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マリカのソファー/バリ夢日記 の商品レビュー

3.8

83件のお客様レビュー

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マリカは多重人格者だ…

マリカは多重人格者だった。しかし「ジュンコ先生」とのバリ島への旅行の中で、だんだん本当の意味での「マリカ」になり、自分の居場所を見つける。よしもとばななファンで、しかもバリ島大好きな私には、必読書でした。期待どおり、バリの静かなエネルギーにあふれていて、とても満足です。

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マリカのソファーとバ…

マリカのソファーとバリ夢日記はどちらも舞台はバリです!!行ったことはないですが、とてもイメージがしやすかったです。吉本ばななさんの夢の恐ろしさに閉口しながらもちゃんと笑えるところも用意してあるなんてとても魅力的です

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バリが相当気に入った…

バリが相当気に入ったのだろうか。まるで南国にいるような空気に包まれる。

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バリについては何も知…

バリについては何も知らないのに、なんだかものすごいパワーに満ち溢れた土地なんだろうな、行ってみたいなという気分になりました。

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バリに行きたくなる。

『マリカの永い夜』がリメイクされたものに加え、著者自身のバリ旅行記が収められた一冊。多重人格の少女マリカと、彼女を見守る人と人外の存在たち。不思議で妖しくて、暖かい。そして、バリに行きたくなる。

zxc

2023/10/23

新幹線でほぼ4時間分 第一部は、多重人格を治療中の少女マリカと彼女に残された最後の人格の少年オレンジ、そして彼女(彼)を10年来支えてきた元医者ジュンコでバリを訪れる話。第二部は、第一部を綴る上で作者が仲間たちと訪れたバリの思い出が日記になっている。 バリの明るく澄んだ風景とマ...

新幹線でほぼ4時間分 第一部は、多重人格を治療中の少女マリカと彼女に残された最後の人格の少年オレンジ、そして彼女(彼)を10年来支えてきた元医者ジュンコでバリを訪れる話。第二部は、第一部を綴る上で作者が仲間たちと訪れたバリの思い出が日記になっている。 バリの明るく澄んだ風景とマリカあるいはオレンジの暗い過去や鬱屈とした心とのコントラストに引き込まれる。バリでの旅を通して、だんだんと心が解れていきジュンコとマリカの関係性が医者一患者ではなく人間一人間になっていく。 その過程で自ら離れていく第二人格オレンジもまた魅力的な登場人物だ。マリカを外界の恐怖から守る姿はまさに王子様そのものだった。オレンジがマリカの第二人格として過ごす最後の夜、エメラルド色のプールで泳ぐシーンは何度も読みたくなるほど美しかった。 追記)改定後は「私」が精神科医ではなく、主婦になっているようです。 第二部では、第一部で描かれた場所やものを作者たち目線で楽しめる。風景の描写が美しく、実際にバリに行っているような気分になれる。バリの濃い森の空気、神秘に富んだ風土を私もいつか体感したいと思った。

Posted byブクログ

2023/01/15

「マリカの永い夜」改題 「永い夜」ではジュンコ先生が精神科医だったが 患者と旅行などコンプライアンス的にアウトだったのだろう 成長を見守り温かく包み込む主婦に変更されていたのと ソファーの存在もあり「永い夜」よりも作品に温かみが増していた 個人的に好きな話 バリ島日記は当時だ...

「マリカの永い夜」改題 「永い夜」ではジュンコ先生が精神科医だったが 患者と旅行などコンプライアンス的にアウトだったのだろう 成長を見守り温かく包み込む主婦に変更されていたのと ソファーの存在もあり「永い夜」よりも作品に温かみが増していた 個人的に好きな話 バリ島日記は当時だから許される無礼講の数々も垣間見れる

Posted byブクログ

2023/01/09

ゆるーく読みたい時に、良いと、個人的には思いました。 バリに行ったことがないので、そうそうそんな感じと共感できないのが、悔しかったです。 海外に旅行行きたいなと思いました。

Posted byブクログ

2022/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

多重人格の少女とその隣人が旅をする物語。少女が自分の中の友人たちと一人ずつ決別しゆっくり目覚める。多少センシティブではあるものの、基本的には穏やかで優しい話だった。 後半のバリ旅行記がとても良かった。誰かの旅行記を見るのがどうやら好きみたい。バリ行ってみたい。いつか行きたいなー。

Posted byブクログ

2022/07/20

マリカの永い夜 バリ夢日記 2016年に初めて読んでから繰り返し読んでいる作品 ウブドで過ごした日々が思い返される

Posted byブクログ