川の光 の商品レビュー
川上未映子司書の紹介。クマネズミの親子が新天地を求めて冒険を繰り返すハラハラドキドキのアドベンチャーストーリー。ネズミが主役のまるで絵本のようなストーリーだけど、言葉遣いが大人向けでまとまりもよくて楽しめた。続編や外伝も気になる。
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ドブネズミ一族に住処を追われたクマネズミのタータ家族。父親とタータ、弟のチッチと安心して暮らせる川辺を求めての逃避行が始まる。 日本版「ウォーターシップダウンのうさぎ」と言われるけれど、第2の「冒険者たち」と言うほうがあっているように思う。 続編が発売されたのを機に、読みそびれ...
ドブネズミ一族に住処を追われたクマネズミのタータ家族。父親とタータ、弟のチッチと安心して暮らせる川辺を求めての逃避行が始まる。 日本版「ウォーターシップダウンのうさぎ」と言われるけれど、第2の「冒険者たち」と言うほうがあっているように思う。 続編が発売されたのを機に、読みそびれていた本編を読みました。私は、斎藤惇夫の「冒険者たち」のほうが好きですが…。
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"緑が森ってどこだろな♪"って歌いたくなる、、ロッキーチャックは山ネズミかぁ。この物語は"川の光を求めて!"、お父さん・タータ・チッチのクマネズミ親子の旅なる大冒険…純粋にワクワクさせられ童心に還るヨ♪登場キャラもスゴく可愛いし、頑張れ!頑...
"緑が森ってどこだろな♪"って歌いたくなる、、ロッキーチャックは山ネズミかぁ。この物語は"川の光を求めて!"、お父さん・タータ・チッチのクマネズミ親子の旅なる大冒険…純粋にワクワクさせられ童心に還るヨ♪登場キャラもスゴく可愛いし、頑張れ!頑張れ!!って応援してしまう。
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※このレビューにはネタバレを含みます
とても爽やかな気分にさせてくれます。著者の優しさが文章から優しさがにじみ出ています。ワクワクドキドキさせてくれます。ジブリやディズニーがアニメで作品にしてくれたら、いいなあと思わせます。本当にいいです。
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2006年7月~2007年4月まで読売新聞夕刊に連載された小説。 お父さんと兄タータと弟チッチは、クマネズミの三人家族。川べりで暮らしてきたが、ある日突然、その川の暗渠化工事が始まってしまって、新しい棲みかを探す旅に出ることになった。 また川の近くで暮らしたいと願って、...
2006年7月~2007年4月まで読売新聞夕刊に連載された小説。 お父さんと兄タータと弟チッチは、クマネズミの三人家族。川べりで暮らしてきたが、ある日突然、その川の暗渠化工事が始まってしまって、新しい棲みかを探す旅に出ることになった。 また川の近くで暮らしたいと願って、旅をするが、途中ドブネズミ帝国のドブネズミたちに襲われたり、その他にも危険な目に遭ったりする。 危機を乗り越えながら、家族の絆、勇気を持ってタータたちが進んでいく姿など、とにかく頑張れ~とネズミたちを応援したくなる本でした。 旅の途中、タータにたくさんの味方も現れ、友情はいいなあと感じました。 一般向けで出ていますが、たぶん小学校高学年くらいからは読めるでしょう。むしろこれからを生きる子どもたちに読んでもらえたらいいと思います。
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ネズミの兄弟が主人公の冒険物語りです。ハラハラ、ドキドキ、ワクワクしたり、動物と話が出来たらなあ、と思わせる小説です。
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タミーがうちの犬にそっくり、と見知らぬひとに話しかけられて、読んでみました。 この子が悪い奴にさらわれて、このシェパードが(もう一頭の黒い犬を指して……シェパードじゃないんだけど)助けに行くんだよ!!と、先月まで連載されていたという続編の方の話のようでしたが、気になって図書館で借...
