キノの旅(Ⅰ) の商品レビュー

時雨沢恵一(著者),黒星紅白(著者)

2021/06/10

キノさんはバイクに乗って旅をする。
１つの街の滞在は三日間。
キノさんと一緒に色んな街を見て回ろう。

2021/03/20

「止めるのは、いつだってできる。だから、続けようとと思う」(12ページ)

バイクと拳銃で世界を旅する主人公。
３日間滞在して、その国の人民と価値観を経験する。

第三者としてのオブザーバー。
世界は時に美しく、時に残酷だ。

2020/12/27

2020/12/25

人の痛みが分かる国
多数決の国
レールの上の三人の男
コロシアム
大人の国
平和な国
森の中で

ラノベとはいえ皮肉たっぷりだ。今の世界や社会に当て嵌めたくなってしまあ。傍観者として旅をしつつ、美しい世界を見て回るために旅をするキノとエルメスのはなし。
刊行シリーズ、読んでいこうと思います。

2020/10/01

キノの旅 The beautiful world (電撃文庫)
著作者：時雨沢恵一
発行者：メディアワークス
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
シリーズ累計８２０万部を超える。

2020/08/04

小説としての出来映えは良いとは言えないが、テーマはとても鋭い。かつて映画監督の伊丹万作が『だまされることへの責任』にて、日本が戦争を始めたのは、日本人一人一人の戦争への無思考、無批判、無関心、無知などが原因としていた。それこそが、このシリーズ小説の一巻したテーマだろう。最後に、私は悪者より愚か者の方が嫌いだ。悪者は自分の行いの加害性を知っているけれど、愚か者はそうではないから。

2020/04/22

主人公キノがモトラドというバイクで旅をする話です。
一巻で一番印象に残った話は「大人の国」です。
主人公キノの旅をするきっかけになった話です。
各話とも、独立した話らしいのですが、作者のあとがきを読むと初めての人は順番に読んでいったほうがいいらしいです。

2020/11/01

主人公キノと喋るモトラド（バイク）のエルメスが織りなす多種多様な国への旅の物語、第1巻です。
時系列に無関係の短編が収録されています。
様々な国で様々な生き方をする人間を、旅人キノは第三者として見聞きします。
彼らは正しいのか間違っているのか、それは判断できないでしょうし、キノにもその気はないのでしょう。
ただ3日滞在し、次の国へ出発することを繰り返します。
その生き方はシンプルですが、行うには大きな勇気が必要です。
しかし、憧れますね。
2巻にも期待します。

2019/06/28

2019.6.28 読了

友だちに勧められて。

モトラド（バイク なぜか喋れる）のエルメスと
それを運転するキノとの 旅。

連作短編なので、1話完結で読みやすく、
キノが次から次へ 次の国を目指して往く話。

イメージは 銀河鉄道999のような。

めちゃめちゃ 面白かった！
すぐ読めました！

2018/10/15

寓話的世界の連作短篇だが、あんまり盛り上がらず。なんか底が浅いというか、訪れる国で出会う人物たちに深みがなく、よって出来事もなんだが取って付けたような印象。お手軽なカタルシス。ありそうでなさそうな教訓。高校生なら楽しめるのかも。自分がクラッシャージョウ最初に読んだ時みたいに（数年前に読み返したら、あれ？って感じだった）。
話しが進むに連れ、キノが女性であることや、師匠と呼ばれる人がいるらしいことなどが少し見えてくるけど、では?を読みたくなるかというとそうでもない。
ふたりが旅先でいろんな出来事に巻き込まれて、って、ああ999だ、と思った。

2018/10/08

あんまり本読んでないラノベ読みが喜んでそう、まったく面白くないし、こんな話ならずっと前に星新一がたくさん書いてるからそっち読んだ方がいい、これで累計1000万部近く刷れちゃうからラノベ全体が舐められてるんだろうと思う、主人公が人を殺すところだけ評価できる、それとナイトライダー