働く理由 の商品レビュー
親類や近所のジジババに言われるよりは、自分の思考に影響を与えてくれるものとなった。 何年も前の人の言葉だが、何年も前から考えられてきた問題で、誰もが悩む問題でもあるのが働く理由なんだと実感できた。 好きな事を仕事にするために、自分と向き合い、仕事と向き合い、考えて行動・生活し...
親類や近所のジジババに言われるよりは、自分の思考に影響を与えてくれるものとなった。 何年も前の人の言葉だが、何年も前から考えられてきた問題で、誰もが悩む問題でもあるのが働く理由なんだと実感できた。 好きな事を仕事にするために、自分と向き合い、仕事と向き合い、考えて行動・生活していきたいと思った。
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仕事を面白いものに変えていくだけの知恵も腕力もなかった No.5「苦労も多い。めんどくさい。だけど、自分はこれをやらずにはいられない」こう思えたとき、そこには「本当に好き」があるような気がする。著者 No.9 そもそも働いてみないと好きなことは見つからないのではないだろうか。働いてみると、嫌いだと思っていた仕事が好きになったり、好きだと思っていた仕事がそうでもなくなったりするのではないだろうか。働かずに好きな仕事をみつけようというのは、まさに畳の上の水泳である。まずは水の中に飛び込まないと何も始まらないのである。三浦展『仕事をしなければ、自分は見つからない』晶文社 No.13 そもそも、やりたいことがない、っていうのは、本当にそんなにダメなことなんだろうか。私は、そう思わない。やりたいことなんてなくてもいい。むしろないほうがいいとすら思っている。あんまり今の自分のやりたいことに凝り固まってしまうと、自分もまだ知らない、本当の自分のやりたいことを、見のがしてしまう。玄田有史『ニート』幻冬舎 No.14 「自分を必要としてくれているところ」から始める。「自分のやりたいこと」にこだわりすぎないことだ。「すぎない」とはつまり、社会のニーズがあるかないか、自分が必要とされているかどうかを脇に置いて、自分のやりたいこと、やりたくないことにこだわってもしょうがないということだ。著者 No.21 「いろいろ試してみる」とはいっても1か月ごとに職場を変わっていては駄目だ。昔から言われる「石の上にも三年」という心構えは必要だと思う。他人と比べて自分の能力がどのくらいの位置にあるのか、その仕事に自分は向いているのかどうか、会社の実態や仕事の仕組みなどがわかるまでには、ある程度の時間がどうしても必要だ。あるていどの時間とはどれくらいか?まあ3年くらいが基本的な線だろう。著者 No.30 行動は恐怖を消してくれる。行動に移ろう。待っていてはいけない。100%準備ができているなんてことなんてないのだから。ドミニク・グロシュー(アメリカの作家) No.49 仕事の95%は繰り返しのルーティーンワーク。でも、残りの5%をどう膨らませるかで仕事を面白くできるかどうかが決まる。どこかに面白い仕事がないかと探すんじゃなく、目の前の仕事を面白くする方法を探すことのほうが重要。楽しいことをするんじゃなくて、することを楽しんでみる。こっちのほうが知的だし、ずっと豊かな人生になると思うんです。松永真理『しびれるほど仕事を楽しむ女たち』日経WOMAN編、日本経済新聞社 No.53 やりたいことがある程度、具体的に見えているからといって、そこにむかってまっしぐらに進むというのが、必ずしも最善の方法であるとはかぎらない。それよりもやりたいこととは違う分野で、意識してキャリアの幅を広げておくほうが、多くの場合本当にやりたい仕事に就いたときにうまくいくのである。高橋俊介『スローキャリア』PHP文庫 No.60 夢をかなえるのだとなんだの言っても、毎日はとても地味なものだ。(中略)そういう細かいことにひたすら追われるだけだ。それがつまり、夢をかなえると世間で言われていることの全貌だった。よしもとばなな『海のふた』中央公論新社 No.64 ひとりでは何もできない。だとすれば、自分のまわりをどういう人間で固めるか、言い換えれば、どういう人間と一緒に仕事をするかは非常に大事だ。ひょっとすると「どういう仕事をするか」よりも、「どういう人間と一緒に仕事をするか」のほうが大事かもしれない。著者 No.85 会社を選ぶとき、生存欲求だけでなく、関係欲求や成長欲求が満たされるかどうかについても注意を向けたほうがよい。関係欲求が満たされる職場とは、単に和気あいあいとした職場ということではない。そこに他人の成長をサポートしようという雰囲気があるか、つまり《助ける-助けられる》《教える-教えられる》という雰囲気があるかどうかがポイントだ。著者
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数年前、転職活動中に読んだ本。 久しぶりにページをめくってみたら、スラスラと読み返せてしまいました。 人生の先輩たちのシンプルな言葉の数々が、胸に響きます。 表面的ではなく、根本的な部分のことを言っているからこそ、今でも通用するのかもしれません。 悩んだり迷ったりしたときにオスス...