タミーがうちの犬にそっくり、と見知らぬひとに話しかけられて、読んでみました。 この子が悪い奴にさらわれて、このシェパードが(もう一頭の黒い犬を指して……シェパードじゃないんだけど)助けに行くんだよ!!と、先月まで連載されていたという続編の方の話のようでしたが、気になって図書館で借りてみました。 人間は誰でも心のどこかで、途轍もない罪悪感を抱えて生きているのでしょうか。そのくせ、川の光に焦がれるような想いも持ち合わせている。素敵な物語だと思いました。タミーがいなかったら読まなかったと思うけれど、外伝も続編も読んでみよう。タミーの、あの天真爛漫さ、本質をあっけらかんと言えてしまうところには救われました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
東京近郊の川沿いで平和に暮らしていたクマネズミ・タータの一家は、人間による河川工事が始まって、それまで住んでいた場所から立ち退かざるを得なくなる。上流へ向かう一家(父と弟チッチ)には次々と困難が降りかかる。後ろからは同じように人間に居場所を追われたイタチが積年の恨みをはたそうと一家をつけ狙う。 そして、上流の町に近い住み良い場所には、大きなドブネズミ軍団が凶悪なボスネズミを中心に、強大な帝国を築き上げ、一家を一歩もその中に立ち入らせようとしない。そうこうすうるちに、次から次へと降りかかる災難。必死の思いで逃げ延びるタータたちに、いつも親切な誰かが助けの手を差し伸べてくれるのだった、、、 波乱万丈、はらはらどきどきの連続で、当時愛読していた人たちは、新聞連載中はたくさん気を揉んだに違いない。いつも風前の灯といった危機一髪の事態から、急転直下、天の助けが入るという都合の良い(!)展開。(連載の都合上だろうが、これがお約束だ。しまいにはそのパターンにすっかり安心して読み進めている自分を発見。) 印象的な助っ人たちは、ゴールデン・レトリーバーのタミー、ロシアンブルーの猫・ブルー、図書館に住み着いている脱走ドブネズミのグレンなどなど、、、 この物語から派生するお話では、これらの登場人物たちが大活躍するらしいが、それは別の作品となる予定。
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ちっちゃなネズミの一家が新天地を求めて旅をする、その道中での出会いや困難、助け合い、別れ、家族愛が描かれています。タッタとチーチ、ちっちゃな兄弟から生命の偉大さを感じます。ネズミなのにおっきな心のお父さん、ネコのブルー、まだ幼いタミー、ネズミ詩人のグレン、雀夫妻と獣医夫妻、次から...
ちっちゃなネズミの一家が新天地を求めて旅をする、その道中での出会いや困難、助け合い、別れ、家族愛が描かれています。タッタとチーチ、ちっちゃな兄弟から生命の偉大さを感じます。ネズミなのにおっきな心のお父さん、ネコのブルー、まだ幼いタミー、ネズミ詩人のグレン、雀夫妻と獣医夫妻、次から次へと愛おしいキャラが登場。も〜ドキドキすること請け合いです。 新聞連載中リアルタイムで読めた方は幸せ者だ。
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ハラハラドキドキで最後は綺麗に終わるザ・物語!という感じです。私はこういうオーソドックスな展開も好きです。動物が好きな人なら楽しめるんじゃないかしら。あと、優越感を幸福と勘違いしちゃいけないとか、友達ってなんだろう?とか、読み進めるうちに意外と深いこともいつの間にか考えさせられて...
ハラハラドキドキで最後は綺麗に終わるザ・物語!という感じです。私はこういうオーソドックスな展開も好きです。動物が好きな人なら楽しめるんじゃないかしら。あと、優越感を幸福と勘違いしちゃいけないとか、友達ってなんだろう?とか、読み進めるうちに意外と深いこともいつの間にか考えさせられてる、そんなお話でした。私はタミーになりたい。
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