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密謀(上) の商品レビュー

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44件のお客様レビュー

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兄弟のような景勝と兼…

兄弟のような景勝と兼続の主従が、謙信以来の上杉の生き方を貫いていく姿は素敵でした。与板の草の者や静四郎にも注目です。

文庫OFF

上杉景勝、直江兼続の…

上杉景勝、直江兼続の主従が挑む関ヶ原。草の者たちも活躍します。

文庫OFF

2023/06/07

面白いです。時は織田信長から秀吉没までを上は書いています。上杉景勝と家臣で執政の直江兼続の視線で物語は進みます。草の人々の人生も絡み、市井と政治が物語として調和してます。

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2022/08/27

今年の大河ドラマで主役となっている直江兼続が主役です。 
が、しかし天地人ほど兼続の周囲だけをクローズアップして書いているわけではなく、むしろ準主役扱い。 
兼続配下の忍こそ、激動の時代を支えた主役であった、ということになっています。 

秀吉、家康、そして上杉景勝が人の心を読み...

今年の大河ドラマで主役となっている直江兼続が主役です。 
が、しかし天地人ほど兼続の周囲だけをクローズアップして書いているわけではなく、むしろ準主役扱い。 
兼続配下の忍こそ、激動の時代を支えた主役であった、ということになっています。 

秀吉、家康、そして上杉景勝が人の心を読みきって乱世を治めるために様々な謀略をめぐらせます

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2021/08/01

とっても面白かった。歴史が好きなので楽しめた。物語として書いてあるので割とスラスラ入ってきた。有名な話を読めて良かったなと思う。歴史はいろいろな目線で見ることができて本当に面白い。

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2021/03/02

直江兼続を中心に、関ヶ原の戦い前後を描いた物語です。 上杉景勝、豊臣秀吉、石田三成、徳川家康など、名だたる武将が登場します。 歴史そのものは好きですが、戦国無双で遊んだ程度の知識しかないので、武将の名前を覚えられず、時々ページを行ったり来たりしましたが、とても読み応えがありまし...

直江兼続を中心に、関ヶ原の戦い前後を描いた物語です。 上杉景勝、豊臣秀吉、石田三成、徳川家康など、名だたる武将が登場します。 歴史そのものは好きですが、戦国無双で遊んだ程度の知識しかないので、武将の名前を覚えられず、時々ページを行ったり来たりしましたが、とても読み応えがありました。 藤沢周平作品は大好きです。 登場人物が多くても、作者オリジナルの人物まできちんと描き切られていて、読んでいると仕草や表情まで目に浮かぶようです。 忍びの技などは、作品が書かれた当時のことを考えると、衝撃的な程鮮やかな表現だったんだろうなぁと思います。

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2021/02/13

戦国時代が終焉に向かい江戸時代を迎えようとする頃の各大名が生き残りを目指すたえめには力だけではない頭脳戦といっていい身の処し方が重要となるのだろうが、その為にはトップを支える優秀な参謀が必要になってくる。 本作品の直江兼続は時として藩主上杉景勝を上回る能力があるのではないかと感じ...

戦国時代が終焉に向かい江戸時代を迎えようとする頃の各大名が生き残りを目指すたえめには力だけではない頭脳戦といっていい身の処し方が重要となるのだろうが、その為にはトップを支える優秀な参謀が必要になってくる。 本作品の直江兼続は時として藩主上杉景勝を上回る能力があるのではないかと感じてしまう。兼続が藩主でもおかしくないのではないか、などと思ってしまうが。 トップとして君臨するものと、参謀の違いは何なのだろう。 優秀な参謀としての資質とトップとしての資質は? それらは全く異なるものであって両社がうまくかみ合ったときに組織は強大になるのではないだろうか。 もしも参謀たる者が自分に備わった資質がトップに君臨する者が持つべき資質と同質のものだと思い込んでしまうと、組織内下剋上が起き、仮にクーデターが成功しても組織は崩壊していくのか? 多くの大名の名前が出てきてしかも同一人物が異なる名前や官位で表現されたりするのでこの時代の人物に慣れていないから煩雑で読むのが疲れる。

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2017/07/10

石田三成の描写に共感と自戒の念を覚える。 「ある種のことに対する無関心は、すべて別のこと、つまり政治に対する強烈な関心に振り向けられている。」 「世の動き、人の心が見えすぎることじゃ。(中略)しかるに、回りはそうでもない。おそらく貴公の半ばほどにしか物が見えぬ。わしならそれが世...

石田三成の描写に共感と自戒の念を覚える。 「ある種のことに対する無関心は、すべて別のこと、つまり政治に対する強烈な関心に振り向けられている。」 「世の動き、人の心が見えすぎることじゃ。(中略)しかるに、回りはそうでもない。おそらく貴公の半ばほどにしか物が見えぬ。わしならそれが世の真実とも思うことができるが、貴公にはそれができぬ。鈍な回りに腹立つ。」

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2017/05/03

上杉景勝とその参謀直江景勝の物語。秀吉から家康への動乱期を背景に家の存続に腐心する様子が興味深い。上杉謙信は天下取りを思わず、義に厚い人だったらしい。今度読んでみたい。2017.5.3

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2016/11/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

上杉景勝と直江兼続の主従を描く. 秀吉の人物描写に「なるほど」と思われるものがあり,また,秀吉の上杉重用の理由も,腑に落ちるものである. 上巻は秀吉が死ぬ直後まで.

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