赤毛のアン の商品レビュー
小学生のときに図書室で借り、 下校しながら歩き読みするほど熱中した。同じくアン好きだった図書の先生と仲良くなり、転勤される時にいただいた先生からの手紙は大事にとってある。●全10巻でアンの一生が描かれる。大人になってからふと読みたくなり、ぽつぽつと買い集めては読み返す日々。 村岡...
小学生のときに図書室で借り、 下校しながら歩き読みするほど熱中した。同じくアン好きだった図書の先生と仲良くなり、転勤される時にいただいた先生からの手紙は大事にとってある。●全10巻でアンの一生が描かれる。大人になってからふと読みたくなり、ぽつぽつと買い集めては読み返す日々。 村岡花子訳が馴染み深い。
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スカパー無料放送で日本アニメーションの赤毛のアンをうっかり見て、懐かしさのあまり再読。 クイーン以後の話が印象よりずっと短くて驚いた。 昔読んだ時によほどここらあたりの話が響かなかったんだなぁ、読み通すのにすごく時間かかったおぼえがある。少女時代の話は何度も繰り返し読んでるのに...
スカパー無料放送で日本アニメーションの赤毛のアンをうっかり見て、懐かしさのあまり再読。 クイーン以後の話が印象よりずっと短くて驚いた。 昔読んだ時によほどここらあたりの話が響かなかったんだなぁ、読み通すのにすごく時間かかったおぼえがある。少女時代の話は何度も繰り返し読んでるのに。 アニメの印象も大きいのかな。クイーンやアベイ銀行の話、もっと丁寧に描かれてた印象。膨らまして制作してたのね。 あと、ギルバートってほとんど出てきてなかったのね。アンがいつも対抗心を燃やしているから、その影は常に見え隠れしてはいたけども。 セリフといえば、初対面と和解未遂と和解だけじゃないかしら。 それでもギルの人となりがしっかりと印象付けられるように描かれてる。 モンゴメリ恐るべし。 いつ読んでも、心が無理なく清浄化されていくかんじがして好き。 アンも、マリラも、マシュウも、ダイアナも、ギルバートも、みんな完全じゃない。欠点いっぱい。 人の噂話は大好きだし、悪口も言うし、意地っ張りや強情っぱりで。 アンなんてギルの頭に石盤ぶち下ろすし。 でもみんな、自然の営みの美しいことを心で理解し、そこに身を委ねて一体となって日々を送ることができる。 変化の起こることに恐れながらも、静かに緩やかに変わっていく。人も。季節も。 それを文章で感じさせてくれる赤毛のアンはやはり名作。 脳内BGMは「やさしさに包まれたなら」で決まりですな。
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初めて読みました。こんなに面白いなんて知らなかったです。 小さなやせた女の子が、きれいな少女に成長して、考え方も大人になっていく。 心に残るページを折り曲げながら読んで、振り返るとどれもアンの言葉でした。 天真爛漫なアンが可愛いくて、失敗への珍回答に笑えました。
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まさに永遠のバイブル、赤毛のアンです。 村岡花子さんの訳に個人的にこだわりがあるのは、彼女がモンゴメリと直接の親交があったこと、そして時代的にほぼ同時代と言える世代だからです。古めかしい言い方やちょっと意味のとりにくい訳があるのは否めませんが、やはり美しい言葉で彩られた品のある訳...