数年前、転職活動中に読んだ本。 久しぶりにページをめくってみたら、スラスラと読み返せてしまいました。 人生の先輩たちのシンプルな言葉の数々が、胸に響きます。 表面的ではなく、根本的な部分のことを言っているからこそ、今でも通用するのかもしれません。 悩んだり迷ったりしたときにオススメです。
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※このレビューにはネタバレを含みます
・正しいことをしたければ偉くなれ ・何かが上達し、上手くなるという領域に入るためには、ピアノでもなんでも最低1万時間は取り組む必要があると言われています。 ・愚か者は幸福がどこか遠いところにあると思い込んでいる。賢いものは、幸福を足元で育てている。 ・農業は食料だけでなく、トンボもメダカも涼しい安らぐ風景も水も祭も人間の生きがいも「生産」しているという新しい発想を「広く深い生産」と呼びたい。従来の「狭い生産」の土台にこうした、「広く深い生産」が横たわっているのだ。
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★本書のメッセージ 仕事とは自分の能力や興味、価値観を表現するものである。そうでなければ、仕事は退屈で無意味なものになってしまう。 ドナルド・E・スーパー ★読んだきっかけ 新卒で働き始めて「どうして人はこんなに働くのだろう?」と疑問に思ったため ★本の概要 働き方や仕事に関...
★本書のメッセージ 仕事とは自分の能力や興味、価値観を表現するものである。そうでなければ、仕事は退屈で無意味なものになってしまう。 ドナルド・E・スーパー ★読んだきっかけ 新卒で働き始めて「どうして人はこんなに働くのだろう?」と疑問に思ったため ★本の概要 働き方や仕事に関する名著のフレーズを引用しながら、働くことに関する論を多数展開していく。 ★本の面白かった点、学びになった点 ものすごいいい本だった。新卒で転職を考えている私にとっては、自分に浸透する、良い言葉が多数あった。 p36 多くの若者を見ていると、「妥協したくない」ことが先行して、少し困難に出くわすとすぐに理想を捨ててしまうことが多いようです。理想を捨ててしまえば妥協もなにもなくなってしまいます。問題は妥協しても理想を捨てないことなのです。 p46 「自分を必要としてくれている」ところから始める p51 「20代はいろいろ試してみる」 p56 「これだけ人生が長くなった時代なのであるから、また世の中が一層複雑になっている時代なのだから、『フルに働く』ようになるのは30代前後に至ってであり、それまでは試行錯誤や"自分探し"の時期と考えても何らおかしくはない」 p57 「最初の仕事はくじ引きである。最初から適した仕事につく確率は高くない。しかも、得るべきところを知り、自分に向いた仕事に移れるようになるには数年を要する」 ■人生で、登る山を決められるのはだいたいやっと30歳から40歳ぐらいなのだ ■どういう仕事をしたいのか考えたうえで、選択したかどうか →よくよく考えると、僕は、環境ばかりに目を向けていて、どういう仕事がしたいのか、考えていなかったように思う ■自分の内面を見つめるのではなく、試していくこと。実際に足と口と手を動かして、新しい人たちに出会うこと。会話をすることが大切なのだ p94 厭々する労働はかえって人を老衰に導くが、自己の生命の表現として自主的にする労働は、その生命を健康にする p97 人は働きながら、その人となってゆく。人格を形成するといっては大げさだけれど、そのひとがどんな仕事をして働いてきたかと、その人がどんな人であるのかを、切り離して考えることはできない p113 何れにせよ幸福な人生を作りたければ、本当の自分と対決し、頭を使い、そしてリスクをおかす勇気をもつことです p171 労働における14価値とは p181 仕事は消費や余暇といった何かほかのものを充実させるための手段ではない。仕事そのものを充実させることにもっと知恵を使うべきである p186 あなたは自由だ。あなたは別の場所で働くことを選べる。あなたは別の仕事をすることを選べる。「ここで働こう」と決めたのは自分のはずである。「この仕事をしよう」と決めたのは自分のはずである。そうであれば、「本当はここで働きたくないんだけど、本当はこんな仕事はしたくないんだけど、しかたなく働いている」という言葉は出てこないはずだ p216 仕事がおもしろくないという実感は、仕事が面白いと実感できた経験に支えられている →本当に仕事が面白くなかったら、仕事が嫌で嫌でたまらなかったら、仕事が終わった後に、居酒屋で会社や仕事の話なんてものはしないだろう *金は食っていけさえすればいい程度に取り、喜びを自分の仕事の中に求めるようにするべき ●本のイマイチな点、気になった点 特にない ●学んだことをどうアクションに生かすか ・定期的に読み返しながら、より人生を面白くするべく、職場を変えたり、仕事に取り組んだり、ボランティアをしたりする ・ブログに、この本を読んで学んだことをまとめる
