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グレート・ギャツビー(華麗なるギャツビー) の商品レビュー

3.6

202件のお客様レビュー

  1. 5つ

    38

  2. 4つ

    54

  3. 3つ

    69

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    4

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2015/01/25

これが名作なの?まあ古典としてはそうかも知れないが、あらゆる悲劇を毎日見聞きする21世紀に生きる人間からすると、あくびが出るような内容だ。

Posted byブクログ

2014/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

男性の視点だとすごくロマンがある話なんだと思う。一世代で成り上がり初恋の人を迎えに行く。しかし報われずに死んでしまう。女性からするとどうしてもギャッツビーの不甲斐なさが目についてしまうけどね。 田舎ものの純情さ、都会ものの冷酷さという対比が面白かった。ギャッツビーの笑顔の魅力はその純情さに根ざすものに思える。

Posted byブクログ

2014/08/20

再読。大学生の頃よりは話に入れた気がする。 今年のスピーチコンテストのお題だけど、高校生にはちょっと話が重いし、難しくないですかね!? コンテストに出る子にあらすじ説明してあげたら、(´・д・`)って顔になって 「なんでこんな話が選ばれたんですか?」って言われました… 確か...

再読。大学生の頃よりは話に入れた気がする。 今年のスピーチコンテストのお題だけど、高校生にはちょっと話が重いし、難しくないですかね!? コンテストに出る子にあらすじ説明してあげたら、(´・д・`)って顔になって 「なんでこんな話が選ばれたんですか?」って言われました… 確かにあらすじ説明だけじゃ、ギャツビーのグレートさは伝わんないよな~

Posted byブクログ

2023/07/08

ギャツビーという人間に対して、驕りと虚栄心の塊(もしくはただのストーカー)として軽蔑するか、それとも不当な手段で名声を得ても一人の女性に愛を注ぎ続けた純真無垢な男として同情するのかは、人によって持つ印象がかなり違うのではないかと思う。 前半ははっきり言って何を言いたい小説なの...

ギャツビーという人間に対して、驕りと虚栄心の塊(もしくはただのストーカー)として軽蔑するか、それとも不当な手段で名声を得ても一人の女性に愛を注ぎ続けた純真無垢な男として同情するのかは、人によって持つ印象がかなり違うのではないかと思う。 前半ははっきり言って何を言いたい小説なのか理解ができなかった。文体も読みづらく、入り込めない。 後半の劇的な展開を経て、初めてこの男の持つ感性に共感を抱くことができたね。狂気に歪んだ愛を心に刻んでしまった人間として。 解説を読んでみると、この小説がアメリカ社会が持っている(あるいはかつて持っていた)断絶と矛盾を見事に悲劇的に描いた小説だと分かった。 そういう文脈で読むこともできるし、僕がそうしたように純粋すぎた愛の物語として読むこともできるだろう。 いずれにせよ、複雑な小説だった。

Posted byブクログ

2014/05/24

いつもは原作を読んでから映画を見ることが多いのですが、ディカプリオの映画を見て興味を持ったので原作を読みました。 正直、このあたりの名作と呼ばれる作品は訳が古い(分かりづらい)なと思いました。 作品の面白さは映画の方が伝わるなと、個人的には思います。

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2014/05/10

 昨年レオナルド・ディカプリオ主演で「華麗なるギャツビー」のタイトルで映画化された。WOWOWで放送され録画はあるが、まず原作を読んでからと思いまだ見ていない。  ストーリーはそれなりに面白かったが、小説そのものは私には読みにくかった。ところどころにある誇張した表現が読みづらさ...

 昨年レオナルド・ディカプリオ主演で「華麗なるギャツビー」のタイトルで映画化された。WOWOWで放送され録画はあるが、まず原作を読んでからと思いまだ見ていない。  ストーリーはそれなりに面白かったが、小説そのものは私には読みにくかった。ところどころにある誇張した表現が読みづらさの原因ではないだろうか。 『地球が太陽から傾き離れて行くにつれて、灯は輝きを増し、…』 のような文章が出てくるが、どういうことなのか考えていると前に進まなくなる。雰囲気で流すことにした。  また、オビには「アメリカ文学史上最高の恋愛小説!」と唱っている。ギャツビーはただ恋を成就させるために巨万の富を築いた男とされるが、そこのところも読んでいてあまりピンとこなかった。時代が1920年代の設定なのが問題だとは思わない。翻訳の影響でもないだろう。もしかしたらアメリカ文学に慣れていないからかもしれない。さらに別のアメリカの作家の作品を読んでみたいと思う。

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2014/04/27

超特急の列車の外壁に腕一本でしがみついているような感覚で、少しでも集中を欠こうものなら物語から振り落とされ、字面だけを目で追い、遥か先に去ってしまった電車の小さくなる姿を茫然自失と見送る羽目になる。しかも、自分が電車から振り落とされたのに気付くのに結構な時間を要するので、たちが悪...

超特急の列車の外壁に腕一本でしがみついているような感覚で、少しでも集中を欠こうものなら物語から振り落とされ、字面だけを目で追い、遥か先に去ってしまった電車の小さくなる姿を茫然自失と見送る羽目になる。しかも、自分が電車から振り落とされたのに気付くのに結構な時間を要するので、たちが悪い。振り落とされないための唯一の方法は、映像化することだと心得た。常にバックグラウンドまでクリアに映し出す一枚の鮮明な絵をパラパラと見せられているようで、特に行間の持つ力が凄まじいと個人的見解。ただ、物語の世界観に共感出来なかった。ギャツビーのデイジーに対する狂想的な愛も、トムの執心と不倫の齟齬も、そして何より主人公ニックの感受性にも。やっぱり古典作品は疲れる。

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2014/04/12

[配架場所]2F展示 [請求記号]908/S-1 [資料番号]2004108216、2004131596

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2014/01/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1920代に書かれた小説なんですね。 はじめは登場人物の誰かに自身の感情を重ねあわそうと しましたが、時代のせいか全くの無駄でした(笑) そこでストーリーよりも主人公達の行動原理や、1920年代のアメリカ 社会ならではのもの、あるいは今でも変わらぬ普遍的なものについて、 それぞれに興味が沸いてきました。 まずギャツビーが愛した、あるいは求めていたデイズィーとは彼に とって何を意味していたのか。 …一面ではそう見えますが、とても純愛といった類ではないように 私には感じられました。 相手を想いいたわることよりも、自身の信念・欲望を優先 させている辺りに、非常に人間臭さを感じてしまいました。 目の前にいるデイズィーを見ているようで、違うものを見て いたような気がします。 久し振りの再会時のカチカチぶりは女性にとって微笑ましい かとは思いますが(笑) デイズィーという女性の描かれ方も、表面的なところ以外、 あまり魅力的には思えませんので、意図してそうなっている のか、あるいは当時の上流階級の方達を反映してそうなって いるのかは分かりませんが… 上流階級といえば、この作品からは当時の社交場での華やかで 退廃的な雰囲気がとても良く伝わってきて、想像するだけで とても面白かったです。 またその他として、当時から所謂「ガラスの天井」といったようなもの が、厳然とアメリカ社会に存在していたのも興味深い発見でした。 映画の方は未見ですが、いつか観てみたいと思いました。

Posted byブクログ

2013/12/08

映画を観た機会に読んでみたが、翻訳は読みづらくてしっくりこない。映画を観てなかったら、もっと理解出来なかったかも。

Posted byブクログ