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I LOVE YOU の商品レビュー

3.9

201件のお客様レビュー

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    49

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  3. 3つ

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2009/10/04

伊坂幸太郎、中村航、本多孝好。 伊坂さんの、「透明ポーラーベア」は、何故か読んでいる時ずっと切なかった。 本多孝好の「瑠璃」を読んでいる時に感じた切なさを覚えて、要するに居ないからなのだ。 伊坂さんの作品を読んでいると、奇跡を心から信じてみたくなる。 散り散りの点が集まる瞬間...

伊坂幸太郎、中村航、本多孝好。 伊坂さんの、「透明ポーラーベア」は、何故か読んでいる時ずっと切なかった。 本多孝好の「瑠璃」を読んでいる時に感じた切なさを覚えて、要するに居ないからなのだ。 伊坂さんの作品を読んでいると、奇跡を心から信じてみたくなる。 散り散りの点が集まる瞬間だって、あっても良いじゃない。 そして地球動物園説、とても興味深い。 中村航は、タイトルの「百瀬、こっちを向いて」がとても印象的で、あっさりと読めた。 現代大衆小説らしさの濃い作品なのだけれど、微笑んでしまう。 似てはいないのだけれど、百瀬を想像する時、綾波レイが浮かんだ。 同題の単行本が発行され、それが真っ白の装丁になっていて、素敵です。 本多孝好さんの、「Sidewalk Talk」。 この作品の一節が、私のなかでとても印象に残っていて、もともとこの本が単行本になってすぐに読んだ時は本多さんが目的だったのだけれど、そのとき、大学の図書館で立ち読みしていたけれど気付いたらそこの坐って(滅多に人が来ない)、じっと読み続けたあの時間を、明確に思い出す。 「私ね、素直じゃないから、喧嘩しても、自分から謝れないこともあると思うの。いっぱいあると思うの。だから、そういうときには、この香水をつけてく。この匂いを嗅いだら、今日のことを思い出して。思い出したら、私は胸の中で一生懸命に謝ってるんだと思って。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいって。」

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2009/10/07

恋愛には物語がある。初めて異性を意識しはじめたとき、そして別れを予感したとき…。さまざまな断片から生まれるストーリーを、現在もっとも注目を集める6人の男性作家たちが紡ぐ、書き下ろし恋愛アンソロジー。

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2011/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読始:2007,8,?? 読了:2007,8,18 ―透明ポーラーベア:石坂幸太郎 ―魔法のボタン:石田衣良 ―卒業写真:市川拓司 ―百瀬、こっちを向いて:中田永一 ―突き抜けろ:中村航 ―Sidewalk Talk:本多孝好 短編集で上記の作品が収録されている 個人的には「魔法のボタン」とSidewalk Talkがよかった。 魔法のボタンのような関係ってぃぃなぁ 全てではないにしろ、あぁゆう話しが気軽にできるような友達ってぃぃと思う Sidewalk Talkのラストもよかった 結局その後どうなったかたはわからないけど、そこがまたいいのかな ただこんな彼女って愛らしいと思った 人間いつでも素直になれるわけじゃない 女性ってこういうところでも(こうやって)男性を試してんのかなぁなんて考えてしまった ただ全ての作品が後味がいい さっぱりするっていうのかな 長編が苦手だけど恋愛系を読んでみたい人にはいいかもしれない

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2009/10/04

伊坂幸太郎の恋愛ものを描くとこうなるのかーと思いました。 伊坂さんらしい。中村さんの「百瀬こっち向いて」が良かったです。 市川さんは期待していただけにちょっと残念。 彼のいつもの文体じゃなかったし、らしくなかった。

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2009/10/04

『透明ポーラーベア』『百瀬、こっちを向いて』がよかった。 有名なことば。 「愛するとは、お互いに見つめ合うのではなくて、同じ方向を見つめることである」

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2009/10/07

名だたる著名人たちの恋愛短編集。 中田永一氏と中村航氏はこの本で初めて知った作家さんだったけど、 この二人の作品が特にすごく良かった!

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2009/10/04

人気男性作家による恋愛短編集。 ドロドロした恋愛ものはなく、さわやかな話が多かった。 特に伊坂幸太郎の作品は純粋な恋愛小説ではなく 姉の過去の恋人達と弟の微妙な関係を描いていて、 やっぱり視点がおもしろい人だな〜と思った。

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2009/10/04

有名な作家さん達の恋愛小説アンソロジー。恋愛小説が苦手な人も読めると思う。伊坂幸太郎の「透明ポーラーベアー」は意外な視点から恋愛をテーマに人を描いている。中村航は恋愛小説からちょっとはみ出している。中田永一は恋愛の枠の中でギョッとするミステリー感を盛り込んでいる。石田衣良の描く女...

有名な作家さん達の恋愛小説アンソロジー。恋愛小説が苦手な人も読めると思う。伊坂幸太郎の「透明ポーラーベアー」は意外な視点から恋愛をテーマに人を描いている。中村航は恋愛小説からちょっとはみ出している。中田永一は恋愛の枠の中でギョッとするミステリー感を盛り込んでいる。石田衣良の描く女性は品がなくて・・・。

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2009/10/04

恋愛アンソロジー。 伊坂作品が読みたくて購入したけど、他の作品もめちゃめちゃ良い。 どの作品も少しだけ心が痛くなって温かくなる、そんな懐かしいような寂しいような感覚が心地良いです。

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2009/10/04

伊坂幸太郎・石田衣良・市川拓司 中田永一・中村航・本多孝好の恋愛短編。 6人が6人ともお気に入りの作家さん♪ 表紙も凝っていて可愛かったので読みました。 爽やかでささやかな恋の話。

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