クリスマス・カロル の商品レビュー
人に対して冷たく、いじわるなスクルージおじさん。どこか自分とも重なる部分もあり、決して他人と思えなくて憎めない。クリスマスに読みたい美しくて不思議でぬくもりに包まれたプレゼントのようなお話。
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温かい風景描写と、スクルージに対する人々の感情描写が対比され、それぞれをより高く際立たせている。 ラストの落とし方自体は平凡で読み易くはあるものの、こちらまで笑顔になるような温かい描写が見事。
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私の「大好きな物語」の一つになりました。ラストシーンに心から感動。涙が出そうになりました。胸に溢れる温かい気持ち。 新潮文庫の古い装丁バージョン(水野信策氏によるもの)で読みました。これが、物語の時代の雰囲気に合っていていい。 訳は村岡花子氏。古い表現、それもいい! 全てが最...
私の「大好きな物語」の一つになりました。ラストシーンに心から感動。涙が出そうになりました。胸に溢れる温かい気持ち。 新潮文庫の古い装丁バージョン(水野信策氏によるもの)で読みました。これが、物語の時代の雰囲気に合っていていい。 訳は村岡花子氏。古い表現、それもいい! 全てが最高でした。クリスマスのシーズン以外にもまた読みたいですし、他の訳のものも読みたいです。
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知らぬ人はいない、と言うほど、ケチで人嫌いと有名の老人。 彼の元にクリスマスイブに訪れたのは、かつての相棒だった。 徳を積む、という事がない老人に、昔の友人が 本人という立派(?)な証拠付でこれからを考えさせるという ある意味ありがたいクリスマスプレゼントやも知れません。 過去、現在、未来と見せられた老人の変わりようと これからの選択と。 とはいえ、ここまで真逆に変わると 驚きを通り越して、どうした?! と 頬をつねりたい気分、でもあります。
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ディケンズのひとつぐらい読んでおかないと、 みたいな?(こらこら)これはどう評価すればよいのやら。 私のように心が汚れていると評価に困りますな。まあ短いのでさらっと読める。
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クリスマスの頃には毎年読み返したい小説。学生時代から何回も読み返してきました。人って子どもの時代の思い出をいとも簡単に忘れてしまって、世俗にまみれてしまいがちです。それが「現在」。本書は、そうした「現在」を重ねていくと、つらい「未来」が待っているぞと警告をしてくれます。そして、どんな人でも、「現在」を変えられるのだとスクルージが証明してくれます。
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大金を手に入れられない人が己の能力不足から目を逸らす為のストーリー。 と思う一方、やはり心の繋がりはとても暖かく、幸せの大部分を占めていると思う。大切にしたい。 スクルージの改心が早すぎて、幽霊3人の役割が少し薄く感じた。
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クリスマスってやっぱり特別な宗教行事なんですね。 日本でのクリスマス観との違いがはっきりと描かれていました。 スクルージさんはだんだんと態度が変わっていくのかと思いきや、一人目の幽霊に会っただけで完全に屈服してしまっているのがおもしろかったです。 「自分の気の持ちようで人生の善し...
クリスマスってやっぱり特別な宗教行事なんですね。 日本でのクリスマス観との違いがはっきりと描かれていました。 スクルージさんはだんだんと態度が変わっていくのかと思いきや、一人目の幽霊に会っただけで完全に屈服してしまっているのがおもしろかったです。 「自分の気の持ちようで人生の善し悪しは変わるんだよ」っていう道徳色の濃い作品でした。
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ディケンズの有名な作品のひとつです。 ディズニーも映画化したのでご存知の方も多いでしょう。 クリスマスの時期になるといつも読んでいます。道徳の本として大人も読むべき一冊です。 クリスマスの本当の意味とは? この本を読む前と読んだ後では、おそらく何かが変わっていると思います...
ディケンズの有名な作品のひとつです。 ディズニーも映画化したのでご存知の方も多いでしょう。 クリスマスの時期になるといつも読んでいます。道徳の本として大人も読むべき一冊です。 クリスマスの本当の意味とは? この本を読む前と読んだ後では、おそらく何かが変わっていると思います。
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文学というより道徳の本として、自らの生き方を省みるために大人が読むべき本。地獄絵図のような絵画でなく、文学こそ自身の今の生き方を振り返ることができる最良の教材であることを本書は教えてくれる。過去、現在、未来どこをとっても教訓に満ちている。
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