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ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ の商品レビュー

4.2

56件のお客様レビュー

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 未来を見ることので…

 未来を見ることのできる六人の少年少女たちには、一人一人に境遇や立場の違いがあって、誰にも言えない秘密を抱えている者もいて、それでもお互いを信頼しあうささやかな絆で結ばれている――。私はこの話に通低しているそういった雰囲気がとても好きです。ちぐはぐな彼らが、時には自分を犠牲にして...

 未来を見ることのできる六人の少年少女たちには、一人一人に境遇や立場の違いがあって、誰にも言えない秘密を抱えている者もいて、それでもお互いを信頼しあうささやかな絆で結ばれている――。私はこの話に通低しているそういった雰囲気がとても好きです。ちぐはぐな彼らが、時には自分を犠牲にして仲間や幼い少女を助けるために運命に立ち向かって行く。人の強さや温かさとともに、寂しさ、儚さも強く感じざるにいられない。ブギーポップシリーズでも有数の傑作だと思います。

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「”血”の匂いッツー…

「”血”の匂いッツーけど、何の血だよ?」「そこまでわかんないわよ」「まあまあ、みんなで考えようよ」「わはは、アテにならねーなあ!」「……あんたに言われたくないけど」「”血”ねえ……絵にならないわね」「うーん、難問だな。ヒントが欲しいな……」―…‥・6人の少年少女たちの物語。

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シリーズ中でも傑作だ…

シリーズ中でも傑作だと思います。未来を断片的に見るという設定は、かなりはまります。

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今回はブギーポップと…

今回はブギーポップと離れてますが、相変わらず面白いです。

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数あるブギーポップシ…

数あるブギーポップシリーズの中で最もおもしろかったです!切なくて、無論切ないだけじゃない友情と希望の物語です。

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未来を知ることが出来…

未来を知ることが出来る能力を持つ6人。そんな6人が世界を揺るがす大問題に巻き込まれていきます。人との繋がりを描いたとても切ない物語です。

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ブギーポップシリーズ…

ブギーポップシリーズ三作目。せつない。しかし、シリーズ中でも屈指の傑作だとおもう。少年少女6人の、運命と未来と、少しの希望の話。

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切ない。切なすぎる。…

切ない。切なすぎる。何か、このシリーズはただのラノベとして読む以上のものを感じる時があるのだけど。人同士の繋がりとか、大切なものに改めて気付くとか。読み方によれば本当に意味の分からない駄作に感じるかもしれないので、できれば初期シリーズから読み進めてほしいです。

文庫OFF

2024/07/14

未来予知を使える6人の少年少女が舞台です 改造人間の少女を取り巻く陰謀にサークルクラッシュされ、散り散りになります 少年少女が回想に入ると死亡フラグが立ち、襲われて退場します 鬱屈した思春期の少年少女が、未来予知能力をきっかけに繋がって、統和機構と人造人間のトラブルに巻き込まれ...

未来予知を使える6人の少年少女が舞台です 改造人間の少女を取り巻く陰謀にサークルクラッシュされ、散り散りになります 少年少女が回想に入ると死亡フラグが立ち、襲われて退場します 鬱屈した思春期の少年少女が、未来予知能力をきっかけに繋がって、統和機構と人造人間のトラブルに巻き込まれ、ブギーポップに解決してもらう話です 未来予知で自分のリタイアを悟り、身を挺して友達を庇うシーンは定番でした 未来予知能力をパンドラに例えている冒頭のシーンが1番おもしろく、後のクライマックスシーンでもそれを超えられた印象がありませんでした 新キャラたちがサクサク退場していわりに、サークルクラッシャーの兵器幼女は寝てばかりで掘り下げられず、全体的に何だった感が強かったです ブギーポップシリーズを4巻くらい読んでまが、新キャラを泡のように出すわりにキャラのバリエーションが少なく、名前をすげ替えただけで性格の広がりがキャラごとに感じられませんでした 寵愛枠のキャラと使い潰しキャラの差が露骨過ぎて、それは良いのですが読んでてそれで期待を超えてこないのが退屈でした

Posted byブクログ

2023/09/13

「ブギーポップ」シリーズの第4弾です。 未来の出来事を感知することのできる能力をもった6人の少年少女たちが集結し、自分たちの力をつかって世のなかのためにできることを考える会合の場が設けられます。ある日、彼らは麻薬の取引現場と思われる未来の光景を予知することになり、海影香純(みか...

「ブギーポップ」シリーズの第4弾です。 未来の出来事を感知することのできる能力をもった6人の少年少女たちが集結し、自分たちの力をつかって世のなかのためにできることを考える会合の場が設けられます。ある日、彼らは麻薬の取引現場と思われる未来の光景を予知することになり、海影香純(みかげ・かすみ)は強い正義感を発揮して、自分たちの力で犯人を制圧することをくわだてます。 最初はとまどいをおぼえながらも、香純の主張に仲間たちも賛同し、彼らの予知することのできた情報を総合して、取引現場とおぼしき場所に向かいます。仲間のひとりである天色優(てんじき・ゆう)の活躍により、犯人たちのグループは混乱に陥りますが、優が統和機構と接触していたことが明かされ、さらに統和機構のもとに幽閉されていたキトという少女が仲間たちに合流します。キトの身の上と彼女の身体のうちにかくされた秘密を知った香純たちは、彼女を守るために追手とたたかうことになります。 ストーリー全体の中心に立つことはない、小さな異能をもつ登場人物たちが、大きな危機に巻き込まれながらも勇気ある行動をとることになる熱い展開で、たのしんで読むことができました。

Posted byブクログ