幸福な朝食 の商品レビュー

乃南アサ(著者)

2010/12/24

あ〜怖い怖い。
乃南アサさんは本当に、女の怨みつらみを上手にめちゃくちゃ恐ろしく描いている。

怖いけれど面白かったです。

2019/01/16

女優になれず人形使いになった女の人の話。とにかく主人公が不幸！誰にも必要とされてこなかったのかというのは最後で違うとわかったけれども、それにしても主人公かわいそうだなあというのが一番の感想。人形にどんどんよりどころを求めていっていたのは怖かったけど、最後らへんはもうなんかわけわかんない感じで本人も完全に自分を見失ってたよなあって思った。乃南アサの本は初めて読んだけど、まあ読みやすいと思う。

2011/04/08

ミステリアスでよくできた作品だなあと思う。
人形が恐怖感を募らせる小道具になっていて、人物描写や仕掛けも巧く組み合わされている。

2010/09/23

内容（「BOOK」データベースより）
どうして大きくならないの?なぜ返事をしないの―。マリオネットの手足がてんでに宙を舞う。狂気が胎児のように、着実に育ってゆく。友人の死にまつわる赤い記憶も、しだいに形をとりはじめ、そして―第1回日本推理サスペンス大賞優秀作受賞。

2010/07/05

前半はなにごともなく、だが、読み進めるうちに主人公が
崩壊していく様が、あまりにも狂気に満ちており圧倒された。
この本を読んでから、思わず、及南アサの本を何冊も読んだが
これほどの作品はなかったと思う（私の個人的見解だが..）

2010/04/26

華やかな女優の世界を夢みて上京した少女が30歳を過ぎて身を置く場所は地味な人形使いの世界。
孤独な生活の中で少しづつ彼女に迫る狂気の世界。
人が壊れていく様子は怖いです。
作者のデビュー作です。

2010/02/15

う～ん。。
同じ女性として、いまいち共感できるところがなかったなぁ。

まぁ、でも、一人ではなく誰かと朝食を食べるのが幸福だと思うことには共感！

2010/02/09

主人公に共感できる部分が一つもない小説というのは、読んでてしんどい。
なんか・・・ほんとに何ひとつ共感できなかった。
主人公の心が壊れるのも、すべて自業自得だし。

2009/12/16

ドロドロとした文章が延々と、行きつ戻りつします。
結局何が言いたかったのか、わかりません。
途中で止めよう、と何度か思いましたが、何かあるのか、とつい読んでしまった。
あまり後味の良くないストーリーでした。

2009/10/07

女優を目指して上京した少女は、運命の悪戯に全ての夢を打ち砕かれ、孤独の内に歳月を過ごしてきた。だが、その男との出会いを堺に、心の底に凍てついた狂気がゆっくりと溶けはじめる。・・・なぜ忘れていたのだろう。あの夏から、私は妊娠しているのだ。そう、何年も、何年も、この子は、待っていてくれたのよ・・・。