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まさに、自分が今悩んでいるタイミングなので興味を持った。 自身の新卒時の就活のミスだと思っていることが本に記載されていて、もっと早く本を手に取ればよかったと思った。 1自分の理想像と現状の自分のギャップの把握 2ギャップを埋めていく戦略をイメージできているか 3一生懸命努力し、一...
まさに、自分が今悩んでいるタイミングなので興味を持った。 自身の新卒時の就活のミスだと思っていることが本に記載されていて、もっと早く本を手に取ればよかったと思った。 1自分の理想像と現状の自分のギャップの把握 2ギャップを埋めていく戦略をイメージできているか 3一生懸命努力し、一歩ずつでもその階段を上っているか。 4背景は明確か。 仕事とは、自分の能力や興味、価値観を表現するもの。 そうでなければ、仕事は退屈で無意味なものになる。
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人生の先輩たちが「働くことは何か」について今までの発言や出版された本の中からチョイスし、それを使用しながら、作者が様々な視点から働くことについてアドバイスをしています。 99の名言だけでなく、著者のコメントも優れていて、心に響きました。 読んだ当時は、新入社員でこの本に出会い、こ...
人生の先輩たちが「働くことは何か」について今までの発言や出版された本の中からチョイスし、それを使用しながら、作者が様々な視点から働くことについてアドバイスをしています。 99の名言だけでなく、著者のコメントも優れていて、心に響きました。 読んだ当時は、新入社員でこの本に出会い、これからの仕事や人生について悩んでいた時、背中を押してくれたなと今でも覚えています。 特別な答えがあるわけではなく、「あたりまえ」だと思うことが多くあります。でもそれを思い出させてくれたように思いました。いろんな視点から解説してくれますので、働いている方には、ぜひ読んでみてください。
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「働く」ことについての金言を集めた1冊。 自信もかつては「働く理由」について思い悩み、身の振り方を考えた。今は何となくやりがいのようなものも見つかり、楽しさのようなものもある。 業種が好きかと言われれば、そうでもないと思う。 職種が好きかと言われれば、管理職は対象の業種が何であ...
「働く」ことについての金言を集めた1冊。 自信もかつては「働く理由」について思い悩み、身の振り方を考えた。今は何となくやりがいのようなものも見つかり、楽しさのようなものもある。 業種が好きかと言われれば、そうでもないと思う。 職種が好きかと言われれば、管理職は対象の業種が何であろうが、だいたい似通ったものになるのでは?転じて、もはや好き嫌いではないのでは?と思う。 それでもこの仕事にある程度満足しているのは、自分なりに時間をかけて答えを見つけていたんだろうな、とこの本を読みながら思った。そのせい(?)か、あまり衝撃のようなものは受けなかったのが残念。 今まさに働く理由に思い悩む若手に対して、何かヒントを与えてあげられれば、と思ったものの、自分自身があまりその答えを求めていないからか、没入して読めなかった。 自分のことはともかく、先人たちの残した金言は、端的に核心を突くものである。 「働く理由」と今まさに対峙している人にとってはきっと感じるところがあるだろう。
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働くのがいやになり、なんで働いているのかを考えていたとき、目に留まりました。 読み終わって、もう少し今の職場で頑張ってみるか、と思い直しました。
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Vol.371 人生の先輩たちに聞いてみよう。働く理由ってなんだ?http://www.shirayu.com/letter/2016/000752.html
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