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悪いうさぎ の商品レビュー

3.6

115件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    42

  3. 3つ

    37

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    1

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2014/12/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

女性探偵奮闘記。キャラクターがいきいきしていて読みやすい。皮肉の利いた言い回しなどにやりとさせられます。 レビューをさきに読んでいたからか、大体の真相は予想がついてしまいましたが、それでも最後までイッキ読みできる面白さでした。

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2013/07/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

葉村晶シリーズ3作目。過去2作はあった単行本サイズの表紙がないので、やむなく文庫版で。長編。これでシリーズは終わりになっているようだ。何だか終わり感がないけど。長編になるとハードボイルドな感じが強まる。いろんな事件が絡んで面白かった。思春期の女子たちは全員共感できなかったけど、結婚詐欺師のやつはほんとに腹立つ。しかもこいつのせいで葉村とみのりの仲が悪くなるなんて。うさぎのやつは気持ち悪い。上流階級意識。どっちも死んでしまえばいい。

Posted byブクログ

2013/02/20

これ気に入ったなあ、おもしろかった。女性が主人公のハードボイルド。タフで不器用でとことんついてない葉村晶、いいねえこれ映像化されるんじゃないかないずれ。これの前に晶シリーズふたつあるみたいだし、ぜひ図書館で探そう。大家の光浦もいいし、不運に愛されている悪友みのりもいいかんじだし、...

これ気に入ったなあ、おもしろかった。女性が主人公のハードボイルド。タフで不器用でとことんついてない葉村晶、いいねえこれ映像化されるんじゃないかないずれ。これの前に晶シリーズふたつあるみたいだし、ぜひ図書館で探そう。大家の光浦もいいし、不運に愛されている悪友みのりもいいかんじだし、サイドメニューも充実。悪趣味な事件がつぎつぎ起こるけど、ウイットに飛んだ乾いた文体で重くならずにいただけるかんじ。若竹七海さん、ぜひしばらく追いかけたい作家さん。

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2012/06/09

「プレゼント」「依頼人は死んだ」に引き続き、女探偵・葉村晶が登場! 今度は長編です。 葉村晶、31歳。フリーの調査員。契約している長谷川探偵調査所からの紹介で、懇意にしている調査所の仕事に協力をすることになった。依頼は家出中の女子高生・平ミチルを連れ帰って欲しいというものだが、...

「プレゼント」「依頼人は死んだ」に引き続き、女探偵・葉村晶が登場! 今度は長編です。 葉村晶、31歳。フリーの調査員。契約している長谷川探偵調査所からの紹介で、懇意にしている調査所の仕事に協力をすることになった。依頼は家出中の女子高生・平ミチルを連れ帰って欲しいというものだが、穏便に事が運びかけたところで問題調査員・世良が暴れだし、終いにはミツルの同棲相手に(何故か)葉村が刺されるという最悪の結果となった。…これが葉村晶の多忙かつ最悪の9日間のケチのつき始めである。 退院後すぐに入った仕事は、またしても行方不明の女子高生がらみだった。しかし依頼人・滝沢は娘・美和の行方を知っていると思われる友人・ミチルに話を聞くだけでよいと言う。納得いかない葉村が独自で調査をしていくと、同じく美和の友人であった柳瀬綾子が殺害されてしまった。美和の母親・亜寿美が改めて行方を探す依頼を出したことにより進んでいく調査。その先に現われたのは、美和の友人”カナ”の1月ほど前の失踪と、カナの残した”ゲーム”という言葉であった…。 あいかわらず、容赦のない若竹作品です。本筋の事件も後味が悪いのですが、ミチルの家庭環境、滝沢家の内情、暴力調査員・世良の悪口雑言・偏見と自己中心態度、その祖母の溺愛盲愛ぶり。すべてに悪意がこめられてますね。しかもその悪意のベクトルが葉村に向かい、追い討ちをかけるように昔の同居人・相場みのりが嫉妬心をぶつけてきます。葉村はただ、みのりの恋人の本性を知って、そこから友人を遠ざけようとしているだけなのに。まさに踏んだりけったりの状態の葉村なのに、更に作者は追い討ちをかける。ほんとーに容赦がないです若竹さん(笑) でもそこで「あぁ、なんて可哀相なの…」なんて思わせないのが葉村晶です。やられたらやり返します。重くて痛いのだけど暗くならないのが、私が若竹作品を好きな理由かもしれません。 本筋の進め方が、ずっと緊迫感をともなっていて一気に読める作品です。長編なだけにいろいろと事件が絡まっている訳ですが、その中で美和の事件の糸口がうまく隠されています。いや、隠すというよりは「さりげなく置かれている」感覚が近いかな?あとになって、そのヒントに気付かされるのです。恐らくは葉村と同じ段階で。 装丁やイラストのうさぎの愛らしさに、つい手を伸ばしてしまいそうですが、そこはそれ、若竹作品ですから。気をつけてお読みくださいませ。ちなみに私は読後、ちょっと複雑な気分で表紙をみてしまいました。そんな作品です(笑)

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2012/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公が散々な目に遭い過ぎていて、もう少しいいことがあってもいいのではないかと思ってしまう。でもそんな中でも主人公は陰気になりすぎず、すこし茶目っ気があったりする。 登場人物にはあまり関わりたくないような人が多いが、光浦さんは和んだ。

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2011/12/20

黒い人とか黒いお話に強い若竹さん。一見して気軽に読めそう、と感じさせるこんな感じの可愛いイラストの表紙が多いのはなんでなんでしょう。

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2011/07/11

探偵 葉村晶 が踏んだり蹴ったりな目に遭いながら真相を追うストーリー。 やっていることは閃きと聞き込みによる調査だが、息も吐かせず展開が襲ってくるので熱中して読める。 『プレゼント』、『依頼人は死んだ』の後の話だが、全くつながりはない。

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2011/05/22

かわいい表紙!と思ってよんだら・・・なんとシリーズ第3弾笑 第1弾から読めばよかったなぁ・・・と思いました。 この作家さんは2冊目なので、かわいい表紙とは裏腹に多分重たいんだろうなぁと思ってたらやっぱりそうでした。 でも、なんかこのやるせない感じとかがすきなんだよなぁ・・・ 女子...

かわいい表紙!と思ってよんだら・・・なんとシリーズ第3弾笑 第1弾から読めばよかったなぁ・・・と思いました。 この作家さんは2冊目なので、かわいい表紙とは裏腹に多分重たいんだろうなぁと思ってたらやっぱりそうでした。 でも、なんかこのやるせない感じとかがすきなんだよなぁ・・・ 女子がひどい目にあうのは辛い。

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2011/03/16

葉村シリーズ第3弾。行方不明の女子高生を捜すうちに、とんでもない事態に! 「──ゲームはヤバイに決まってんじゃん」 再読。 ラストの「狩り」がやっぱりディープインパクト。 葉村にはしあわせになってほしいけど、余計なお世話っていわれそうだな。笑。

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2011/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

実は前にも読んでいましたが、ラストが思い出せず途中まで読み直しました。 半分くらいまで来たら思い出したので、やめました(苦笑) ちょっとやることが溜まってたので……(汗) 葉村晶、とても好きな人物です。 これからもいろいろな作品に出てきてほしいです。 難しいかなぁ??

Posted byブクログ