キノの旅(Ⅰ) の商品レビュー
時々読みたくなるシリーズ。 不条理さや残酷さが、なぜかクセになる。 キノの旅が終わるのはどんな時なのだろう・・・。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
結局キノは女の子なのかな???まあまあ面白かったけど買おうとまでは思わないかな。馬車の夫婦、奥さんの方の行動が醜いけど、どこかで納得もできる。「この美しくも醜い世界」ってこの作品のキャッチフレーズだったっけ?鋭く的を射てると思います。
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中学生の頃クラスの一部でライトノベルがはやっていた。 当時はゲームっ子だったので興味はあったけれど、彼女らが所謂腐女子だとわかると自分までいけてない組に入りたくなくて毛嫌いしていた。その代表的な作品が、本作『キノの旅』だった。 あれから十年近くが経った今、初めて読んでみると食わ...
中学生の頃クラスの一部でライトノベルがはやっていた。 当時はゲームっ子だったので興味はあったけれど、彼女らが所謂腐女子だとわかると自分までいけてない組に入りたくなくて毛嫌いしていた。その代表的な作品が、本作『キノの旅』だった。 あれから十年近くが経った今、初めて読んでみると食わず嫌いだったことがよくわかる。 厨二設定が多発するザ・ライトノベルではなく、静かでちょっとおかしな物語が淡々と続いていく。 旅人キノと相棒のバイク、エルメスが様々な国を巡るお話。 本作に出てくる“国”とは、街や都市国家のようなものだ。 「人の痛みが分かる国」、「平和な国」など一つひとつの国での滞在を綴る短編で連載されている。それぞれが素晴らしい営みを送っているようでいて、その実根本的なところで間違っている国々。どこにも毒されていない旅人キノと、一種完結された国々が交わることでおかしなところが際立つ。 星新一のショートショートを思わせる風刺劇が面白い。
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数年ぶりに読んだけれど、1巻の時点で意外に話が進んでいたというかなんというか。 穏やかな文章の中に人間の弱さとか醜さとかいろんなものが詰まっているように思えた。
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主人公のキノが様々な世界を冒険する話。時系列はごちゃごちゃになっているところと銃のことをパースエイダー(説得するもの)と呼んでいるところだ面白い。一話一話が短いので電車の中で読むには最適。
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記念すべきキノの旅一作。 正直、物凄く面白い。 かなり昔のライトノベルだが、最近のラノベには無い独特の雰囲気がある。 「人の痛みが分かる国」「多数決の国」など、どのストーリーも本当に面白い。 そして何と言ってもキャッチコピー。 この一言は既に自分の座右の銘にすらなっている。...
記念すべきキノの旅一作。 正直、物凄く面白い。 かなり昔のライトノベルだが、最近のラノベには無い独特の雰囲気がある。 「人の痛みが分かる国」「多数決の国」など、どのストーリーも本当に面白い。 そして何と言ってもキャッチコピー。 この一言は既に自分の座右の銘にすらなっている。 「世界は美しくなんかない。そして、それ故に美しい。」 良い言葉だと思う。
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何となく本棚を見ていたら『キノの旅』を発見し、懐かしくて一気に読んだ。 内容はいたってわかりやすい。 旅人のキノと相棒のエルメス(エルメスは、モトラドと呼ばれる二輪車)が様々な国を巡るという話。 いわゆるライトノベルだけれど、個人的に大好きな作品。 キノとエルメス...
何となく本棚を見ていたら『キノの旅』を発見し、懐かしくて一気に読んだ。 内容はいたってわかりやすい。 旅人のキノと相棒のエルメス(エルメスは、モトラドと呼ばれる二輪車)が様々な国を巡るという話。 いわゆるライトノベルだけれど、個人的に大好きな作品。 キノとエルメスは一つの国に三日間だけ滞在し、またすぐに次の国へと旅立つ。 その国々には様々なルールがあり、それは時に残酷で、とても愚かで、そして醜いものだったりする。 人の痛みがわかる国や平和な国……一見とても素晴らしい国ばかりなんだけどね。 それでも彼らは、決して深入りする事もなく淡々と三日間を過ごすだけ。 ……必要とあらば無茶してますが(苦笑) 連作短編集になっているので、サラッと読めると思います。 ライトノベルという先入観がある人にも、是非読んでもらいたい一冊。 最後に一言だけ。 世界は美しくなんかない。
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久しぶりによみたくなった。もう何度も読んで内容覚えてるけど楽しい。年取って読むと違った感想がもてるからよりたのしい
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旅の出発点ですね、この本に出会えて本当に良かったと思います。私自身の一部にもなっている大切な本のひとつです。 初めは、イラストに惹かれて手に取りました。 「この子、男の子?女の子?」って。 それから、こんなに可愛いのに拳銃持ってるなんてって。 プロローグを店頭でちょこっと読ませて...
旅の出発点ですね、この本に出会えて本当に良かったと思います。私自身の一部にもなっている大切な本のひとつです。 初めは、イラストに惹かれて手に取りました。 「この子、男の子?女の子?」って。 それから、こんなに可愛いのに拳銃持ってるなんてって。 プロローグを店頭でちょこっと読ませてもらって購入。一瞬で世界観にのめり込んじゃったんです。 なんとも説明しにくいですが、少しでも気になってる方にはぜひとも読んで欲しいなって思います。
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ストーリー 5 登場人物 5 言葉遣い 4 描写 4 伏線回収率 3 感情移入 4 熱中度 5 「国」という設定が特徴的な旅物語の第1作目。 1話完結で、ちょっとした空き時間にも読める。 でも、デビュー巻なので表現が若干荒い。 個人的には1話が一番面白かったので竜頭蛇尾感が……...
ストーリー 5 登場人物 5 言葉遣い 4 描写 4 伏線回収率 3 感情移入 4 熱中度 5 「国」という設定が特徴的な旅物語の第1作目。 1話完結で、ちょっとした空き時間にも読める。 でも、デビュー巻なので表現が若干荒い。 個人的には1話が一番面白かったので竜頭蛇尾感が……。
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