体の贈り物 の商品レビュー
外国のヘルパーさんのお話。 エイズの人専門なのかな。 病を持つ人の心の痛みとか、それに気づく主人公の心の動きとか、とにかくリアルに表現している。 現役ヘルパーさんでもここまで描写できないと思う。 人として、この本の主人公のようでありたいと思った。 この人、すごい。 訳...
外国のヘルパーさんのお話。 エイズの人専門なのかな。 病を持つ人の心の痛みとか、それに気づく主人公の心の動きとか、とにかくリアルに表現している。 現役ヘルパーさんでもここまで描写できないと思う。 人として、この本の主人公のようでありたいと思った。 この人、すごい。 訳者も、すごい。 限りなく★5に近い。
Posted by
これは、本当に大切な本。 なるべくたくさんの人に読んでもらいたい。きっと文字を読めることに感謝するはず。
Posted by
図書館で見つけた本。エイズ患者の身の回りの世話をするボランティアの女性の視点から、彼女が担当する患者たちのエピソードを連作短編集の形で綴っている。と書いてもおそらくあまり食指が動かないと思うのだが、なんといっても文章が素晴らしい。作品中に思わず引きこまれる。
Posted by
AIDS患者のホームケアワーカーをする女性の視点から描かれた連作小説。 淡々とした描写で患者の生活を綴る。 何かが強烈に残っているわけではないのに、なぜか登場人物のひとりひとりが心の中に残っている。 まるでその場面を自分自身が見ていたかのように、映画のワンシーンを振り返るように...
AIDS患者のホームケアワーカーをする女性の視点から描かれた連作小説。 淡々とした描写で患者の生活を綴る。 何かが強烈に残っているわけではないのに、なぜか登場人物のひとりひとりが心の中に残っている。 まるでその場面を自分自身が見ていたかのように、映画のワンシーンを振り返るように思い出せる。 静かだけれど、たしかにそこにある。 命ってそういうものなのかもしれない。
Posted by
一切の飾りを取り去った文体と 静かすぎるほどの訳から読み取れる世界。 死を取り巻く繊細な贈り物・・・これまで気付く事のなかった類いの贈り物たち。
Posted by
淡々とした語り口の中にどうにもならないことと同時に暖かさが感じられます。ただ、これ、読んでみないと実際のところは分からないかと・・・。個人的には1人静かに読むのに良かったです。今は文庫版も出ているので、それも棚に入れておきました。
Posted by
「命」とか「尊厳」とか「仕事」とか「プライド」とかいろいろな読み方ができるし、どうとでも受け止められる。 感動、するけれど、感動なんて言葉で片付けたくない。レビューするのが難しい。それでも紹介したい。そんな本です。 くわしい感想⇒http://melancholidea.see...
「命」とか「尊厳」とか「仕事」とか「プライド」とかいろいろな読み方ができるし、どうとでも受け止められる。 感動、するけれど、感動なんて言葉で片付けたくない。レビューするのが難しい。それでも紹介したい。そんな本です。 くわしい感想⇒http://melancholidea.seesaa.net/article/14526645.html
Posted by
ブックオフの100円コーナーで手に入れたんだけど、この本を売るという決断は、私にはできそうにないなぁ。友人に貸して、それがまた誰かに渡り、ゆるやかに流れていくのが理想の本。
Posted by
エイズ患者を世話するホームケアワーカーと、患者一人一人の交流を描く短編集。友人のように接し、受け入れそして悼む姿をストレートに伝えます。
Posted by
ほっこり痛いショートストーリー集。ケアワーカーという仕事をこの本ではじめて知った。死ぬと決まってるエイズ患者が相手なのです。これ読むとひとに優しくしたくなる。あと、コーヒーをメリタで煎れたくなり、シナモンロールを買いに行きたくなる
Posted by