ふたりはきょうも の商品レビュー
「あした するよ」、「たこ」、「がたがた」、「ぼうし」、「ひとりきり」、シリーズ4作目にして完結編。がまくんとかえるくんが互いを認め合い、ただ寄り添うことに幸福を見出すラストシーンは、ふたりきりの世界を永遠なものにしていた。
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ふたりは ずっと かえるくんとがまくんの 「ふたりは」シリーズ4作目 らしさ全開のふたり。 やっぱり、これといって大きなことは 起こらない。でも、ふたりはうれしい。 何なんだろう、この感覚。 「あした するよ」 「たこ」 「がたがた」 「ぼうし」 「ひとりきり」 の5篇 ...
ふたりは ずっと かえるくんとがまくんの 「ふたりは」シリーズ4作目 らしさ全開のふたり。 やっぱり、これといって大きなことは 起こらない。でも、ふたりはうれしい。 何なんだろう、この感覚。 「あした するよ」 「たこ」 「がたがた」 「ぼうし」 「ひとりきり」 の5篇 がまくんらしい「あした すろよ」と かえるくんらしい「ぼうし」が好き。
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久しぶりに読んだのだけれども、筆者の背景を読むことで別の読みができることが面白い。といっても2人が家族であるだけなのでなにも変わらないのだけれど、Chosen Familyとしての幸せな形を見られる本なのだと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
次男は小学校の図書の時間に自分の好きな本ではなく、私の好きな本を借りて来てくれることがある。 今回の本も、教科書に載っていた「手紙」のことを「とても好き」と話していた私のために借りて来てくれた。 「僕はもう読んだから、返す日まで母が読んでいていいよ」なんていう気遣い付きだった。 なんというのか、かわいい奴め、と思う。 そんな気持ちで読んだこの本も、やっぱり「かわいいやつらめ」と思った。 ちょっと困ったところのある、でもどこまでも素直ながま君。落ち着きがあって、さらりとものがごとの様子を許せる、そしてだらこそがま君の在り方を心から尊重し、彼との友情をとても大切にしているかえる君。 ふたりのおだやかで、一種閉じているような気持にさえなる二人の日々。鮮やかというよりも、ゆっくりと変化していくから移り変わりがどれだけ激しくても分からないような、そういう世界のはやさが今回も好きだった。 「あしたするよ」 「たこ」 「がたがた」 「ぼうし」 「ひとりきり」 「がたがた」の、ちょっと意地悪なストーリーテラーじみたかえる君と、「ひとりきり」でひとりになって友人のかけがえのなさを噛み締めているかえる君に唯一の友情を叫んじゃうがま君がとくに好きだった。
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一人になりたいというかえるくんの伝言に動揺するがまくん。いつも甘えさせてもらっていることを彼なりに気にしていたんですね。
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かえるくんとがまくんの関係が素敵すぎる。 自分の考えと相手の考えにゆっくりと寄り添っている様が微笑ましい。 途中叫ぶ描写があるのも良い。素直に感情を爆発させた後、変わらない様子で接するのは2人の絆の強さだと思う。許容してくれるはずだという信頼があるのだろう。
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やらなきゃいけないことを明日に先送りしがちな自分にとって、ギクっとさせられた。 イラストと話の展開が分かりやすいので、子どもにもこの教訓がスッと入ってきそうだなと思った。
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イラストの入り方、本の大きさ、 フォントうや文字のサイズ、日本語訳、 絵のタッチ、メッセージ性、なにもかもパーフェクトです。 クスっと笑えて、じんわりあたたかくて。 小学校1年生の教科書に出てくるそうで (息子曰く)、いい題材ですね。 ・あしたするよ ・たこ ・がたがた ・ぼ...
イラストの入り方、本の大きさ、 フォントうや文字のサイズ、日本語訳、 絵のタッチ、メッセージ性、なにもかもパーフェクトです。 クスっと笑えて、じんわりあたたかくて。 小学校1年生の教科書に出てくるそうで (息子曰く)、いい題材ですね。 ・あしたするよ ・たこ ・がたがた ・ぼうし ・ひとりきり の短編が収録されています。 ”たこ”で、自分たちを信じぬく姿もいいし、 ”ぼうし”で読めた、優しいウソも素晴らしかったです。 ちいさなえほんや”ひだまり”さんセレクト、”10才までに読みたい心がゆたかになる110冊”より/AMI
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イラストの入り方、本の大きさ、 フォントうや文字のサイズ、日本語訳、 絵のタッチ、メッセージ性、なにもかもパーフェクトです。 クスっと笑えて、じんわりあたたかくて。 小学校1年生の教科書に出てくるそうで (息子曰く)、いい題材ですね。 ・あしたするよ ・たこ ・がたがた ・ぼ...
イラストの入り方、本の大きさ、 フォントうや文字のサイズ、日本語訳、 絵のタッチ、メッセージ性、なにもかもパーフェクトです。 クスっと笑えて、じんわりあたたかくて。 小学校1年生の教科書に出てくるそうで (息子曰く)、いい題材ですね。 ・あしたするよ ・たこ ・がたがた ・ぼうし ・ひとりきり の短編が収録されています。 ”たこ”で、自分たちを信じぬく姿もいいし、 ”ぼうし”で読めた、優しいウソも素晴らしかったです。
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「じぶんが 1ぴきの かえるだ ということが、いい きもちだった。 ーーなんで なにもかも みんな こんなに すばらしいのか その ことを かんがえてみたかったんだよ。」
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