いろいろへんないろのはじまり の商品レビュー
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色のない世界で、初めて色を作り出した魔法使いのお話。 いろんな色を作り、世界が少しずつ色づいていく。 何か変化を起こすような人は批判されることが多い。このお話の主人公の魔法使いもご多分に漏れずだが、最終的にはみんなに感謝される偉業を成し遂げることができてよかった。 偉業を成し遂げたのは溢れ出した色が混ざりあったからという想定外のものだったけど、その想定外の結果を導けたのは、日々の努力の賜物に違いない。 「まほうつかいは毎日毎日かき混ぜました。なんとか新しい色を作ろうといろんな魔法も使ってみました」 批判に負けず、色を作り続ける続ける姿に感銘を受けた。 読み聞かせとしても、同じパターンの繰り返しと、一色ごとに色分けされた世界の絵がおもしろい。
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ずっと昔には色というものはなく、ほとんどが灰色で、さもなければ黒か白だった。 その頃の灰色のときに魔法使いが、変わりばえのしない灰色の世界を忘れようと魔法のくすりを作ったり呪文を唱えたりして、これをちょっぴり、あれをちょっぴりしながら作ったものを色と呼ぶことにしてみんなに分けると青の世界になった。 だけど、みんな悲しい気持ちになり… 次に作ったのは黄色…黄色は、そのうち目がチカチカして…。 今度は、赤色…みんな怒りっぽくなって。 それから魔法使いは、色をまぜて次次々と新しい色を作った。 どの色を何に塗るか上手に決めたら誰も何も言わなくなった。 色の世界、無ければ寂しくて感情も表せないけれど色があるとみんな活き活きとしてくる。
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なんで一気に全部村の人たちは色をすべてぬってしまうんだろうと思った。でもさいごはすばらしい世界になってよかったなと思った。
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はいいろのときからあおいろのとき、黄色の時、あかいろのとき、そして。色の楽しさやパワーを教えてくれる。いろんな色があるから楽しいんだな。
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大人ならCMYで印刷されるイメージを持つ。 子どもなら色の混色に興味を持つキッカケとして、導入として読むのもいいかもしれない。村人たちが魔法使いに頼りっぱなしで、すぐに飛びついたり飽きたり…分かりやすくて面白い。 さすがアーノルド・ローベル
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ずっと昔、色というものは、ありませんでした。ほとんどが灰色で、さもなくば、黒か、色の世界でした。その灰色の時代の魔法使いが「世の中、なにか間違っとる。これでは、なにか雨がやんで陽が照っても、さっぱり分からんじゃないか」…魔法使いは、最初に青色、次に黄色、その次は赤色の世界を創りだしました。でも、陰気で、眩しくて、興奮するだけの、落ちつきのない一色だけの世界でした。そこで、魔法使いの苦労のすえ、色を混ぜ合わせることに成功したことで、こんにちの世界が誕生したという、魔法のようなお話し絵本です。
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まだフルカラー印刷の技術が発展していない1970年代、版ごとに色を刷る制約がある中で生まれた色のはじまりの物語。灰色の世界から一色ずつ色が生まれていく様子にわくわくする。人が受ける情報の八割は視覚といわれるように、身の回りの色によって人々の感情や性格が変わるさまも面白い。
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絵の色合いや、いろんな人を見るのが好き(ウォーリーをさがせみたい)で子供の頃から大好きな作品です! 主人公の魔法使いが万能でなんでもできるタイプではなくて、なんだか頼りない感じなのも親近感が持てて好きです。
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??????????????????????????????????????マホウツカイは、どうやって色を作ったのかな???????????????
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たくさんのふしぎの次号が「いろいろ色のはじまり」というタイトルで、ふと思い出したなつかしい絵本。原書は1968年、日本語訳は1975年。当時三歳、刊行後わりとすぐにどこからかいただいたのだろうか? 私にとってアーノルド・ローベルとの出会いの一冊(有名な「がまくんとかえるくん」は実...
たくさんのふしぎの次号が「いろいろ色のはじまり」というタイトルで、ふと思い出したなつかしい絵本。原書は1968年、日本語訳は1975年。当時三歳、刊行後わりとすぐにどこからかいただいたのだろうか? 私にとってアーノルド・ローベルとの出会いの一冊(有名な「がまくんとかえるくん」は実はおとなになってから)。 世の中がまだモノクロだった頃(はいいろのとき)、それを倦んだまほうつかいが世界に色をつけることを思いつくのだけれど、単色の世界はどれも不評で、曲折を経て最後はさまざまな色のある世界になってめでたしめでたし、とすごくおもしろかった記憶。 まほうつかいといっても呪文ひとつで色を一変できるわけじゃなくて、大量に絵の具を作って、それで身の回りのものを塗り尽くすというアナログなところが今読み返せばおかしい。人々に文句を言われればがんばって別の色を作ったり、自分の作った色の世界のせいで心身の調子を崩したり逆ギレしたりするあたりもおかしい。 この絵本で、色の三原色も、混色で紫色や緑色、橙色が作れることも、青はなんとなく悲しくなり、赤は怒りっぽくなるといった色のイメージも覚えた。 ちょうど帰省してひさびさにページを開いてみて、原題「The great blueness and other predicaments(大いなる青とその他のいろいろな苦境)」の日本語訳はじめ訳文のうまさに感じ入った。思っていた以上の名作だと改めて見直した。
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