まさに永遠のバイブル、赤毛のアンです。 村岡花子さんの訳に個人的にこだわりがあるのは、彼女がモンゴメリと直接の親交があったこと、そして時代的にほぼ同時代と言える世代だからです。古めかしい言い方やちょっと意味のとりにくい訳があるのは否めませんが、やはり美しい言葉で彩られた品のある訳文には魅了されます。 ストーリーについては今更言及するまでもありませんが、近代化以前の美しい生活風景、こまごまとしたものに至るまで丁寧な描写と、コンプレックスと癇癪という子どもらしい欠点と、それを補ういささか豊かすぎる想像力と愛情に溢れたアンという少女は、現代ではたとえそぐわない存在ではあっても、生き続ける存在だと思います。
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元々家に置いてあった母親の本で、小学生のときに初めて読んだのが最初です。 初めて読んだ挿絵なしの本で、とても思い出深い本の1冊です。 ここが好き、とかではなく、たまに思い出しては読み返してみる、そんな1冊です。
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知っているが読んだことはなかったので、読んでみた。 予想外に面白く、アンの魅力に引き込まれていった。 アンのように、自分の平凡な生活にこれほどの楽しみ・ドラマ・魅力を感じられたらなーと思う。 続編も読んでみたい。
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子どもの頃夢中で読んだ。特にシリーズ一作目のこの本はぼろぼろになるまで何度も何度も。 いつか、プリンスエドワード島に行ってみたい。
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初めて読みました。いやー、面白かった!アンの想像力のたくましさと、純粋さがみずみずしくて微笑ましい。時々、アンの能天気でポジティブ過ぎる発言がぶっ飛んでてわらえてしまったりもすんるだけど、そんなアンだからこそみんなに愛されているんだろう。 徐々に大人になっていくアンを見ているのが...
初めて読みました。いやー、面白かった!アンの想像力のたくましさと、純粋さがみずみずしくて微笑ましい。時々、アンの能天気でポジティブ過ぎる発言がぶっ飛んでてわらえてしまったりもすんるだけど、そんなアンだからこそみんなに愛されているんだろう。 徐々に大人になっていくアンを見ているのが少しさびしかったりするラストが切なくてとても良かった。
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赤毛のアン好きな母の影響で、初めて読んだのは小学校高学年か中学生の時。以来、何度もシリーズを読み返したが、やはり一巻目の「赤毛のアン」が最も好き。おじいちゃんこだった私にとって、無口だけれど優しくて温かかったおじいちゃんの面影の重なるマシュウが、最もお気に入りの登場人物だからかも...
赤毛のアン好きな母の影響で、初めて読んだのは小学校高学年か中学生の時。以来、何度もシリーズを読み返したが、やはり一巻目の「赤毛のアン」が最も好き。おじいちゃんこだった私にとって、無口だけれど優しくて温かかったおじいちゃんの面影の重なるマシュウが、最もお気に入りの登場人物だからかもしれない。 カナダ プリンスエドワード島の自然描写がとても美しい。母の持っていた島の風景写真集等を眺めてはいつか行ってみたいと思っていた。まだ実現していないけれど、いつか必ず母を連れて行ってあげたい。 外国の家や食べ物、日常生活も新鮮で、十代の頃はとても憧れた。 今でも、アンという名前の人に出会うたびに、最後にeのつくAnneかどうか気になってしまう。 でも、ベルギー人の上司は「Anne of Green Gables」というタイトルも聞いたことがないと言っていて、吃驚だった。
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小学生の頃からの、私のバイブルです。 10冊からなるシリーズで、読み返すその時々で、心に触れる部分が変わってきたりはしますが。。。 この中の、アンが出てこない「めいめい自分の言葉で」という小編を読んだことで、「うまくできないことがあってもいいんだ。自分が好きなこと、得意なこと...
小学生の頃からの、私のバイブルです。 10冊からなるシリーズで、読み返すその時々で、心に触れる部分が変わってきたりはしますが。。。 この中の、アンが出てこない「めいめい自分の言葉で」という小編を読んだことで、「うまくできないことがあってもいいんだ。自分が好きなこと、得意なことで、少しでも誰かの役に立てればいいんだ!」と素直に思えて、音大受験を決意したりしました。 村岡花子さんの訳で育ったので、今でも、関係代名詞がいっぱいついているような、翻訳っぽい日本語(市川拓司さんとか)に惹かれてしまいます。
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