モンテロッソのピンクの壁 の商品レビュー
カラフルでキレイな世…
カラフルでキレイな世界です。いつもの江国さんのような恋愛小説ではありませんが、これはこれで楽しめました。
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絵本のようにかわいら…
絵本のようにかわいらしく素敵な一冊。見ているだけでも癒される。本棚においていて、ときどき眺めたくなるような本ですよ。
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江国さんのこざっぱり…
江国さんのこざっぱりとした文章が素敵。絵もぱきっとしていいです。
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ンテロッソへ モンテロッソへ モンテロッソへ行かなくちゃ。 ナンセンスだとわかっていても、行きたい場所がある 理由なんかなくったって、行きたい場所がある そのために犠牲にするものがあったとしても行きたい場所がある ちょっとやそっとじゃへこたれず、行きたい場所へ。 ちょっと勇気...
ンテロッソへ モンテロッソへ モンテロッソへ行かなくちゃ。 ナンセンスだとわかっていても、行きたい場所がある 理由なんかなくったって、行きたい場所がある そのために犠牲にするものがあったとしても行きたい場所がある ちょっとやそっとじゃへこたれず、行きたい場所へ。 ちょっと勇気をもらえる1さつ。
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何度も夢に出てくる場所、モンテロッソを目指す、猫のハスカップの旅路を描いた物語です。 色彩豊かな荒井良二さんの絵が素敵ですね。 特にピンク色の使い方が印象的。 物語のイメージが、更に広がるような気がします。 ゆったりと絵を眺めながら文章を読んで、静かに読後の余韻に浸りたくなる...
何度も夢に出てくる場所、モンテロッソを目指す、猫のハスカップの旅路を描いた物語です。 色彩豊かな荒井良二さんの絵が素敵ですね。 特にピンク色の使い方が印象的。 物語のイメージが、更に広がるような気がします。 ゆったりと絵を眺めながら文章を読んで、静かに読後の余韻に浸りたくなる、そんな絵本でした。
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江國さんの絵本。 とにかくモンテロッソに行かなくちゃという猫の話。 イラストの世界観や、色の使い方がとても綺麗で、猫がずーっと追っているピンクの壁の色がなんとも優しい。 様ざわな考え方と合わせるといろんな読み方ができる、温かい絵本だった。
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大人の絵本って感じかな。 カラフルで素敵なイラストだったけど、本が小さくて素晴らしさが半減?!文庫サイズで読めたらよかったかな〜?!
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モンテロッソへ モンテロッソへ モンテロッソへ いかなくちゃ。 猫のハスカップは、そう決意しました。 なぜなら、いつもこの場所が夢に出てくるから。 「江國香織童話集」では、15ページ程のお話。 絵本にもなっていたので読みたくなりました。 絵本だから大型本と思いき...
モンテロッソへ モンテロッソへ モンテロッソへ いかなくちゃ。 猫のハスカップは、そう決意しました。 なぜなら、いつもこの場所が夢に出てくるから。 「江國香織童話集」では、15ページ程のお話。 絵本にもなっていたので読みたくなりました。 絵本だから大型本と思いきや、何と文庫本です。珍しい。 ページは振っていないけど100ページ弱です。 やっぱり絵が沢山あると物語にスッと入っていけていい。 イメージも膨らむし。 実際にある場所なのか気になって調べてみたら、 モンテロッソはイタリアの町でした。 絵本に描かれているとおりのピンクの壁もありました。
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昨日の夜、また、ブックオ○に行く夢を見てしまった…。 そこは大きなビルの中ほどの階をふたつ使い、どこのブックオ○もそうなように、たくさんの本やDVDが整理されて置いてある。 誰かに読まれるのを待っている本たち。 選ぶ幸せを感じつつ、目が覚めた。 夢うつつで幸福の余韻に浸っている...
昨日の夜、また、ブックオ○に行く夢を見てしまった…。 そこは大きなビルの中ほどの階をふたつ使い、どこのブックオ○もそうなように、たくさんの本やDVDが整理されて置いてある。 誰かに読まれるのを待っている本たち。 選ぶ幸せを感じつつ、目が覚めた。 夢うつつで幸福の余韻に浸っていると、ハタと気づく。 ――あんなブックオ○、行ったこと無い―― 夢でしか行けないブックオ○。 あるいは、日本のどこかに、私を待っている、夢で見るブックオ○が存在しているのかもしれない―――。 さて、(長いフリだな!) こちらの文庫絵本の主人公はハスカップという猫。 彼女も夢に見るものがある。 それはきれいなピンクの壁。 ―――ああ、いかなくちゃ。 彼女は目が覚める度、そう思う。 ある日、夢の中で、通りがかりの男の人に聞いてみた。 「ねえ、ここは一体どこなの?」 「ここはモンテロッソさ、お嬢さん。」 ―――ハスカップは、現実で、モンテロッソのピンクの壁を目指し、旅に出るのだった。 ここからは、ロードムービー的な展開が繰り広げられる。 何があっても、迷いながらも、気品と誇りを持って対処し、目指すべきところに進むハスカップが眩しい。 荒井良二さんの絵は、私の中の野生とか子供の部分がザワザワする。 ハッキリした色と、滲んだ色使いを描き分け、滲んだ色使いは、憂いとか哀しみを感じさせる。 江國さんの文章は、お洒落で厳しくて、ユーモアたっぷり。 「うしろもふりかえらず、軽やかに。 私はモンテロッソにいかなくちゃ。何かを手に入れるためには何かをあきらめなくちゃいけないってことくらい、私はよく知っている。」 巻末に金原ひとみさんのエッセイがある。
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ハスカップ。モンテロッソ。ピンクの壁。江國さんの世界が荒井良二さんの絵で広がる。夢のように甘くて苦い。行かなくちゃいけない場所がある。行かなくちゃいけない時がある。
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