の感情が破綻している律の話が好き。
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一章読んで、う~~んって思っていたけど。 二章から面白くなってきた。 一人の男の人を巡って周りの人たちが振り回されていく。 愛憎劇。劇というか・・・。 個人的には三章の“予言”。なんか少し爽やかな気持ちになったような??
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一人の男(ある大学教授)を起点として 関係する女や妻、娘、弟子、、複数の視点で物語る。 出だしの妻と弟子のやりとりは女の嫉妬がよく表現されて、しをんさんの文章の表現力を楽しんだ。 しかし、後半から、だんだん教授から話がそれていって、脱線。 そして、そのまま脱線して終わってしま...
一人の男(ある大学教授)を起点として 関係する女や妻、娘、弟子、、複数の視点で物語る。 出だしの妻と弟子のやりとりは女の嫉妬がよく表現されて、しをんさんの文章の表現力を楽しんだ。 しかし、後半から、だんだん教授から話がそれていって、脱線。 そして、そのまま脱線して終わってしまった。 う~む、後半の話の存在理由がみつけられなかったよ。 出だしが良かったので星3つ。
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完成度が高いなと思う。 村川融っていう一人の男が核になっていて、話の中で必ず重要な人として位置付けられている。というのに、この男の存在自体には殆ど触れないところがなんとも憎い! 読者にも謎を持たせたままにする、その余韻が好きだ。
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物事の表現がなかなか独特。まほろ駅前~とはまた雰囲気が違い、ドロッとした世界に連れていかれるように読んだ。愛って何だ?っていうことを問いかけつつ、でも諭さず。分かりやすい答えもなく。色々考えて、言いたかった言葉は最後の1ページにある、っていう感じね。あんまり好きなカテゴリーじゃな...
物事の表現がなかなか独特。まほろ駅前~とはまた雰囲気が違い、ドロッとした世界に連れていかれるように読んだ。愛って何だ?っていうことを問いかけつつ、でも諭さず。分かりやすい答えもなく。色々考えて、言いたかった言葉は最後の1ページにある、っていう感じね。あんまり好きなカテゴリーじゃなかったけど文章力を評価して☆を一つ追加。
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最後まで『彼』が主体で出てこないとこも気になるがよい。 男性心情もなかなかわかる〜って思う。不倫はよくないけどね。
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文章が、ちょっとデコラティブな感じがしました。 もやっとして、あまり物事もはっきりしません。面白いか、と問われると、自信をもってお薦めはしないかもしれません。 個人的には、端々にぽろっと書かれてる人生訓に近い言い回しなんかがツボにはまったりもします。 割と、よかったです。
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