ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ の商品レビュー
青春――という言葉はあまり使いたくはないのだが、この小説に限って言うのならそれは正しい。はみ出し者の少年少女が、一人の「世界を滅ぼす可能性を持つ」少女に出会ったとき、彼ら彼女は全力をかけて戦おうとした。運命に対して戦いを挑んだのかも知れないし、「戦い」に対して戦いを挑んだのかもし...
青春――という言葉はあまり使いたくはないのだが、この小説に限って言うのならそれは正しい。はみ出し者の少年少女が、一人の「世界を滅ぼす可能性を持つ」少女に出会ったとき、彼ら彼女は全力をかけて戦おうとした。運命に対して戦いを挑んだのかも知れないし、「戦い」に対して戦いを挑んだのかもしれない。けしてハッピーエンドではないのだが、爽やかなラストシーンと自然に涙がこぼれたことが印象に残っている。
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仲間、友人って本当にいいものだなと改めて認識させてくれた作品。 何度も読み返すと、更に面白いし、少し心が暖かくなれます。 ブギーポップシリーズでは一番好きな作品になります。
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不思議な力をもっていた六人は出会い、運命に流されていく。共に過ごした時間は貴重でそれはまるで宝物のようで。永遠には続かない幸福な時間、わかっていても守りたいと願うが故に彼らは戦うのだろう。
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ブギーポップシリーズは、ライトノベルとして秀作だったと思います。ミステリアスな雰囲気と、緒方氏の爽やかな絵柄が大好き。
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「6人の未完成な予知能力者達が見る未来とは…?」私自身がこのシリーズに足をつっこむキッカケになった1冊。 ライトノベルを敬遠しがちな人にも読みやすく、面白い文章構成だと思います。
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ブギーは作品数が増えてきたけどこれは読後感が他のに比べて格段に良い、テンポも良く読みやすいのでブギーファンにも好きな人が多いのだが・・・2作目読んでないとちょっと理解しにくいんだよなぁ・・・。そういうのがちょっともったいないかな
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